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「DQIX」ゲストキャラ“ハッサン”の先行配信も行われた,「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII」第2回代表勇者決定戦 関東甲信越地区大会1の模様をレポート
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印刷2009/11/10 20:28

イベント

「DQIX」ゲストキャラ“ハッサン”の先行配信も行われた,「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII」第2回代表勇者決定戦 関東甲信越地区大会1の模様をレポート

 2009年11月7日(土),埼玉県川口市のイオンモール川口キャラ 1Fサウスコート特設会場/神奈川県大和市のイオンモール大和ライトコートでそれぞれ,「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII」第2回代表勇者決定戦が行われた。
 これは,10月31日の東海北陸地区/近畿地区大会を皮切りに,全国を縦断しながら開催されている代表勇者決定戦の関東甲信越地区大会で,本地区のみが2か所での大会開催となっている。

ドラゴンクエストIX 星空の守り人
 大会会場内では東京ゲームショウ時にも配信されていた「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」配信データ「ハッサン」と,モンスターバトルロードIIの公式サポーター「勇者カイト」が配られることもあり,データ入手とすれちがい通信人数稼ぎを密かにたくらむ欲深な4Gamerは,ちゃっかり会場の取材を試みた。すれちがいDLデータは,代表勇者決定戦各会場での先行配信ということなので,今後も入手チャンスは訪れるはず。今回,会場に行けなかった人も,あまりがっかりせずに,次の配信チャンスを待っていてほしい。そんなわけで,ここでは,埼玉県川口市で行われた「関東甲信越地区大会1」の模様をお伝えしよう。

 会場となった,イオンモール川口キャラは,JR京浜東北線蕨駅からバスで10分前後のロケーション。自動車での移動を前提とすれば,何の問題もないが,決して交通の便のいい場所というわけではない。にもかかわらず,エントリー受付開始前から長蛇の列ができ,変わらぬ「ドラクエ」人気を示していた。
 対戦は午前,午後にそれぞれ,「小学生大会」「親子ペア大会」が開催される段取り。ただし,エントリーした参加希望者から抽選で選ばれるのは,小学生大会で32名,親子ペア大会で16組32名と,それなりに狭き門となっている。代表勇者にまず必要なのは“運”なのだ。

 公式発表での,小学生大会へのエントリー人数は321名。今回の代表勇者決定戦から義務付けられた「身分を証明するもの」を持参しておらず,抽選は通ったもののエントリーの規約に引っかかってしまった参加者が1名いたが(ひとりで遊びに来ていたらしい。お父さん,お母さん……),ほかは問題になるようなこともなく,対戦はスムーズにおこなわれていった。

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 執筆途中でふと我に返ったのだが,「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII」は,いわゆるアーケードゲームである。部屋にはPS3とXbox 360とWiiを飼ってます,というゲーム通のお兄さんも,ここまで読んで「なにそのドラクエ?」と引っかかっているかもしれないので,簡単に説明しておこう。
 本作を始めるには,モンスターのカード,装備品のカードが必要になる(ないものはゲーム中でモリーがレンタルしてくれる)。さらに,メモリーカードの「冒険の書」があれば,主人公となる自分のデータ・戦歴などを保存でき,装備する武器によって戦士/魔法使い/武闘家/僧侶の基本職を持った主人公でプレイできるほか,戦士/武闘家の上級職としてバトルマスターでのプレイも可能。主人公+モンスター2体がチームを組んで戦うのが基本だが,主人公を入れずにモンスター3体での対戦も可能。この場合はプレイヤーの職業は魔物使いとなる。ちなみに魔物使いの上級職として,モンスターマスターが存在する。
 ものすごく簡略に書いた割には分かりにくいが,ドラクエに登場するモンスターや武器・防具が描かれたカードがあって,裏についているカラーコードをスキャンすることで,その武器・防具を装備したプレイヤーキャラが登場,同様にモンスターカードをスキャンすることで登場するモンスターとともに,相手チーム(もしくは大魔王など)と戦えるアーケードゲームが「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII 」だ。最初からそう書けばよかったかもしれないが。

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 小学生大会の決勝戦は魔法使い同士の対戦で,デッキは順に

・マグマの杖(魔法使い)/しのびのふく/メタルキングのたて+ゴースト/ピクシー
・マジカルメイス(魔法使い)/しのびのふく/メタルキングのたて+ゴースト/ピクシー

 という形で,ほぼ同様の構成になっていた。ざっとデッキの特徴をまとめると,ミニモンスター+魔法使いで回避率が高い,バランスの良い万能チームだ。
 正直,きちんと対戦者の名前やチーム名でこの決勝戦を報告したいのは山々なのだが,どっちのゴーストが動いてどっちのピクシーが避けたのかが途中でこんがらがってしまったため,正確な対戦経過は割愛したい。たぶんマジカルメイスのほうが勝った気がするが,今回の対戦の詳細はDQMBIIの公式ホームページにも掲載されるはずなので,そちらに詳細が載ることを期待しよう。

 記事執筆の上で割と致命的な書き逃しをしていることは忘れていただいて,午後は親子ペア大会の開催だ。こちらへのエントリーは243組486名(のはずだが,会場内で番号を呼ばれ続けていた2組が気になる)で,さすがに若干遅れてのスタートとなった。
 しばらくプレス腕章をはずして一般の観客に混ざって見ていたのだが,会場に背を向け,黙々とトーナメント表に抽選を突破した参加者の名前を書き,あるいは貼り付けている裏方さんが,なかなかいいチームワークでがんばっていたのが印象的だ。ショッピングモールの通路に面した場所で実施されている大会であるため,適宜の通路整理もスタッフによって頻繁におこなわれ,一般のお客さんに迷惑がかかる可能性を最小限に抑えてもいた。当り前のように見える進行であっても,その裏にはやっぱりこういう地道な作業を,しかもテキパキとこなす存在は不可欠なんだなぁ。

 話が逸れているうちに親子ペア大会の決勝戦,それぞれのデッキ構成は,

・ドラゴンキラー(バトルマスター)/やすらぎのローブ/メタルキングのたて+スライム/シールドこぞう
・しゅくふくのつえ(僧侶)/みかわしのふく/メタルキングのたて+ヘルパイレーツ/いばらドラゴン

・ドラゴンキラー(バトルマスター)/しのびのふく/みかがみのたて+スライム/シールドこぞう
・マグマの杖(魔法使い)/みかわしのふく/メタルキングのたて+ゴースト/ピクシー

 勝負は……同じような装備の主人公と,同じようなモンスターが入り乱れるバトルだったため,非常に試合の流れが追いにくかったのだが,いばらドラゴンがいるほうが勝利を収めた……はず。わりとミもフタもない言い方をすると,一世代前の流行デッキで攻めたチームが敗れ,現在のトレンドを取り入れたチームが勝利した,という感じだろうか。全国の各大会結果を見るまでは何とも言えないが,僧侶の登場とともに一気に主流化した「状態異常で相手に勇気を溜めさせず,べホイミで回復しながら粘る長期戦」の型が,少なくともこの親子ペア大会の覇者となったという感じだ。
 決勝戦にはコマを進められなかったが,死霊の騎士の「呪いの乱舞」やデュラハーンの「なげきのうた」なども,役割としてはこのトレンドに準じていた。本大会では比較的多種のスペシャルカードが使用されていたが,多くの大会,とくにペア戦を見ていると,使われるスペシャルカードもほぼ固定化されている。要は対人戦でのゲームバランスの問題に帰結するのだが,チームHPの上限がおおよそシングルで3000,ペアで5500前後あたりというチームの器に対して,1ダメージ3300の「とどめの一撃」をどうしていくかが,プレイヤーの悩みの種であり,プレイヤーの戦略の基本であり,同時にゲーム開発側のジレンマにもなりうるのだろうというのを,「どっちが攻撃してんだよ」と混乱しながら,なんとなく感じ取った大会であった。

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 とかで終わっちゃうのも寂しいし,徒然なるままに余計な話を少し足しておこう。

 DQMBIIでは,今回のような全国規模ではない大会が,およそ毎週開催されている。親子で,友達同士で,誘い合って大会に参加しようとゲームセンターを訪れるプレイヤーは,抽選が終わってもれっきとしたお客さんだ。要はそのお客さんを帰らせてしまうことは,開催場所の収益機会を逃す行為になってしまうという,ビジネスっぽい話だ。
 大会が開かれるというだけあって,当のイオンモール川口キャラでは,常設で3台+1台のモンスターバトルロード筐体が稼動している。抽選に漏れた人の一部が,その筐体に向かうお客さんになり得ることは十分予測できたので,ちょっとだけ,ゲームが置かれている3階のゲームセンターも覗いてみた。通常稼動の3台+1台が,この大会当日は(17時までだそうだが)5台+1台となっていた。意外と見過ごされがちなこういう部分にまで目の行き届いた大会運営というのは,不躾ながら感心させられる一面だった。

 ただまぁ,その筐体で遊んでいる子供達の多くが,戦士レベル17とか魔法使いレベル30とか,使っているSPカードや盾なども,なんというか,大会ではあまり使用されない,レア度の低いものだったりとかしているのを見ると,あぁ,ここが次にクリアしなきゃいけない問題なんだろうなぁという部分も同時に見えた。
 小学生大会の始まる前に,「初めて大会に出る人」という質問があった。挙手した子供は,2人だっただろうか,3人だっただろうか。人数は問題ではなく,その子達では決勝にコマを進められないことが問題なんだろうと,大会を取材している間ぼんやりと考えていた。

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 あまり細かいことは書いてこなかったが,小学生大会の決勝戦はゴールドネーム同士の対戦だった。親子ペア大会はゴールド+ゴールドが優勝し,ゴールド+シルバーが準優勝だった(はずだ)。ゲーム画面に表示される冒険の書のプレイヤー名は,通常白だ。公式大会での対人戦を勝ち抜いていくとこれがブロンズになり,シルバーになり,最後にゴールドになる。うろ覚えだが公式大会で15戦以上勝ったプレイヤーがゴールドネームを手に入れる,つまりは公式戦の常連さんはやっぱりとても強いということだ。
 また,これもあえて書いていないが,親子ペア優勝・準優勝のプレイヤーの職業レベルは,上級職のバトルマスターも上限の99同士だった。子供のおこづかいでどうにかなるレベルではない。公式大会レベルでは「ステップアップ勇者認定戦」などの,レベル上限を抑えた対戦のあり様も提示されているが,筆者の見る限りはまだ少し試行錯誤が続きそうな気配だ。年月を重ねるとコア化が進む,ありきたりな言い方でまとめると,これはそういう範疇に属する問題なのだ。

 なにやら,どこかのオンラインゲームで聞いたことがあるような話だよなぁともし思ってもらえるなら,もとがPC/オンラインゲーム専門サイトだった4Gamerのなかでも,この記事が異端にならずに済むし,関心事としていずれどこかの記事に連なっていくことになるだろう。オンラインを通じてハードウェアの垣根が取り払われるということは,オンラインで問題になる,ありとあらゆることが,ありとあらゆるゲームで起こってくるということでもあるのだから(※編注)。
 いつもではないが,時々はこうやって気まぐれにアーケードの話も取り上げてみるつもりなので,「4Gamer,ついにアーケードにも進出か」とか早とちりをしないでおいてもらえると,ちょっと嬉しいかもしれない。

※ドラゴンクエスト モンスターバトルロードIIは,いわゆるオンラインゲームではありません
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