Corsair，ワイヤレス＆ワイヤード両対応マウス「DARK CORE RGB PRO」を発表。低遅延ワイヤレス技術と新型センサーを採用

　米国時間2020年4月7日，Corsairは，ゲーマー向け製品ブランド「Corsair Gaming」から，ワイヤレス＆ワイヤード両対応の新型ゲーマー向けマウス「DARK CORE RGB PRO」シリーズを世界市場向けに発売した。本稿執筆時点で，このほかの詳細なスペックや価格および，国内における発売時期や価格などは明らかになっていない。

DARK CORE RGB PRO

　DARK CORE RGB PROシリーズは，2.4GHz帯を使う独自方式のワイヤレス接続およびBluetooth接続と，USBケーブルによるワイヤード接続に対応するマウスだ。ラインナップは，ベースモデルとなる「DARK CORE RGB PRO」と，ワイヤレス充電規格「Qi」に対応する上位モデル「DARK CORE RGB PRO SE」の2製品である。

DARK CORE RGB PRO SEは，Qiに対応しており，Qi充電機能付きのマウスパッドによる充電が可能だ

　いずれも既存製品である「DARK CORE RGB」の強化版といった製品だ。主な違いは，2.4GHz帯を利用したワイヤレス接続において，従来の方式よりも低遅延かつ通信が途切れにくいという特徴を備えた独自技術「Slipstream Wireless Technology」に対応する点にある。
　加えて，搭載センサーをPixArt Imaging製光学式センサーの上位モデルである「PAW3392」に変更したのも見どころと言えよう。センサーの詳細な仕様は非公開だが，トラッキング解像度が最大18000DPIで，レポートレートが2000Hzというスペックを備えるとのことだ。

　筐体の形状は，DARK CORE RGBと比べて大きな変更はないようで，右側面のパーツを，スカート付きとスカートなしで交換可能な点も変わっていない。

右側面のパーツはスカートなし（左）とスカート付き（右）で交換可能だ

　一方で，DARK CORE RGB PROでは，左側面のスナイパーボタンが省かれ，2つのサイドボタンのみになるなど，ボタンレイアウトが異なっている。

左側面は，サイドボタンが2つのみとなっている

Corsair公式Webサイト