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セガサミーホールディングス,営業利益は約30億円の赤字。ゲーム関連は好調ながら,他分野の収益が低調
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印刷2020/11/06 20:28

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セガサミーホールディングス,営業利益は約30億円の赤字。ゲーム関連は好調ながら,他分野の収益が低調

 セガサミーホールディングスは本日(2020年11月6日),2021年3月期第2四半期の連結業績を同社のIRサイトで発表した。2021年3月期第2四半期は,2020年4月1日から9月30日までとなっている。

画像集#001のサムネイル/セガサミーホールディングス,営業利益は約30億円の赤字。ゲーム関連は好調ながら,他分野の収益が低調

 発表によれば,売上高は約1102億円で,前年同期比33.4%減,営業利益は約30億円の赤字(前年同期は約146億円の黒字),経常利益は約35億円の赤字(前年同期は約126億円の黒字),そして親会社株主に帰属する四半期純損失は約217億円の赤字となった。

 セグメント別に見ると,エンタテインメントコンテンツ事業では,「A Total War Saga: TROY」などの新作タイトルをリリースし,リピート販売も好調に推移して,1908万本(前年同期は1210万本)の販売本数を記録。さらにスマートフォンやPC向けの基本プレイ料金無料のタイトルとして,「Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories」「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」などが好調な滑り出しを見せており,既存タイトルも好調なため,前年同期に比較して31.7%増となる経常利益約168億円となった。

 対して遊技機事業では,パチンコ機の販売は堅調であるものの,利益率の高いパチスロ機の型式適合に時間を要し,一部タイトルの投入が翌期に遅れたことなどから,経常利益で約124億円の赤字を計上。リゾート事業も,新型コロナウイルス感染症の影響を受けて「フェニックス・シーガイア・リゾート」の集客が引き続き大幅に落ち込んだことなどから,経常損失は約47億円の赤字を計上したとのこと。

 セガサミーホールディングスは現在,アミューズメント施設分野の構造改革に取り組んでおり,本日は650人の希望退職者を募集することを明らかにしている。これを実施するため,340億円の特別損失を計上する見込みだ。
 業績発表の詳細については,同社の公式サイトを参照してほしい。

セガサミーホールディングスIRサイト

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