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SteelSeries,深度センサー搭載のワイヤレスマウス「Rival 650 Wireless」を発表。独自センサーに切り替えた「Rival 710」も
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印刷2018/10/05 14:59

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SteelSeries,深度センサー搭載のワイヤレスマウス「Rival 650 Wireless」を発表。独自センサーに切り替えた「Rival 710」も

 北米時間2018年10月2日,SteelSeriesは,同社のゲーマー向けマウスであるRivalシリーズの新製品となるワイヤレスモデル「Rival 650 Wireless」およびワイヤードモデル「Rival 710」を世界市場に向けて発表した。
 SteelSeries直販サイトにおける価格は順に129.99ドル(税別,約1万4800円),99.99ドル(税別,約1万1400円)となっている。なお,国内での発売時期や価格は未定だ。

画像集 No.002のサムネイル画像 / SteelSeries,深度センサー搭載のワイヤレスマウス「Rival 650 Wireless」を発表。独自センサーに切り替えた「Rival 710」も
Rival 650 Wireless
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Rival 710

 Rival 650 Wirelessは,SteelSeriesとPixArt Imagingの共同開発による光学センサー「TrueMove3」をサーフェストラッキング用として搭載しつつ,独立したリフトオフディスタンス計測用センサーも搭載して話題を呼んだ「Rival 600」のワイヤレス接続版といった製品である。
 一方のRival 710は,SteelSeries独自の振動機能「Tactile Alerts」を採用した「Rival 700」をベースに,搭載センサーをTrueMove3に変更したのが大きな特徴だ。

 各製品の概要を簡単に説明していこう。


Rival 650 Wireless


Rival 650 Wirelessの底面。中央に見えるのがTrueMove3センサーで,その上にある小さな窓が,リフトオフディスタンス計測用センサーである
画像集 No.004のサムネイル画像 / SteelSeries,深度センサー搭載のワイヤレスマウス「Rival 650 Wireless」を発表。独自センサーに切り替えた「Rival 710」も
 Logitech G(日本ではLogicool G)が先鞭をつけた「低遅延のワイヤレス接続技術」はいまやゲーマー向けワイヤレスマウスのトレンドとなりつつあるが,Rival 650 Wirelessも,完全新作という低遅延ワイヤレス接続技術「Quantum Wireless」を採用してきている。詳細は不明ながら,ワイヤレス接続時の遅延は1ms,USBレポートレート(≒ポーリングレート)は1000Hzを実現できているという。

 また,USB経由での急速充電に対応するというのもユニークなところだ。こちらも技術的な詳細は明らかになっていないが,SteelSeriesいわく,速充電対応のUSBポートに接続すれば,5分間の充電で3時間以上,15分間の充電で10時間以上のバッテリー駆動が可能になるとのことである。

 それ以外の主な仕様,たとえばマウスの両側面に最大4個ずつ,計8個の錘(おもり)を内蔵できるウェイト調整機能やボタンレイアウト,統合設定ソフト「Engine 3」からカスタマイズ可能なカラーLEDイルミネーションの採用といったあたりは,Rival 600と変わっていない。

左サイドに3つのサイドボタンを備えたレイアウト(左)や,側面パネルを外して,ボディの両サイドに4個ずつの錘を組み込める機能(右)は,Rival 600からそのまま継承している
画像集 No.005のサムネイル画像 / SteelSeries,深度センサー搭載のワイヤレスマウス「Rival 650 Wireless」を発表。独自センサーに切り替えた「Rival 710」も 画像集 No.006のサムネイル画像 / SteelSeries,深度センサー搭載のワイヤレスマウス「Rival 650 Wireless」を発表。独自センサーに切り替えた「Rival 710」も

 北米市場におけるメーカー想定売価が79.99ドル(税別)となっているRival 600の税込実勢価格は1万600〜1万1800円程度(※2018年10月5日現在)。Rival 650 Wirelessも適正な価格で登場するなら,デュアルセンサー搭載のワイヤレスマウスということで,相応に注目を集める製品となるかもしれない。

●Rival 650 Wirelessの主なスペック
  • 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤレスタイプ
  • 搭載センサー:「TrueMove 3」+リフトオフディスタンス専用光学センサー
  • ボタン:左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,スクロールホイール手前×1,左サイド×3
  • 最大トラッキング速度:350IPS
  • 最大加速度:50G
  • フレームレート:未公開
  • 画像処理能力:未公開
  • トラッキング解像度:100〜12000 DPI(100CPI刻み)
  • USBレポートレート(ポーリングレート):1000Hz
  • データ転送フォーマット:未公開
  • リフトオフディスタンス:0.5〜2mm
  • LEDイルミネーション:搭載
  • オンボードフラッシュメモリ:搭載(容量未公開)
  • 公称最大バッテリー駆動時間:未公開
  • 公称本体サイズ:約69(W)×131(D)×43(H)mm
  • 公称本体重量:約121g(※バッテリー込み)
  • マウスソール素材:未公開
  • ケーブル長:2m
  • 対応OS:Windows,macOS,Linux
  • メーカー想定売価:129.99ドル(税別)
  • 保証期間:1年間


Rival 710


Rival 710
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 Rivalシリーズの最上位モデルとしてRival 700が登場したのは2016年1月のこと。それから2年半以上が経過した今でも,振動機能や側面の有機ELディスプレイ,搭載センサーの交換機能といったRival 700の特徴は,今でもオンリーワンと言えるものだ。ただ,SteelSeriesをはじめとして,マウスメーカー各社が独自仕様を謳う光学センサーを採用するのが珍しくなくなった昨今では,センサーまわりのアップデートが望まれていたのも事実だろう。
 その声に応えて,TrueMove3センサーを搭載してきたのがRival 710ということになる。

 もっとも,「本当にセンサーを交換しただけ」ではなく,左右メインボタン用スイッチはRival 700比で倍となる6000万回のクリックへ耐えられるものに変わっているという。

左側面の先端,写真ではSteelSeriesのロゴを表示している部分がモノクロ有機ELディスプレイだ。表示する情報や画像は,ユーザーがカスタマイズできる
画像集 No.008のサムネイル画像 / SteelSeries,深度センサー搭載のワイヤレスマウス「Rival 650 Wireless」を発表。独自センサーに切り替えた「Rival 710」も
 センサーとスイッチ以外の要素はRival 700からそのまま継承しており,ゲームの動作に応じてマウス本体が振動するTactile Alerts機能や,左側面の先端部分に搭載する小型のモノクロ有機ELディスプレイ,センサーモジュールをマウス本体から取り外して別売りのレーザーセンサーモジュールに交換できるギミックなどは変わっていない。
 右側面が大きく外に広がったボディ形状や,左側面に3つのサイドボタンを備えたボタンレイアウトも,Rival 700そのままである。

 目玉のTactile Alertsに対応するゲームが決して多くないのは残念だが,高機能なワイヤードマウスの新製品としてこちらも注目に値しそうだ。

●Rival 710の主なスペック
  • 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤードタイプ
  • 搭載センサー:「TrueMove 3」
  • ボタン:左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,スクロールホイール手前×1,左サイド×3
  • 最大トラッキング速度:350IPS
  • 最大加速度:50G
  • フレームレート:未公開
  • 画像処理能力:未公開
  • トラッキング解像度:100〜12000 DPI(100CPI刻み)
  • USBレポートレート(ポーリングレート):1000Hz
  • データ転送フォーマット:未公開
  • リフトオフディスタンス:未公開
  • LEDイルミネーション:搭載
  • オンボードフラッシュメモリ:搭載(容量未公開)
  • 公称本体サイズ:約68.5(W)×124.9(D)×42(H)mm
  • 公称本体重量:約135g(※ケーブルの有無は未公開)
  • マウスソール素材:未公開
  • ケーブル長:2m,1m
  • 対応OS:Windows,macOS,Linux
  • メーカー想定売価:99.99ドル(税別)
  • 保証期間:1年間

SteelSeriesのゲーマー向けマウス製品情報ページ



#### 以下,リリースより ####

SteelSeries、革新的なワイヤレスゲーミングマウス
「Rival 650」を発表

数多くの受賞歴を誇るRival ファミリーに
精密なワイヤレス機能と高速充電機能を備えたRival 650 が登場
同時にTrueMove3 センサーを搭載したRival 710 も発表

CHICAGO - October 2, 2018
ゲーム用PC 周辺機器のグローバルリーダーであるSteelSeries は、Quantum Wireless 2.4GHzワイヤレス接続と高速充電機能を備えた、革新的なRival 650 ワイヤレスゲーミングマウスを発表しました。また同時に、Rival 700 の特徴的なシャシーに最新のTrueMove3 センサーを含む新技術を追加した、Rival 710 も発表します。

SteelSeries CEO、Ehtisham Rabbani のコメント:
「私達は、TrueMove3+ センサーや高速充電技術といった、未だかつてワイヤレスゲーミングマウスのカテゴリーにおいて存在しなかった機能によって、ワイヤレスゲーミングマウスの革命を成し遂げました。Rival 650 は、最も優れた正確さと、限界のない物理的/技術的なカスタマイズオプションを要求する、競技志向のゲーマーのために設計されています」

Rival 650 Wireless
SteelSeries TrueMove3+ デュアルセンサーシステムの登場は、ゲーミング用センサー技術において、大きなマイルストーンとなっています。TrueMove3+ デュアルセンサーシステムは、SteelSeries TrueMove3 センサーをプライマリセンサーとして、リフトオフディスタンスのみを計測する第二のオプティカルセンサーが追加されています。Rival 650 には、この革新的な技術が搭載され、TrueMove3+による極めて優れた正確性が、初めてワイヤレスで体験できるようになります。

Rival 650 は、ポーリングレート1000Hz(1ms)のQuantum Wireless 2.4Ghz ワイヤレスシステムが搭載され、驚くような低遅延と一貫性のある安定した接続を実現しています。また高速充電機能を搭載する初めてのゲーミングマウスで、高速充電をサポートするUSB ポートに接続されると(マウスのイルミネーションプロファイルに依存します)、5 分の充電で3 時間以上使用可能となり、さらに15 分の充電で10 時間以上使用できるようになります。

ワイヤレス機能と正確なセンサーに加え、Rival 650 には、Rival 600 に搭載されていた革新的なウエイトシステムが引き継がれています。両サイドに追加できるウエイト(錘)によって、握り方やプレイスタイルに合わせて、重心を256 通りの組み合わせの中からカスタマイズすることができます。Rival 650 には、4g のウエイトが8つ同梱されています。

TrueMove3 センサーは、12,000CPI、350IPS の性能を誇り、センサー業界のマーケットリーダーであるPixArt 社と共同で設計されました。このセンサーは、超低遅延かつ高い反応速度を誇り、極めて自然かつ正確なマウスの動作を提供します。他のマウスセンサーが、不十分なジッターリダクションによってトラッキングの遅延を引き起こすのに対し、TrueMove3の1-to-1 トラッキングは、100-12,000CPI において、esports に最適なパフォーマンスを発揮します。TrueMove3 は最初に Rival 310 とSensei 310 ゲーミングマウスに搭載され、TrueMove3 のために設計されたSROM によって、劇的に高い反応速度と正確性が実現しました。

また第二のセンサーによって、マウスがマウスパッドを離れた際に、どのタイミングでセンサーをストップさせ、トラッキングを再開させるかを設定するため、リフトオフディスタンスを調整することができます。この機能によって、マウスを持ち上げ、マウスパッドに着地させた際の余分な動作を排除することが可能となります。この第二のセンサーは、リニアな光学認識機能を備え、正確にマウスの高さを測定することで、最小0.5mmという世界で最も精密なリフトオフディスタンスを提供します。

Rival 650 はSteelSeries Engine ソフトウェアに対応し、8 ゾーンのRGB イルミネーションやDiscord 通知機能、インゲームイベントと同期するGameSense と言った、印象的なSteelSeries Engine アプリの機能を使用することができます。

TrueMove3+ デュアルセンサーシステムを搭載したRival 650 の価格は、$129.99 です。(国内発売未定・価格未定)

Rival 710
有機EL ディスプレイとタクタイル(触覚)アラートを搭載したRival 700 は、世界初のモジュール方式を採用したゲーミングマウスとして登場しました。新モデルとなるRival 710 には、Rival 700 のオリジナルデザインに、優れたパフォーマンスと正確性を発揮するTrueMove3 センサーと6000 万クリックの耐久性を誇るスイッチが追加されています。新機能が追加された一方で、Rival 710 には、引き続き、振動によるタクタイルアラートと設定項目や通知の表示が可能な有機EL ディスプレイが搭載されています。

Rival 710 は、もはや単なるインプットデバイスではありません。ゲーマーは、インゲームイベントを文字通り「感じる」ことができ、クリティカルな状況判断の助けを得ることができるでしょう。アラートは、バイブレーションの強さやパターンなど、様々なカスタマイズが可能となっています。またRival 710 はフルモジュール方式を採用しているため、モジュール方式のケーブルが同
梱され、センサーとバックカバーはカスタマイズもしくは別売のカスタムパーツと交換することができます。

有機EL ディスプレイとSteelSeries Engine が統合され、クイックセッティングと新たなカスタマイズオプションを利用することができます。マウス感度やボタンマッピングの設定、プロファイルの切り替えを、有機EL ディスプレイのメニュー上で行うことができ、さらにSteelSeries Engineを使用することで、ディスプレイ上にゲーマーネームやお気に入りのチームのロゴ、GIF アニメ、Discord やDota2 などのリアルタイム通知を表示させることが可能です。

Rival 710 の価格は、$99.99 です。(国内発売未定・価格未定)
  • 関連タイトル:

    SteelSeries

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