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新型センサー「HERO」搭載のワイヤレスマウス「G603」と,メカニカルワイヤレスキーボード「G613」,Logitech Gの新製品にドイツで触ってみた
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印刷2017/09/05 00:00

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新型センサー「HERO」搭載のワイヤレスマウス「G603」と,メカニカルワイヤレスキーボード「G613」,Logitech Gの新製品にドイツで触ってみた

Logitech Gコーナーの一角には,LEDイルミネーション機能付きキーボードを並べて作った電飾看板があり,コミカルな映像を披露していた
 北米時間2017年8月31日に世界市場へ向けて発表となった,Logitech International(日本ではロジクール)のゲーマー向け製品ブランド「Logitech G」(日本では「Logicool G」の新製品「G603 LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouse」(以下,G603)と,ワイヤレスメカニカルキーボード「G613 LIGHTSPEED Wireless Mechanical Gaming Keyboard」(以下,G613)。新世代光学センサー「HERO」搭載のワイヤレス専用マウスと,ブランド初のワイヤレスキーボードのそれぞれ実機を,家電見本市「IFA 2017」の会場でチェックすることができたので,プレスリリースでは分からなかった部分を中心に,続報をお届けしてみたい。

 なお,最初にお断りしておくと,両製品とも展示はハードウェア単体。PCとつながった状態ではなかったため,挙動などの確認まではできていない。今回はあくまで,見て触った結果のレポートとなる。


マグネット固定式の天板を開けて,乾電池スロットへアクセスするG603


 発表時の記事にもあるとおり,G603の外観は,国内未発売のワイヤレス&ワイヤード両対応マウス「G703 LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouse」(以下,G703)や,そのベースモデルとなる「G403 Prodigy Wireless Gaming Mouse」(以下,G403WL)とほぼ同じだ。

G603
Logitech G/Logicool G

 Logitech G/Logicool G製品の場合,3桁型番の頭はTier(ティア,製品の“偉さ”的なもの)しか示していないので,「6系」の新作がいわゆる「IntelliMouse Explorer 3.0」(以下,IE3.0)クローンなのは驚かないが,それにしても,「G600 MMO Gaming Mouse」から「G602 Wireless Gaming Mouse」を経て,「乾電池を内蔵するワイヤレス専用マウス」の形状がIE3.0クローンに行き着くというのは面白い。

真上から見たG603。実機を見るまでは,「グレーとブラックのカラーリングはIE3.0を彷彿とさせるかも」と,少しだけ思っていたのだが,IE3.0のような光沢感はなく,イメージはずいぶんと落ち着いた印象だ。最近のLogitech G/Logicool G製品らしいとも言えるだろう
Logitech G/Logicool G

 ボタン構成は左右メインとセンタークリック機能付きスクロールホイールのほか,ホイール手前×1,左サイド×2の計6個。G703およびG403WLとほぼ同じ形状なので当たり前だが,従来の6系的な,多ボタンの方向性はまったく指向していないので,その点は注意が必要だと思われる。

左側面にはサイドボタンが2つある。なお,G603は従来の6系同様にワイヤレス専用なので,「充電しながらワイヤードマウスとして使うためのUSBポート」はない
Logitech G/Logicool G

 本体底面のデザインは基本的にG703およびG403WLと同じ。ただしよく見ると,従来製品ではオン/オフの切り換え用だったスライドスイッチが「HI」「LO」「OFF」の3段階になっていることと,センサー用開口部を挟んで反対側に,Logitechが「LIGHTSPEED」と呼ぶ2.4GHz帯無線技術とBluetoothのどちらを利用するか切り換えるためのボタンがあることが分かる。

G603の底板。センサー孔を挟んで,写真左に見えるスライドスイッチが電源およびUSBレポートレート(≒ポーリングレート)切り換え用,右がワイヤレス接続方式切り換え用ボタンだ
Logitech G/Logicool G

Logitech G/Logicool G
 発表時の記事でもお伝えしているとおり,G603では,「G900 Chaos Spectrum Professional Grade Wired/Wireless Gaming Mouse」以降のLogitech G製ワイヤレス対応マウスで広く採用され,最近「LIGHTSPEED」というマーケティング名の付いた2.4GHz帯ワイヤレス技術を採用するわけだが,そのレポートレート(と,バッテリー駆動時間)をスライドスイッチから切り換えることが可能だ。HIを選択すると1000Hzで500時間,LOを選択すると125Hzで18か月である。
 ゲーム用途と非ゲーム用途でいちいち切り換えるか? というと,そういうマメなゲーマーはあまりいないような気もするが,選択できるのはいいことだ。

 もう1つのボタンスイッチは,どうしてもBluetoothで接続したいときのボタンである。たとえば,自宅のゲームPCではLIGHTSPEEDでつなぎつつ,BYOCで使っているノートPCでは仕事/勉強用にもG603を使いたいといった場合に,2台のPCと変則ワイヤレス接続が可能なG603は重宝するのではなかろうか。

 なお,バッテリーは単3型乾電池2個で,バッテリー駆動時間が半分になる代わりに重量を減らすことのできる「乾電池1個運用」も,G603はサポート。乾電池スロットへは,天板を引き上げて外すことでアクセスできる。最近のLogitech G/Logicool G製マウスらしく,固定機構は3点のマグネットだ。

ボディ上部のパネルを開けると,2本の乾電池が顔を出す。乾電池スロットの周囲に3つマグネットがある点にも注目したい
Logitech G/Logicool G

 G603の内部でちょっと面白いのは,左右メインボタン用のオムロン スイッチアンドデバイス製スイッチが覆ってあることだ。ここに埃が溜まると簡単にマウスボタンの操作性は悪化するので,それへの配慮だと思うが,その割にはちょっと“遊び”が大きいのも気になるところである。

G603のメインボタンに使うスイッチは内部カバーで覆ってあるのだが,意外に隙間が大きい
Logitech G/Logicool G

 Logitech G/Logicool Gは別途,充電不要で使い続けられるワイヤレスマウスシステムとして「POWERPLAY」も提唱しているが,G603がそことどう棲み分けることになるのか,市場からの受け入れられ方に注目したい。

●G603の主なスペック
  • 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤレスタイプ
  • 搭載センサー:「HERO」
  • ボタン:左右メイン,センタークリック付きスクロールホイール,ホイール手前×1,左サイド×2
  • トラッキング速度:最大400IPS
  • 最大加速度:最大40G
  • フレームレート:未公開
  • 画像処理能力:未公開
  • トラッキング解像度:200〜12000 DPI
  • USBレポートレート(ポーリングレート):1000Hz(※LIGHTSPEED接続&「HI」設定時),125Hz(※LIGHTSPEED接続&「LO」設定時),88〜133Hz(※Bluetooth接続時)
  • オンボードフラッシュメモリ:内蔵
  • データ転送フォーマット:16bit/axis
  • リフトオフディスタンス:未公開
  • LEDイルミネーション:搭載(※約1677万色から選択可能)
  • 最大バッテリー駆動時間:500時間(※「HI」設定時),18か月(※「LO」設定時)
  • 公称本体サイズ:68(W)×124(D)×43(H)mm
  • 公称本体重量:135.7g(※単3型乾電池2個搭載時),112.3g(※単3型乾電池1個搭載時),88.9g(※マウス単体)
  • マウスソール素材:未公開
  • ケーブル長:未公開(※USBレシーバの延長用ケーブル付属)
  • 対応OS(※LIGHTSPEED接続時):Windows 7以降,macOS 10.10以降,Chrome OS,Android 3.2以降
  • 対応OS(※Bluetooth接続時):Windows 8以降,macOS 10.12以降,Chrome OS,Android 5.0以降
  • 発売予定時期:2017年8月(※米国市場)
  • 価格:69.99ドル(税別)
  • 保証期間:2年間

Logitech GのG603製品情報ページ(英語)



メカニカルキースイッチ採用の新ワイヤレスキーボードG613


 一方のG613は,Logitech Gの現行キーボードラインナップのどれにも似ていない,まったく新しい筐体を採用している。メインキー左側に追加の「G-key」が縦に1列並ぶという点だけで言えば,「G910 Orion Spark RGB mechanical gaming keyboard」も同様だ。しかし,G910が奇抜と言ってもいいほど凝った筐体を採用していたのに対して,G613は,「G810 Orion Spectrum RGB Gaming Keyboard」(以下,G810)に近い,シンプルな外装を採用しているからだ。

G613。IFA 2017の会場にあったG613はすべてドイツ語配列となっていた
Logitech G/Logicool G

G-key周辺
Logitech G/Logicool G
 ただ,シンプルではあるものの,コンパクトではないというのも,G613の持つ大きな特徴の1つである。
 G-keyを搭載するため横方向へ大きくなっているというだけでなく,固定式のパームレストもあるため,机上での専有スペースは公称値ベースで478(W)×216(D)mmにも及ぶ。普段からパームレストを使っている人ならどうということもないだろうが,狭い机だと,置き場所に困る可能性もあるだろう。

上から見た状態のG613。大きなパームレストは本体にがっちりと固定されており,外すことはできない
Logitech G/Logicool G

 先述のとおりキー配列はドイツ語なので,その点の評価は避けるが,いわゆるゲームモードの有効/無効切り替えや,メディア系の操作を行うためのボタンは本体右奥のところに並んでいる。電源ボタンは? と思うかもしれないが,電源のオン/オフを切り換えるためのスイッチは本体右側面にあった。

10キーや[Print Screen]キーなどの奥に,ゲームモード切り替えや操作,音量調整用の追加ボタンが並ぶ。LIGHTSPEEDとBluetoothのどちらで使うかを切り換えるボタンもここだ
Logitech G/Logicool G
電源のオン/オフ切り替えスイッチは本体右側面にあった
Logitech G/Logicool G

Logitech G/Logicool G
[ESC]キーのキーキャップを外したところ。中央の空間を覗き込んでもLEDはない
Logitech G/Logicool G
底面奥側に,単3型乾電池2個が入っていた
 なお,搭載するキースイッチは,最近のLogitech G/Logicool Gキーボードでお馴染みの「Romer-G」だ。ただし,単3型乾電池2個によるバッテリー駆動ということもあり,LEDイルミネーション機能は備えていない。

 G603と異なり,G613の場合,USBレポートレートの変更機能はないが,こちらは常時1000Hzながら公称バッテリー駆動時間は約18か月と,ゲーマー向けワイヤレスモデルとしては非常に長い。「とりあえず1年以上は電池交換不要」というのは,ゲーム中にバッテリーが切れる恐れをほぼ忘れられる長さと言っていいのではなかろうか。

 LIGHTSPEED対応ということで,ワイヤレス接続に不安はなさそうだが,とはいえ初のキーボードということで,挙動は気になるところ。国内発売ということになれば,テスト結果をお届けできるのではないかと考えている。

●G613の主なスペック
  • 接続インタフェース:USB(※LIGHTSPEEDワイヤレス),Bluetooth
  • 基本キー数:英語104キー(+G-key×6)
  • キースイッチ:メカニカル(「Romer-G」)
  • キーピッチ:未公開
  • キーストローク:3mm
  • アクチュエーションポイント:1.5mm
  • 押下特性:45g
  • ロールオーバー:Nキー
  • 複数キー同時押し対応:全キー
  • キー耐久性:7000万回
  • ポーリングレート(レポートレート):1000Hz(※LIGHTSPEED接続時)
  • マクロ機能:あり(※G-keyをカスタマイズ可能)
  • バックライト:非搭載
  • 最大バッテリー駆動時間:18か月
  • 公称本体サイズ:478(W)×216(D)×33(H)mm(※スタンドを立てない状態)
  • 公称本体重量:1460g(※単3型乾電池2個搭載時),1410g(※キーボード単体)
  • ケーブル長:未公開(※USBレシーバの延長用ケーブル付属)
  • 対応OS(※LIGHTSPEED接続時):Windows 7以降,macOS 10.10以降,Chrome OS,Android 3.2以降
  • 対応OS(※Bluetooth接続時):Windows 8以降,macOS 10.12以降,Chrome OS,Android 3.2以降
  • 発売予定時期:2017年8月(※米国市場)
  • 価格:149.99ドル(税別)
  • 保証期間:2年間

Logitech GのG613製品情報ページ(英語)

  • 関連タイトル:

    Logitech G/Logicool G

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