「League of Legends」のRiot Gamesが，日本市場を担当するパブリッシングマネージャーを募集中

　オンラインストラテジー，「League of Legends」をサービス中のRiot Gamesが，日本市場を担当するパブリッシングマネージャーを募集中だ。
　同社の公式サイトの募集要項によると，求められるパブリッシングマネージャーは，Riot Gamesのジャパンチームおよび本社と緊密に連絡しながら，日本人プレイヤーに対して素晴らしいゲーム体験を提供できるように，適切な戦略的判断を下していける人材だという。豊富な経験や判断能力などが問われているが，何より重要なのは，日本と日本人ゲーマーに対する深い理解を持ち，日本語にも堪能であることだ。

Publishing Manager (Japanese Market)

「League of Legends」公式サイト

　基本料金無料でアイテム課金制のLeague of Legendsは，2012年6月の段階で，3200万人以上のアクティブプレイヤーを持ち，毎日1200万人がプレイしているという人気ゲーム。同時接続者数は約300万人で，毎月のトータルプレイ時間が10億時間を超えるという人気タイトルだ。ジャンルは異なるが，「World of Warcraft」を抜き，現在世界で最も遊ばれているオンラインゲームだという報道もある。

　ゲームはいわゆる「DotA」系で，プレイヤーはChampionと呼ばれるヒーローキャラクターを操作し，仲間と共に敵陣地の目標を破壊していくというもの。同じジャンルの作品は多いが，ゲームバランスやサービスの良さなどからジャンルを代表するタイトルの一つになっており，さまざまな大会が開かれ，プロチームなども存在する。日本人プレイヤー数も少なくない。

　ただ，勤務地はRiot Gamesのあるカリフォルニア州サンタモニカとなっており，日本でのサービスがすぐに始まるという話ではないようだ。とはいえ，日本人プレイヤーの生の声を聞くため，スタッフが来日するなど（関連記事），日本展開にはかなり積極的に見える同社。意外に早く何かが起きる可能性もある。League of Legendsが好きで，英語は母国語並み，データ分析の経験も豊富で，なんだったらMBAも持っているという人（あまり多くはなさそうな気もするが）は，ぜひ募集要項をチェックしてほしい。