外出規制施策の影響でeスポーツ配信の総視聴数や時間が大幅に増加。データ分析サイト「ESPORTS CHARTS」が4月の最新レポートを公開

　eスポーツ配信データの分析などを行うサイト「ESPORTS CHARTS」が，現在，世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスによる外出規制施策が，eスポーツ大会の配信・視聴にどのような影響を与えているかについてのレポートを公開した。

　レポートは，配信プラットフォームとして「Twitch」と「Mixer」の視聴データを分析したもので，英語圏と，ロシア語やスペイン語圏を含むヨーロッパ，および日本や韓国などのアジアでの総視聴時間数，最大視聴数，放送時間などが元になっているとのこと。

　欧米版とアジア版，そしてTwitchの統計データが公開されており，全世界の視聴時間が大幅に増加し，3月との比較で倍以上に伸びた国もあったほか，日本の総視聴時間数は20％近く増えたことなどが明らかになっている。ある意味，予想の範囲内ではあるが，詳しくは「ESPORTS CHARTS」のレポートを参照してほしい。

視聴レポート（欧米版）「4月にコロナウイルスがストリーミングに及ぼした影響について」

視聴レポート（アジア版）「アジアにおいてコロナウイルスがストリーミングに及ぼした影響について」

TWITCHの統計データ（全体）

『ESPORTS CHARTS』 eSports視聴配信調査レポート
コロナウィルスの影響は
全世界のeSportsの大会配信にどのような影響をもたらしたか？

• 全世界では視聴時間は約84％の増加！
• 日本では4月中に総視聴時間数が18.9％の伸び!
• 3月との比較で倍以上に視聴時間が増えた国も！

グローバルeSports配信データ分析サイト「ESPORTS CHARTS」（https://escharts.com/ja）は現在、全世界に猛威をふるっているコロナウィルスによる外出規制施策が世界のeSports大会の視聴・配信にどのような影響をもたらしたかに関するレポートを発表いたしましたので、ご案内申し上げます。


●調査レポートの内容：
配信プラットフォーム「TWITCH」「Mixer」より視聴データを分析
英語圏・ヨーロッパ（ロシア語圏・ポーランド・フランス・ドイツ・イタリア・スペイン語圏）アジア（日本・韓国・インドネシア・タイ・ベトナム）での総視聴時間数・最大視聴数・放送時間等から各国の状況をレポートしております。

視聴レポート（欧米版）
https://escharts.com/ja/blog/effect-coronavirus-streaming-april

視聴レポート（アジア版）
https://escharts.com/ja/blog/effect-coronavirus-streaming-asia

TWITCHの統計データ（全体）
https://escharts.com/ja/stats


※ESPORTS CHARTSとは…eSports関連のビッグデータのマイニング、データ分析を行うアナリスト集団。全世界の配信プラットフォームからeSportsの配信分析を行なっています。毎日15万以上のストリーミング、数百万の視聴者、数千のトーナメントをアクティブに網羅しています。「Team Liquid」や「Fnatic」などの世界的に有名なeSportsチームともパートナーシップを結びデータの提供を行なっています。

全世界の配信データグラフ（3月・4月）（TWITCH）

日本での配信データグラフ（3月・4月）（TWITCH）

TWITCH全体の視聴時間数の推移

TWITCH全体のピーク視聴数の推移

サービス名：「ESPORTS CHARTS」
URL：https://escharts.com/ja
料金形態：無料購読/有料購読（PRO月額$29.9）
公式Twitter：https://twitter.com/EsportsChartsJP