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占領下のパリでレジスタンス活動に身を投じる注目タイトル「The Saboteur」が,ロンドンで開催されたEAのイベントに登場
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印刷2009/04/25 11:38

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占領下のパリでレジスタンス活動に身を投じる注目タイトル「The Saboteur」が,ロンドンで開催されたEAのイベントに登場

EA SPORTS PresidentのPeter Moore氏。23日のイベントは撮影禁止だったので,これは翌日のイベントで撮影したお姿
 北米の大手パブリッシャ,Electronic Artsは現地時間4月23日〜24日,イギリスのロンドンで「EA European Showcase」を開催した。これは,2009年後半から2010年にかけてリリースされる予定のEA GamesおよびEA SPORTSレーベルのタイトルを,もっぱらEU圏内のメディアに公開するというものだが,アジア地域のメディアであるような気がする4Gamerも参加したので,その模様をレポートしよう。

 4月23日には,「EU Showcase」と名付けられたイベントが開催され,EA SPORTSのPresidentであるPeter Moore(ピーター・ムーア)氏の挨拶に続いて,以下のタイトルが紹介されたのである。

EA SPORTSタイトル
・EA SPORTS Grand Slam Tennis
・Fight Night 4
・Tiger Woods PGA Tour 10
・EA SPORTS Active

EA Gamesタイトル
・Dante's Inferno
・Dragon Age: Origins
・Need for Speed: Nitro
・Need for Speed: Shift
・Spore: Heroes
・Spore: Galactic Adventure
・The Saboteur
・Dead Space Extraction

EA Partnersタイトル

・Brutal Legend
・Rock Band 2 (for Wii)
・Rock Band: Unplugged

The Saboteur
 名前は聞いたことがあるが詳細が公開されていないタイトル,あるいは,ここに初めて名前の挙がるタイトルなどもあり,Moore氏は劈頭,これらのタイトルはEAにとって非常に重要であり,これらの作品を公開できることを嬉しく思うと述べた。
 続いて,各ゲームのプロデューサーやディレクターが順次登壇し,トータルで約2時間,ぶっ続けで説明が行われるという,聞いているほうもなかなか疲れるプレゼンテーションだったのだが,それぞれにNDA(情報公開規制)が設定されており,プレゼンそのものも含めて撮影は軒並み禁止。というわけで残念ながら,詳しいことは今後の記事をお待ちいただきたい。
 ついでに言っちゃうと翌日(24日),ロンドン市内のEmirates Stadiumで開催されたイベントは,そのタイトルさえ書きにくい状況で,誠に隔靴掻痒の感を禁じえず申し訳ない。
 とはいえ,紹介されたタイトルの一つである「The Saboteur」(以下,Saboteur)のNDAが現地時間の4月24日,解除されたのでさっそく紹介したい。


占領下のパリを舞台にレジスタンスがナチスと戦うアクションゲーム


The Saboteur
 事情通の人ならご存じのように,Saboteurは2007年の初めに制作が発表された三人称視点のアクションゲームで,開発を担当するのはEA傘下のPandemic Studiosだ。ミリタリーストラテジーである「Full Spectrum Warrior」(邦題 フルスペクトラムウォーリア)や三人称視点のアクションゲーム「Mercenaries 2: World in Flames」(邦題 マーセナリーズ2 ワールド イン フレームス)などで知られるスタジオである。

 第一報以来,長らく沈黙していたタイトルだが,今回“ビハインド ザ カーテン”というスタイルでプレイの様子がメディアに公開された。もっとも,希望者は誰でも見られたので,どのへんがビハインドなのかは聞かないほうがよさそうである。

The Saboteur
 リードデザイナーを務めるThomas French氏によると,Saboteurはマーセナリーズシリーズに第二次世界大戦下のパリとレースゲームを足したものになるという。ちょっと分かりにくい説明だが,主人公のSean Devlin(ショーン・デブリン)は,アイルランド出身の有名なレーサーであり,その腕を見込まれてイギリス情報部にリクルートされ,ナチス占領下のパリに潜入する。
 彼は群がる敵をバッタバッタと倒していくランボータイプの主人公ではなく,レイダースシリーズのインディアナ・ジョーンズ博士のように知的であり,スティーブ・マックイーンのような腕利きレーサーで,ダイ・ハードシリーズのジョン・マクレーン警部のように「なんでオレが?」と,いやいやながらヒーローになるという。これだけでなく,French氏による説明にはやたら映画の話が出てくるのだが,Pandemicのコンセプトワークはそんな感じで決められていくのかもしれない。
 巻き込まれ型の主人公とはいえ,彼が戦う動機の一つとして「復讐」があり,ストーリーはかなり複雑なものになる予定だ。

The Saboteur
The Saboteur

Pandemic StudiosのThomas(Tom) French氏。Saboteurのリードデザイナーを務める。どうでもいいけど,Mercenaries 2の主人公の一人,「マティス」にそっくり
 また,第二次世界大戦を背景にしているが,戦争そのものはテーマではなく,見どころは精密に描かれたパリであるという。広さはMercenaries 2よりは狭くなるが,細かいインタラクションが可能で,劇場やキャバレー,地下のバーなど,さまざまな場所にアクセスできるという。
 プレゼンテーションで公開されたムービーは古いヨーロッパの街並みの再現が見事で,確かに魅力的な時代,ロケーションであるという印象。余談ながら,キャバレーの楽屋と思われる場所では,そのままでは4Gamerに掲載できないんじゃないかと思われるお色気シーンも見られ,ちょっと大人向けのゲームかもしれない。

The Saboteur

The Saboteur
The Saboteur
The Saboteur
The Saboteur
The Saboteur
 Seanはそんなパリの街を自由に行き来し,さまざまなミッションを遂行していくことになる。壁を登り,複雑なアパルトマンの屋根を歩き,障害物を乗り越えて目的の建物に侵入するのだ。「Assassin’s Creed」のような動きで移動し,敵兵の背後に忍び寄って首の骨を折るなど,スニークも上手にこなすが,ほとんどのミッションは「密かに侵入し,派手に出て行く」という作りで,戦いも重要な要素になっている。

 実演されたプレイを見る限り,French氏の「スーパーマンではない」という言葉とは裏腹に,一人で数多くの敵を相手にするシーンが多く出てきた。戦闘シーンはMercenaries 2とよく似た雰囲気で,ややカジュアルだ。ドイツ兵が意味なくこちらに駆けだしてきたり,撃たれるまで立ちつくしていたりと,AIは優秀とは言い難く,製品もそうなのか,プレイされたのが開発途中のバージョンだからなのかはよく分からない。
 ヘルスは自動回復式で,これはリニアなFPSと違ってプレイヤーがどのルートを選ぶか分からないため,ヘルスパックを適正に配置するのが不可能だからだとのこと。
 物陰に隠れて銃を撃つ,最近流行りのカバーアクションも可能で,バズーカ砲や火炎放射器など武器の種類は非常に豊富とのこと。ただ,1941年当時にはなかったものが登場したり,性能が本物と異なっていたりなど,考証に関してはリアリティよりゲーム性が優先されている。
 移動には徒歩のほか,これまた非常に多くの種類が用意された車が使用可能で,クラシックカーを使ったカーチェイスなど,ゲームにおける車両の位置づけは大きい。敵の車を奪って脱出するシーンも見せてもらえたが,レースゲームのような迫力があると同時に,かなりの距離を移動してもまったくローディングラグが発生しないことが確認できた。

 ドイツ軍の対空砲を破壊したり,ツェッペリン飛行船をバズーカ砲で撃ち落としたりしてミッションをクリアすると,それまで白黒だった画面が突然鮮やかなカラーに変わる。こうした演出は,Saboteurの最大の特徴の一つである。占領軍の過酷な圧力で人々が失望しているところは白黒で,Seanの活躍で人々が希望を取り戻し戦う気力を得たところはカラーで描かれるのだ。
 白黒の区域はどんよりとした雰囲気で,親衛隊がパリ市民を拘束したり,あるいは射殺したりなどということが頻繁に起きる。カラーの区域は明るい雰囲気で,こうした色つきの場所を増やしていくことがプレイヤーの目的の一つとなる。とはいえ,すべてをカラーにしたところでパリが解放されるということはなく,あくまで演出の一つ。ゲームの目的は,Seanの活躍と,起伏に富んだストーリーを楽しんでもらうことにある。そうしたこともあって,マルチプレイは今のところ予定されていない。

 対応機種はPCおよびXbox 360とPLAYSTATION 3で,発売時期は発表されていないが,おそらく2009年の後半になるだろう。オープンエンドなパリの街と,白黒とカラーを対比させた大胆な演出が魅力的な本作は,今年の注目タイトルの一つになりそうだ。

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