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オリジナル版「Diablo」や「Warcraft: Orcs and Humans」など,3作品がBattle.netにカムバック
日本から購入できるが,現段階で英語のみの対応で,また,販売ページの「利用可能な地域」に日本は入っていないため,購入は自己責任でお願いしたい。
Battle.net公式サイト
現在,シリーズ最新作の「ディアブロ IV」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One)が販売されている「Diablo」だが,オリジナル版の発売当時,ターン制バトルがほとんどだったCRPG(テーブルトークRPGに対し,コンピュータRPGという呼び方をされていた)に,リアルタイムのシステムを導入しヒットを記録した作品だ。最初のタイトルというわけではないが,「アクションRPG」や「ハック&スラッシュ」といったサブジャンルをプレイヤーに認知させたゲームとしても知られており,MORPG(複数プレイヤー参加型オンラインRPG)の先駆けの1つでもある。
ウォーリアー,ソーサラー,そしてローグといったオリジナルヒーローたちが,サンクチュアリという世界にあるダンジョンへ潜入し,大悪魔ディアブロと対峙するというストーリーで,もともと「Battle.net」というサービスが始まったのも,「Diablo」のためだった。Battle.net版には,拡張パック「Hellfire」もセットされている。
「Diablo」に先立つ1994年にリリースされた「Warcraft: Orcs and Humans」は,アゼロスと呼ばれる世界でヒューマンとオークが戦いを繰り広げるというRTS(リアルタイムストラテジー)だ。1990年代半ばから後半にかけて起きた「RTSブーム」を牽引した作品の1つであり,「Warcraft」の世界観を使ったゲームとしては現在,「World of Warcraft」や「ハースストーン」のほうが有名になっているが,RTSを語るうえでは外せないゲームだろう。
これらの作品は,2019年のGOG.comとのコラボにより,同サイトで配信されていたが,このたび,Battle.netに帰ってきた形になる。
Battle.net版「Diablo」は,当時”耳狩り“とも称されたフレンドリーキルを含めた最大4人までのCo-opモードをサポート。「Warcraft: Orcs and Humans」は2人のプレイヤーによる対戦が楽しめ,「Warcraft II: Battle.net Edition」は,最大8人のプレイヤーによる対戦またはAIとの戦いをサポートしているとのことだ。
- 関連タイトル:
ディアブロ
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