ニュース
サバイバルホラー「The Occultist」,最新バージョンをTGSにプレイアブル展示。神秘のペンデュラムを使い孤島の秘密を解き明かせ[TGS2024]
コロナ期間中に休職したグラフィックアートの先生たちが作り始めたという「The Occultist」は,神秘や超自然的な力を信じるオカルティストであるアラン・レベルスが主人公の一人称視点型のサバイバルホラーゲームだ。
ゲームは,アランが失踪した父の軌跡をたどって,カルト教団の実験失敗により何十年も無人になっている孤島ゴッドストーンに忍び入ることからスタートする。アートを教える先生たちが作っているだけあって,Unreal Engine 5を使用したグラフィックスが秀逸で,出展された数々のゲームイベントで高く評価され,発売前にもかかわらずノミネートを含めて30回以上の受賞経験を誇っているという。
超自然現象の調査人としてアランが使用するのが,出所不明の神秘のペンデュラム(振り子)「Vera Visio」で,何かの現象をペンデュラムが感知すると古代ルーン文字のような形象がオレンジ色に反応し始め,かつてその場所に存在したオブジェクトや,経年劣化により肉眼では判別できなくなった血痕などを察知する。
プレイヤーはペンデュラムの持つ5つの機能を利用して,人の活動が途絶えて久しい島の中を歩き回り,さまざまなパズルを解き明かしながら,過去の事件と父の消息を追っていく。
「The Occultist」は,2年前の東京ゲームショウにも出展されていたが(関連記事),デモの内容は当時と同じく,アランが島に上陸してから30分程度プレイできる。しかし,この2年間にグラフィックスのクオリティは大きく上がっており,どこかジメッとしたアメリカ北西部のような質感がより表現されており,かなり没入感の高いゲームになっている様子だ。
また,「The Occultist」では,登場するモンスターたちとは直接的に対峙できず,隠れてやり過ごしたり,ステルスを駆使して相手をかく乱したりといった,ドキドキのアクションをフィーチャーしている。ゲーム序盤はあまり恐怖を感じないかもしれないが,公開されているトレイラーや画像からも分かるとおり,かなりおぞましい描写も存在する。
今回の試遊台は,Daedalic Entertainmentというパブリッシャのサポートを受けたことで,日本語にローカライズ済みとなっており,とても遊びやすい。東京ゲームショウに来場する予定の人は,ぜひDaedalic Entertainmentブースで試遊台をチェックしてみてほしい。
「The Occultist」公式サイト
東京ゲームショウ2024公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2024」記事一覧
- 関連タイトル:
The Occultist
- 関連タイトル:
The Occultist
- 関連タイトル:
The Occultist
- この記事のURL:
キーワード
(C)2022 PENTAKILL STUDIOS SL. All rights reserved
(C)2022 PENTAKILL STUDIOS SL. All rights reserved
(C)2022 PENTAKILL STUDIOS SL. All rights reserved