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ゲーム芸人フジタさんが“愛すべきクソゲー”を語った「黒川塾 八十二(82)」をレポート
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印刷2021/05/20 17:22

イベント

ゲーム芸人フジタさんが“愛すべきクソゲー”を語った「黒川塾 八十二(82)」をレポート

 トークイベント「エンタテインメントの未来を考える会 黒川塾 八十二(82)」が2021年5月19日,YouTubeとTwitchにて配信された。このイベントは,メディアコンテンツ研究家の黒川文雄氏がホストを務め,招いたゲストとともに,ゲームを含むエンターテイメントのあるべき姿をポジティブに考えるものである。

画像集#001のサムネイル/ゲーム芸人フジタさんが“愛すべきクソゲー”を語った「黒川塾 八十二(82)」をレポート

 今回のテーマは「クソゲー進化論 @ゲーム芸人フジタ」。ゲストに招かれたゲーム芸人フジタさんが,自身のゲームに対するスタンスについて語ったり,「クソゲー」と呼ばれる不条理なゲームのデモプレイを披露したりした。

黒川文雄氏(左)とゲーム芸人フジタさん(右)。今回はテーマに合わせて,レトロゲームを扱うショップ「アキハバラ@BEEP」の店内から配信された
画像集#002のサムネイル/ゲーム芸人フジタさんが“愛すべきクソゲー”を語った「黒川塾 八十二(82)」をレポート

 フジタさんは幼少の頃からゲームにのめり込み,現在でもファミコンソフトやレトロ系ゲームの収集を趣味としている。現時点で3万本以上のゲームソフトを所有し,それらの総額は3000万円以上になるという。

フジタさんの幼少期は,著書「ファミコンに育てられた男」に詳しく記されている
画像集#012のサムネイル/ゲーム芸人フジタさんが“愛すべきクソゲー”を語った「黒川塾 八十二(82)」をレポート

 現在は主にゲームをネタにしたお笑い芸人・文化人として活動しているフジタさんだが,一度挫折してお笑い界から離れ,そこから10年の歳月を経て,お笑い界での活動を再開した。「クソゲーコンプレックス」というコンビではゲームの話題を盛り込んだ漫才を披露していたが,昔のゲーム事情を知らない若年層には今一つ受けが良くなかったとのこと。

 ピン芸人として活動するようになってからは,往年の携帯ゲーム機であるPCエンジンGTの実機を見せつつ「単三電池6本で1時間プレイできない」という話をするといったように,舞台にゲーム機やゲームのパッケージを持ち込んでネタを披露することにした。
 この手法により若い人達にもある程度受けが良くなったため,「それならプレイ画面を見せれば,もっと受けるのではないか」と考えた結果,現在のスタイルになっていったという。

 一方,ゲームをネタにすることについてはリスクも伴う。例えばテレビ番組に出演する場合,スポンサーが出しているゲームはネタにできない。またゲームには版権があるので,権利関係でトラブルになる可能性もある。
 しかしそんな側面がありつつも,フジタさんと各ゲーム会社との関係は良好であるとのこと。

 現在でも地方を営業で回る際には地元のショップをチェックし,希少なゲームソフトを購入しているというフジタさん。その背景には「この機会を逃したら二度と買えないかもしれない」という心理があり,複数所有しているタイトルも珍しくないという。中には3000本所有しているタイトルもあるが,これは買えば買うほど安くしてもらえたという理由があるそうだ。とはいえ,「置く場所を確保するのも家賃がかかるし,少しやり過ぎた」と話していた。

 そんなフジタさんが一番好きなのは,幼少時代にのめり込み,さまざまな思い出のあるファミコンのゲームとのこと。当時のほかのゲーム機と比較するとタイトルが多く,パッケージが色とりどりであることも理由だという。
 1990年代半ばごろになると,ファミコンは世間的に古い世代のゲーム機と見なされ,フジタさんがどんなにすごいゲームプレイを見せようともバカにされたりしたが,今振り返るとずっと継続してきて良かったと語っていた。

 しかしファミコン時代のゲームは,今のゲームのように丁寧なチュートリアルがあったり,プレイ上のヒントやTipsが表示されたりするわけではないし,中には不条理なゲームもあった。誰も何も教えてくれないうえに,不条理を押しつけられる当時のゲームから人生の厳しさや忍耐を学んだというフジタさんは,「当時の愛すべきクソゲーを通過してきた人達は,キレにくいんじゃないか」と持論を披露した。

画像集#004のサムネイル/ゲーム芸人フジタさんが“愛すべきクソゲー”を語った「黒川塾 八十二(82)」をレポート

 話題は昨今のゲーム事情にもおよび,フジタさんは「ゲームのプロプレイヤーが,自分の幼少期にも存在していたら良かったのに」「僕も今の時代に生まれたかった」と語った。
 また「ゲームクリエイターになりたいと思わなかったのか」という質問には,「小学2年生のときに『ファミリーベーシック』で挫折して以降,作り手になることは諦めた」と回答。なおフジタさんがプランニングしてデベロッパがゲームを作る企画もかつてあったが,アイデアが伝わらず自身が考えたものとは違うものになったため,頓挫したそうだ。ただ,誰かが音頭を取ってくれるのであれば,また自分がプランニングしたゲームのパッケージを出したいと思う気持ちもあると話していた。

配信では,フジタさんが愛すべきクソゲーのデモプレイを披露。主人公が不条理な理由で即死することで有名な「スペランカー」は,物悲しいBGMが印象に残っているという
画像集#005のサムネイル/ゲーム芸人フジタさんが“愛すべきクソゲー”を語った「黒川塾 八十二(82)」をレポート

画像集#006のサムネイル/ゲーム芸人フジタさんが“愛すべきクソゲー”を語った「黒川塾 八十二(82)」をレポート
いきなりの落とし穴や,飛んでくるナイフで即死する不条理さに当時のフジタさんがカセットを叩きつけた「ミシシッピー殺人事件」
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