ゼニマックス・アジアのゼネラル・マネージャ,高橋 徹氏
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また一つ,新たなゲームメーカーが日本に誕生した。本日(4月24日),秋葉原のイベントスペース「UDX秋葉原」で,ゲームパブリッシャ/デベロッパである
ゼニマックス・アジア設立に関するプレスカンファレンスが開催されたのである。
ゼニマックス・アジアはアメリカのメリーランド州に本拠を置くZenimax Mediaの子会社であり,その目的は日本における自社タイトルの販売および他社タイトルのライセンシング,自社タイトルのアジア向けライセンシング,そして日本で開発されたタイトルの欧米向けライセンシングなどを行うことだ。
自社タイトルって何? Zenimax Mediaとはあまり聞かない名前だなあ,という人もいるとは思うが,大丈夫。Zenimax Mediaはいくつかのデベロッパを擁するメーカーでその名前が直接ゲームのパッケージに書かれることは少ないのだ。傘下には
「The Elder Scrolls IV: Oblivion」で日本でもスマッシュヒットを飛ばしたBethesda Softworks,そんなThe Elder Scrollsシリーズの世界観を持ったMMORPGを作っているのではないかと噂されているものの,今のところはっきりした情報が出ていないZenimax Online Studios,そしてモバイル関係のゲームを開発しているVir2L Studiosの三つがある。
ゲームの紹介を行ったプロデューサーの岩本けい氏
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カンファレンスで挨拶を行ったゼネラル・マネージャの高橋 徹氏によると,ゼニマックス・アジアの方針として,単に自社タイトルだけでなく,他社製品でも良質なタイトルであれば積極的に扱っていくとのこと。また,中長期的計画としてデベロッパと共同でゲーム開発を行い,国内販売を行うことも語られた。
カンファレンスでは,ゼニマックス・アジアが2008年内に扱うタイトルとして以下の4タイトルが挙げられた。
これらは,残念ながら日本語ローカライズされるのはすべてコンシューマ機用のタイトルで,えーと,ちょっと言いにくいけどPC版に関してはいろいろ未定とのことで,ちょっと残念。また,ご覧のようにスター・トレック:コンクエスト以外はBethesda Softworks以外のメーカーが開発したタイトルだ。
スター・トレック:コンクエスト
人気SFドラマシリーズの「Star Trek: Next Generation」と「Star Trek: Deep Space Nine」の二つをベースにしたストラテジー。宇宙での艦隊戦を行って銀河の統一を目指すもので,対応機種はプレイステーション 2
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スター・トレック:レガシー
こちらはテレビシリーズの枠を超え,過去の5シリーズをひとまとめにしたオリジナルストーリーが自慢のストラテジー。過去に艦長を演じた俳優が一堂に会してボイスアクターを務めるという,トレッキー涙目の一本。対応機種はXbox 360。スタートレックシリーズはおそらく採算割れするだろうが,マネージャーの高橋氏が熱烈なトレッキーであることから持ってきたのだそうだ
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Bully
架空の学校を舞台に,15歳の主人公の一年間を描いたオープンエンドの学園もの。とはいえ制作がGrand Theft AutoシリーズのRockstar Gamesなので,いろいろと過激なところもあるようだ。対応機種はプレイステーション 2とXbox 360
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メジャーリーグベースボール 2K8
2K SportsのMLB公認タイトル。今回初めてマイナーリーグの球団もサポートし,全米90以上のチームが登場する。日本人選手も「登録されていて,一度でも試合に出たことがあるのなら」出てくるとのことである。対応機種はPLAYSTATION 3とXbox 360
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Fallout 3
さて,察しのいい人ならとっくに「ところでアレはどうなった?」と思っているだろうが,同社プロデューサーの岩本けい氏によって以上4タイトルの概要が紹介されたあと,さて,それではお待たせしましたという雰囲気で登場したのが,2008年秋の発売を目指してBethesda Softworksが開発中のRPG,
「Fallout 3」である。紹介は,以前掲載したティザームービーの上映に続き,Xbox 360版のデモが実際にプレイしながら進められた。
とはいえ,デモの内容は2007年7月にBethesda Softworks本社で行われたスニークプレビューとほとんど同じであり,主人公が生まれ育ったシェルター,“Vault 101”を抜け出して核戦争によって荒廃したワシントンDCを進み,やがてメガトンという街でクエストを受ける……という一連の流れが見られた。ちょっと長いけど,約一年前
「こちら」に掲載した初見レポートに詳しく書いたので参照していただきたい。
Fallout 3に関しては,本社同様力を入れていくということなので,RPGファンならびにOblivionファンは期待していいだろう。もっとも,コンシューマ機版のローカライズは間違いないが,PC版に関してはこちらも未定とのことで,PCゲーマーとしてはやや落ち着かない。「ジョークのレベルに達するほどの残酷さ」を追求して開発が進められているFallout 3だけに,レーティングもやや気になるが,PC版ならそんな心配はまったくありませんよ,というのは余談だった。
いずれにせよ,日本に窓口ができたことで,これからさらにいろいろな情報が出てくることだろう。