「FIFA Online 4」「FIFA MOBILE」などの成長が業績を牽引。ネクソン，2023年度第2四半期決算で過去最高の第2四半期売上収益を達成

　ネクソンは本日（2023年8月9日），2023年度第2四半期（4月1〜6月30日）の連結業績を発表した。

　売上収益は会計基準ベースで944億円（前年同期比12％増）で，過去最高の第2四半期売上収益を達成。営業利益は276億円（前年同期比22％増），そして四半期利益は245億円（前年同期比7％減）となっている。


　発表によれば，売上収益は「EA SPORTS FIFA Online 4」「EA SPORTS FIFA MOBILE」「ブルーアーカイブ（※）」「プラシア戦記（Wars of Prasia）」「HIT2」などの成長が業績を牽引したという。※日本と中国以外のパブリッシングをネクソンが担当

　また，「アラド戦記」においては，4月と6月に実施されたアップデートにより月間アクティブユーザー（MAU）は増加。今年6月にリリースされた「デイヴ・ザ・ダイバー」も，Steamで高い評価を得るなど好調に推移しているとのこと。

　一方で，「メイプルストーリー」は，第3四半期の重要アップデートに先駆けて，プレイヤーエンゲージメントの向上に注力した結果，売上収益は想定を下回り，前年同期比で減少。ただし，アクティブユーザー数は対前年同期で二桁成長しており，第3四半期は売上収益の増益を見込んでいるという。

　なお，合わせて発表された2023年度第3四半期業績予想では，売上収益が1099億〜1198億円と前年同期比で13〜23％の増加を見込んでいるようだ。また，営業利益は366億〜445億円，四半期利益は282億〜341億円の予想となっている。

ネクソンIRページ

2023年12月期第2四半期決算短信（PDF）

2023年12月期第2四半期決算説明資料（PDF）