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[TGS 2010]各種オンラインFPSの有名プレイヤーが7タイトルで激突! WebMoney主催「FPS甲子園」観戦レポート
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印刷2010/09/19 22:02

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[TGS 2010]各種オンラインFPSの有名プレイヤーが7タイトルで激突! WebMoney主催「FPS甲子園」観戦レポート

 東京ゲームショウ2010の3日目となる9月18日,WebMoneyブースのイベントステージで「FPS甲子園」というゲーム大会が開かれたので,その模様をお伝えしたいと思う。

会場となったWebMoneyブースのイベントステージ
WebMoney
 最初に「FPS甲子園とは何か」を説明しておくと,これは,日本で運営されているオンライン専用FPSのパブリッシャが,自社タイトルのユーザーから精鋭を選りすぐり対決してもらおうというものだ。具体的には,下記のとおりのタイトル(=パブリッシャ)&チームが参加している。
 各タイトルの評価は置いておくとして,現在日本でサービスされている有名なものが並んでいると述べていいだろう。パブリッシャ同士のプライドを賭けた“代理戦争”的な背景までも想像したくなってくるほどだ。

  • Another Day(JC Global)
    チーム名:Another Day代表選抜チーム
  • Alliance of Valiant Arms(ゲームオン)
    チーム名:TEAM アヴァレンジャイ
  • WarRock(NECビッグローブ)
    チーム名:特攻やろうWarrockチーム
  • クロスファイア(アラリオ)
    チーム名:Vault
  • サドンアタック(ゲームヤロウ)
    チーム名:NabDLots*of*love(※2チーム参加)
  • STING(WeMade Online)
    チーム名:STING☆チーム
  • SPECIAL FORCE(NHN Japan)
    チーム名:彼女募集中

WebMoney
優勝賞品はWebMoney 20万ポイント
WebMoney
サドンアタック代表であり公認インストラクター,NabDのKeNNy選手による選手宣誓
 今回は異なるゲームのプレイヤー同士で対戦することになるため,「採用タイトルは1種類に絞られたりせず,試合ごとにクジで決める」というレギュレーションが採用された。どんなプレイヤーであろうとタイトルごとに得手不得手があるので,運の要素がやや強くなるルールだが,1タイトルに絞ったら,それこそそのタイトルをメインに活動しているチームが有利になってしまうので,妥当な落としどころとはいえるかもしれない(※あえて「Counter-Strike 1.6」などといった選択肢もあるだろうが,イベントの趣旨上,いわゆるマルチプレイタイトルは難しいのだろう)。

 STINGのプロデューサーであり,かつてCounter-Stike 1.6で日本代表プレイヤーにもなったことのあるHac氏が実況を務めるなか,対戦の組み合わせが発表された。1回戦の組み合わせと採用タイトルは次のとおりだ。

■1回戦(カッコ内は順に採用タイトル,ゲームモード,マップ名,勝利条件,時間制限。時間制限が不明の場合は“−”と表記,以下同)

第1試合
  • Another Day代表選抜チーム VS. Vault
    (SPECIAL FORCE,爆破モード,ミサイル,5ラウンド先取,−)
第2試合
  • NabD VS. STING☆チーム
    (クロスファイア,チームデスマッチ,トランスポートシップ,100kill先取,−)
第3試合
  • TEAM アヴァレンジャイ VS. Lots*of*love
    (STING,チームデスマッチ,城壁,50kill先取,5分)
第4試合
  • 特攻やろうWarrockチーム VS. 彼女募集中
    (サドンアタック,チームデスマッチ,ウェアハウス,100kill先取。10分)

実況と解説を担当するSTINGプロデューサーのHac氏
WebMoney
今回用意されていたデバイスは,RazerやDHARMAPOINTといった協賛ブランドの製品。席によって異なる製品が置かれており,チームによっては,デバイスとの相性を考え,1回戦と2回戦でメンバーの座る席を変えるといった順応性を見せるところもあった
WebMoney
ちなみにPCは協賛しているドスパラの「Prime Galleria」で統一されていた
 今回はイベント進行スケジュールの都合上,選手個人のアカウントではなく,パブリッシャが用意した共用アカウントが用いられた。そのため,「誰が誰を倒した」などといった情報が,Hac氏の説明なしでは分からなくなってしまった。また,普段使い慣れたゲームデバイスを持ち込んで使おうとした選手も複数いたのだが,彼らに聞いてみると,PCに備え付けられたデバイスを使うよう指示されたとのことだった。

 観戦する側としては,誰が活躍しているのかが一目で分からないと盛り上がりにくく,かつ,使い慣れたデバイスを使えないことで選手が本来のパフォーマンスを発揮できない可能性があるのも残念だった。次回は,そのあたりに融通を利かせてほしいところだ。
 ……試合中は少なく見積もっても100人以上の観客がブースに溢れかえるという盛況ぶりだったので,これ以上盛り上がられてもいろいろ困る,というのはあるかもしれないが。

 ちなみに,トーナメントは一般プレイヤーも遊んでいるオンラインサーバー上で行われ,Ustreamを使った中継も行われたのだが,中継でルームパスワードを知ったプレイヤーが部屋に乱入したり,大会用ルーム名に含まれる「TGS」をもじった(?)「TDN」「TBS」「DQN」という部屋が続々と作られたりといったハプニングもあり,苦労して大会を運営しているブースの方々には申し訳ないが,正直,笑ってしまった。


AD代表チームとVaultの戦いが熱かった1回戦

結果はおおむね順当


WebMoney
 さて,1回戦最大の見どころは,SPECIAL FORCEで行われた第1試合,Another Day(以下,AD)代表選抜チーム VS. Vaultである。
 AD代表選抜チームは,本作のプロデューサーであり,選手兼監督でもある富永氏を中心に,Another Day内で選抜された選手の集まりだ。VaultやNabDとは異なり,そのタイトルで日本一のクランがそのまま出てきているわけではない。そのため,大差で惨敗してしまうのではないかと心配していたのだが,結果からいうとそれは杞憂だった。

特攻やろうWarrockチーム VS. 彼女募集中
WebMoney
 爆破モードのミサイルというマップで5ラウンド先取という条件で行われた本試合では,マップの中央部が激戦区に。青チームのVaultがまず1本先取するも,続くラウンドでは,爆弾を設置し,さらに3対1という有利な状況を作ったAD代表チームが勝利。その後も一進一退の攻防が続いたが,最終的には3対2という僅差で,AD代表チームが第1試合を突破したのである。

 一方,STINGを用いて行われた第3試合では,Alliance of Valiant Arms(以下,AVA)代表のTEAM アヴァレンジャイと,男性がプレイヤー人口のほとんどを占めるFPSジャンルでは珍しい,女性だけのクランであるLots*of*loveの対戦が見られたのだが,敵が目の前にいたのに気づかずスルーしてしまい,後ろから撃たれるといったシーンも見られた。両チームともSTINGでのプレイ経験があまりなかったようで,複数タイトルで戦うトーナメントの難しさも垣間見えたといえるだろう。

TEAM アヴァレンジャイ VS. Lots*of*love。こういう場に女性クランが出てくるようになったというのが1つのニュースかもしれない
WebMoney

 なお,1回戦を勝ち上がったのは,前述のAD代表選抜チームと,TEAM アヴァレンジャイのほかは,NabDと彼女募集中。使用タイトルがクジ任せという,運の絡むイベントにしては,比較的順当な結果になった印象だ。


準決勝ではSA日本一のNabDが敗退!

波乱含みの展開に


 しかし,続く準決勝では,運絡みがゆえの“事件”が起きた。まず,対戦の組み合わせを下に示したい。

■準決勝

第1試合
  • Another Day代表選抜チーム VS. NabD
    (WarRock,ミッションモード(爆破),Marien,7本先取,−)
第2試合
  • TEAM アヴァレンジャイ VS. 彼女募集中
    (Another Day,チームデスマッチ,Knocking Down,120kill先取,10分)

WarRockが選択されたことに沸くAD代表選抜チーム
 AD代表選抜チームとNabDが戦う第1試合。使用タイトルがWarRockに決まった瞬間,前者から歓声が上がった。なんと,メンバーのStanSmith選手が,過去にWarRockの大会で優勝経験を持つという,十分な経験を積んでいたのだ。そのほかにもWarRockのプレイ経験があるメンバーがいたようである。

 そして試合が始まってみると,StanSmith選手がWarRockの特徴的なアクションであるローリングとダッシュの組み合わせを上手く使って立ち回り,「曲がり角で会敵したとき,相手が壁を回りこむように接近してきたところを,ローリングで交差するように背後を取って撃退」「背後からの華麗なナイフキル」といった具合に暴れ回る。とにかく,ゲームを知り尽くしているというのが伝わってくるプレイだ。
 WarRockを得意とするメンバーが複数いた相手に1ラウンド取ったNabDもさすがといったところではあるが,終わってみればスコアは6対1。AD代表選抜チームの圧勝という波乱になった。

WebMoney WebMoney
ゲーム開始の時点で早くも「gg」やら「お疲れ様」といった発言が飛び交うチャット
WebMoney
WarRockの大会で優勝経験を持つ,AD代表選抜チームのStanSmith選手。名前のとおり,adidasのStanSmithを履いていた

 第2試合はTEAM アヴァレンジャイ VS. 彼女募集中。TEAM アヴァレンジャイには,配信プレイで有名なうたたね選手を含む,AVAのトッププレイヤー達が集結する一方,彼女募集中はSPECIAL FORCEの世界大会で準優勝経験のあるメンバーがおり,カードとしてはかなり面白そうだ。

 クジで決まったタイトルはAnother Day。先月正式サービスが始まったばかりの作品だけに,今回採用されるタイトルのなかでは最も経験者が少ないだろう。かつ,本作には前進キー2回押しで使える「ブースター」や味方の体力を回復する銃,スナイパーのクローキング機能など,知っていると有利になるシステムが多く,独自色が強い。その分,ゲーム内容を知っているプレイヤーの数が勝敗を決しそうな気配である。

 そんなAnother Dayによる対決は,予想どおりというかなんというか,拮抗した展開に。終了直前までどちらが勝つかまったく分からないほどの熱い試合となった。
 中盤,70〜80ポイント台までは数点差で彼女募集中がリードを守っていたものの,ポイントが90点に近づいたあたりでTEAM アヴァレンジャイが逆転。その後も彼女募集中が追いすがったが,最終敵にはリードを守りきったTEAM アヴァレンジャイが勝利を収めている。


優勝はAnother Day代表選抜チームに決定!

……そこでサプライズが


 決勝進出チームが決定したところで,3位決定戦が行われた。
 使用タイトルはAVAだが,ここでゲームオンからの希望により,最近のアップデートで実装された「傭兵モード」を使用することになった。

■3位決定戦

  • 彼女募集中 VS. NabD
    (Alliance of Valiant Arms,傭兵モード,Code Case,150ポイント先取,−)

3位の彼女募集中
 傭兵モードとは,従来の殲滅戦(=チームデスマッチ)と基本的に同じで,相手を倒せば1ポイント,倒した相手の落とすドッグタグを3つ集めると3ポイントがチームに与えられ,規定のポイントを集めれば勝利というものなのだが,最大の違いとして人間同士の戦いにBOTが混ざる点がある。
 BOTの能力がよほど“チーティッシュ”でない限り,相手プレイヤーを避けながらいかにBOTを狩るかが勝負の分かれ目になってしまうので,大会ルールとしてはいただけないと思うのだが,もともとが運要素の強いレギュレーションなので,いろいろやってお祭り感を出したいということなのだろう。

 マップは,巨大な冷凍庫が舞台の「Cold Case」。試合が始まると最初はどちらも譲らず同じペースで得点を重ねていったが,中盤から,彼女募集中のメンバーが次第にBOTを重点的に狙う方針に転換し,マルチキルの割合が上昇。だんだんとNabD相手に点差を付け,結果,150対116という点差で3位の座をもぎ取っている。

 そして決勝戦。AD代表選抜チームとTEAM アヴァレンジャイによる頂上決戦で採用されたのは,おそらくこの場にいるメンバーの多くがなじみ深いと思われる「サドンアタック」に決まり,ここでも1回戦からルールが若干変更。チームデスマッチ10分制限,80kill先取制となっている。

■決勝戦

  • Another Day代表選抜チーム VS. TEAM アヴァレンジャイ
    (サドンアタック,チームデスマッチ,ウェアハウス,80kill先取,10分)

決勝戦の模様
WebMoney
 試合は,1〜2点の点差で進み,やや開くとすぐに追いつくという,決勝にふさわしい展開で幕を開けたが,2分半程度経過したあたりから,AD代表選抜チームの勢いが増してきた。とくに目立っていたのはAwk選手で,個人スコアで他を圧倒する大活躍。最終的には1人で30点以上を叩き出すという手の付けられなさである。

 そして,最終のチームスコアは80対67。“Awk無双”がAD代表選抜チームを牽引し,優勝という結果に導いた印象だった。

突如としてステージ裏から現れたプロゲーマー集団WeMade FOX
WebMoney
 以上をもって順位が確定し,表彰式か……と思ったところで,司会から重大発表が。なんと,韓国から来日中のCounter-Strikeプロクラン「WeMade FOX」のメンバーが突如として現れ,優勝したAD代表選抜チームとエキシビションマッチを行うというのだ。
 さらに,採用タイトルはWeMade FOXのスポンサーであるWeMade Onlineが国内サービス予定の「QuakeWarsOnline」。PC向けにリリースされているマルチプレイFPS「Enemy Territory: Quake Wars」をオンライン専用にしたものだが,国内サービスされていないタイトルということもあって,使われたのも韓国語版クライアントという衝撃だ。「未プレイかつ文字が読めないタイトルでプロチームと対戦してくれ」というオーダーはさすがに寝耳に水だったようで,操作方法の資料を渡されて頭を抱え込むメンバーも。

優勝した直後にプロゲーマーとのエキシビションが発表され,動揺するAD代表選抜チームのメンバー
WebMoney
 残念ながら,筆者はここで次の取材へ行く時間になってしまったため,エキシビションの成り行きを見届けることはできなかった。だが,観戦していた知人によると,当然のようにWeMade FOXが危なげなく勝利したとのことだった。うん,そりゃそうですよね。


 ……プレイヤーの実力を100%発揮してもらうというよりは,運要素を絡めての一大祭り的なイベントだったFPS甲子園。本文中でも指摘したとおり,運営側の準備や,そもそもの運営方針に疑問も少なからずあったが,観客の動員やUstreamの閲覧数からすると,「特定タイトルに偏らず,国内FPSの世界全体を盛り上げる」という意味では成功といえるのではないだろうか。
 試みとしては面白かったので,問題点を改善しつつ,ぜひ今後も続けていってほしいと思う。

FPS甲子園 公式サイト

  • 関連タイトル:

    WebMoney

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    Another Day

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    Alliance of Valiant Arms

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    WarRock

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    クロスファイア

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