![]() |
解説を担当したのは,映画監督のダンカン・ジョーンズ(Duncan Jones)氏と,特殊効果の担当者であるビル・ウェステンホファー(Bill Westenhofer)氏の二人で,このほかBlizzard側の参加者としてロブ・パードゥ(Rob Pardo)氏,クリス・メッツェン(Chris Metzen)氏,ニック・カーペンター(Nick Carpenter)氏が壇上に立った。
なお,ロブ・パーデュ氏とクリス・メッツェン氏はWarcraftシリーズの初期から開発に携わっている人達で,ニック・カーペンター氏はシネマティック・ディレクターとして数々のCGトレイラーを生み出してきた人物だ。
![]() |
さて映画版「Warcraft」について,契約などの問題からストーリーや俳優のキャスティングといった肝心の詳細は明かされなかったものの,ファンであれば,なんとなくその輪郭は掴めるような情報がコンセプトアート数点と合わせて紹介された。
映画の撮影は2014年1月からスタートする予定で,現在は最終的なシナリオを煮詰めているという段階とのこと。また,ジョーンズ氏によれば,映画の仕上がりはライブアクションとコンピュータグラフィックスを巧みに混ぜ合わせたような形になるそうで,特殊効果の制作はILM(アメリカにある特殊効果の制作会社)が担当するという。
ウェステンホファー氏いわく,映画「Avatar」と同じような技術を映画版「Warcraft」に用いるとのことなので,AAAゲームタイトルでも最近主流になりつつある「パフォーマンス・キャプチャリング」という技術が使われると考えてよさそうだ。この技術の工程は,スタジオ内で演技した役者のデータに肉付けをし,オークなどの種族を表現するというものになる。分かりやすい例えを挙げるなら,映画「ロード・オブ・ザ・リング」のゴクリ(ゴラム)が代表的だろう。
![]() |
また,“アゼロスの獅子”と呼ばれたアンドゥイン・ローター(Anduin Lothar)と,新生オーク・ホルドの指導者スロールの父として知られるデュロタン(Durotan)が出演することも明かされている。両者とも「Warcraft II」に登場し,その後のストーリーを形成していったキャラクターだ。
コンセプトアートからは,「World of Warcraft」の拡張パック「World of Warcraft: Warlords of Draenor」(関連記事)で本格的に描かれるオークの故郷「ドレーノア」,浮遊しているかのようにそびえ立つ「デーララン」,そしてアライアンスの重要拠点である「ストームウィンド」といった地域が舞台として想定されていることが見て取れる。ロケーションは,カナダのバンクーバー近郊で行われる模様。
![]() |
![]() |
![]() |
このほか,ジョーンズ氏は,小説をベースにして制作する多くのファンタジー映画に比べて,「Warcraft」映画化の企画は作りやすいと語っていた。誕生から20年という長い歳月を経て作り込まれたWarcraftの世界観や,膨大な量となった各キャラの裏設定がその理由らしい。
またジョーンズ氏とメッツェン氏いわく,「来年のBlizzConではティザー映像などをお見せできるはず」とのこと。BlizzCon 2014の開催も首を長くして待ちたいところだ。

























