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Logicool Gの新型ワイヤレスマウス「G900」ファーストインプレッション。スリープからの復帰は文句なしに早く,重量は相当に軽い
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印刷2016/03/24 16:01

テストレポート

Logicool Gの新型ワイヤレスマウス「G900」ファーストインプレッション。スリープからの復帰は文句なしに早く,重量は相当に軽い

G900 Chaos Spectrum Professional Grade Wired/Wireless Gaming Mouse(国内製品名:ロフェッショナルグレード ワイヤード/ワイヤレス ゲーミング マウス)
メーカー:Logitech International
問い合わせ先:ロジクール カスタマーリレーションセンター
電話:050-3786-2085
メーカー直販価格:2万1130円(税別)
Logitech G/Logicool G
 別記事でもお伝えしているとおり,Logitech International(以下,Logitech)とその日本法人であるロジクールから,「G900 Chaos Spectrum Professional Grade Wired/Wireless Gaming Mouse」(国内製品名:プロフェッショナルグレード ワイヤード/ワイヤレス ゲーミング マウス,以下 G900)が発表となった。国内においては,2016年4月14日に,メーカー直販価格2万1130円(税別,単純計算した税込価格は2万2820円)で発売となる予定だ。

 発表にあたってLogitech/ロジクールは,G900について,「プロゲーマーが本当に競技で使えるワイヤレスマウス」とか,「ワイヤードマウスより高速なワイヤレスマウス」とか,にわかには信じがたいアピールを行っているわけだが,果たしてLogitech/ロジクールの言い分はどこまで信頼に足るのだろうか?

 詳細なテストは追ってレビューとしてお伝えしたいと思うが,発表に合わせて入手した製品版サンプルを,正式発表までのわずかな時間ながらテストすることができたので,今回はファーストインプレッションとして,多くのゲーマーがワイヤレスマウスに対して「気持ち悪い」と思う(と筆者が確信している)部分の検証結果を,ムービーメインでお伝えしたい。


なぜゲーマー向けワイヤレスマウスは「気持ち悪い」のか


 ゲーマー向けのワイヤレスマウスは,以前「G-Series」というブランド名だった頃のLogicool G(日本以外ではLogitech G)が発売した「G7 Laser Cordless Mouse」(以下,G7)以来,各社からさまざまな製品が市場に送り出され,筆者も仕事でいくつかの製品を試してきた。基本的に,ゲームをプレイしている場合は高い性能を発揮しており,最近のものは,レスポンスも,追従性も,かなり高いレベルになってきていると思う。

Logitech G/Logicool G
 だが,ワイヤレスというその仕様上,常にフルパワーで動作し続けると,あっという間に内蔵バッテリーの容量を食い潰してしまう。そのため,一般ユーザー向けのワイヤレスマウスと同様に,ゲーマー向けのワイヤレスマウスでも,操作の行われない状態が一定時間続いたときには自動でスリープ状態へ入り,バッテリー消費を抑えるようになっているケースがほとんどだ。というか,筆者の記憶が正しいなら,史上初のゲーマー向けワイヤレスマウスだったG7以外は,すべてがスリープの設定を持っていた。

 そこで問題となるのが,スリープ状態からの復帰にかかる時間だ。スリープ状態から動作状態へ移行するにあたって,ほとんどのワイヤレスマウスにはラグが生じる。これが,「マウスは動いているのにカーソルが動かない」という一瞬の「間」を生み,それが気持ち悪さにつながっていた。
 スリープに入らなければ,この復帰ラグは生じない。それは頭では分かっていても,この気持ち悪さがゲーム中,本当に出ないかどうか,感情では一抹の不安が拭えないのだ。

 Logitech G/Logicool Gは,G900で,スリープからの復帰に代表されるラグを解決したと,声高らかに謳っている。本稿でテストするのはその部分だ。


G900とMamba 2016,Sensei Wirelessで「スリープからの復帰速度」をざっくり比較


 今回のテストにあたっては,G900と,2015年に国内デビューしたRazer製のゲーマー向けワイヤレスマウス「Razer Mamba」(以下,Mamba 2016)と,2014年にデビューしたSteelSeries製のゲーマー向けワイヤレスマウス「Sensei Wireless」を用意した。Logitech G/Logicool Gの「G700s Rechargeable Gaming Mouse」(以下,G700s)を入れていないのは純粋に時間の都合なので,レビュー本編では比較対象として加える予定だ。

Mamba 2016(左)とSensei Wireless
Logitech G/Logicool G Logitech G/Logicool G

G900対応版の「Logitech Gaming Software」(日本では「Logicoolゲームソフトウェア)にはバッテリー関連の項目があるが,ここで選択できるのは充電時の光り方を調整する項目だけだ
Logitech G/Logicool G
 テストでは,スリープ状態からの復帰にどの程度の時間がかかるかのおおよそを,相対的に比較することになる。
 G900は電力制御が完全に自動化されており,ユーザー側で「無操作状態がn分続いたらスリープに入る」といった設定は行えないため,実際に放置して確認したところ,約10分5秒でスリープに入ることが分かった。そこで,G900は約15分放置してからマウスを動かす。対するMamba 2016とSensei Wirelessは設定ソフトウェアからスリープに入るまでの時間を設定できるため,いずれも1分に設定したうえで,前者は約1分30秒,後者は約2分経過した時点から復帰を試みる。
 なお,15分,1分半,2分という数字に大した意味はなく,「確実にスリープ状態になっている」ことを確認するため,仕様もしくは設定値より長めに取っただけである。

 用意した環境は,テスト対象のマウスと,ストップウォッチとしてのスマートフォンをWebカメラから撮影し,マウスをワイヤレス接続したPC上で「QUAKE」を実行のうえ,ストリーミング用ソフト「XSplit Gamecaster」からWebカメラで撮影した映像とゲーム映像を1つの画面に取り込み,ローカルレコーディングを行っている。ストップウォッチのタイマーが見づらいかもしれないが,そこはご容赦を。

 その結果が下のムービーだ。生データを基に,途中,放置状態を早送りしたデータは別途4Gamerのファイルサーバーに自己解凍方式のrarファイル×3つ(1 / 2 / 3)として上げてあるので,興味のある人はそちらも参照してほしい。YouTubeにアップロードしたのは,復帰の前後数秒を,実時間に対して33%のスロー再生としたものとなる。G900とMamba 2016は本体を動かすことでスリープからの復帰がかかるが,Sensei Wirelessはメインボタンのクリックがスリープからの解除キーとなるので,操作法が異なる点はご注意を。


 見てもらうと,かなりの違いが生じているのが分かるだろう。もう少し細かく説明しておくと,ストップウォッチの示す経過時点で,G900は15分0秒07,Mamba 2016は1分30秒2,Sensei Wirelessは2分0秒2から復帰操作を行っているが,復帰までG900は0.2秒なのに対し,Mamba 2016は0.3秒,Sensei Wirelessは0.5秒かかっていた。

 スリープからの復帰に時間がかかるMamba 2016もSensei Wirelessも,単体で使ったときにはそれほどの遅さを感じなかったのだが,一度G900の速度を体感してしまうと,0.1〜0.3秒という違いは大きく感じられるようになる。1.5倍,2.5倍の時間というのは,やはり無視できないのだ。
 また,普通に使っていても,G900は操作に対して追従してきているのを感じられる。ワイヤレスマウスにありがちな,気持ち悪い「少し遅れてくる感じ」がほとんど――まったく,かどうかまでは未検証――ないのは,もうこれだけで万歳といったところである。

Squadより
Logitech G/Logicool G
 G900対応の「Logicoolゲームソフトウェア」(日本以外では「Logitech Gaming Software」)がなかなかリリースされなかったこともあり,現時点ではテストの最初も最初の部分しかできていないのだが,最後に「World of Warships」と「Squad」をプレイしてみた印象も述べておくと,ゲーム中でも,変なラグは感じられない。

実測重量が約107.5gというのは,正直,衝撃的だ。ちなみにMamba 2016は同125g,Sensei Wirelessは約117g,今回テストできていないG700sはバッテリーとなる単三形充電池が着脱式だが,それ込みで126gである
Logitech G/Logicool G
 また,マウス本体重量が実測約107.5gと,LED消灯時に連続32時間,LED点灯時にも連続24時間の利用が可能なバッテリーを内蔵する製品としては驚異の軽さで,ゲーマー向けモデルとして重すぎず軽すぎずのいい塩梅になっているのは,実にすばらしい。
 充電時以外はワイヤレスなので,ケーブルがマウスパッドの端に擦れるような感触がなく,またケーブルに引っ張られる心配がない……というのは他社製品と同じだが,この軽さゆえに,より快適な印象だ。

 原稿執筆時点では実勢価格についてコメントできないが,現段階で最大のハードルは,税別の直販価格が軽く2万円超えという点だろう。
 ワイヤレスマウスとしてのポテンシャルについて言えば,スリープからの復帰周りと軽さから,相当に期待できそうだと感じている。なので,「ゲーマー向けマウスの将来はワイヤレスにある」と思っているなら,強気の価格設定を信じてみるのも悪くないと思う(※4Gamer読者先着200名はAmazon.co.jpから10%引きで買えることだし!)。現時点における筆者の印象はポジティブなものである。

 ただそれでも,過去,さんざんワイヤレスマウスに裏切られた経験があると,ちょっと二の足を踏むかもしれない。
 ということで,後日お届けする予定の本番のレビューで,「本当にG900は信頼できるのか」を突き詰めていきたいと思う。お楽しみに。

Logicool G,「ワイヤードマウスより低遅延」なゲーマー向けワイヤレスマウス「G900」発表。キーパーソンがその特徴を語る

Logicool Gのマウス製品情報ページ

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