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[TGS 2018]「カスタムロボ」の見城こうじ氏の新作対戦ゲーム,「Synaptic Drive」プレイレポート&ミニインタビュー
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印刷2018/09/21 11:06

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[TGS 2018]「カスタムロボ」の見城こうじ氏の新作対戦ゲーム,「Synaptic Drive」プレイレポート&ミニインタビュー

 千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2018のインディーゲームコーナーに,「カスタムロボ」のディレクターを務めたゲームクリエイター,見城こうじ氏の最新作となる「Synaptic Drive」PC/Nintendo Switch)のプロトタイプがプレイアブル出展されていた。プレイレポートと,見城氏へのミニインタビューをお伝えしたい。

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「サウザンドゲームズ」公式サイト


会場では,「Synaptic Drive」のPC版とNintendo Switch版がプレイアブル出展されている
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 「Synaptic Drive」は,四角いフィールドを舞台に,カスタマイズ可能な2体のロボットが勝負をするという,見下ろし型の対戦アクションだ。プレイヤーキャラクターは「ガン」「トラッカー」「ワイヤー」という3系統の武器と,体当たりなどで戦う。ガンは,連射ができたり扇状に弾が出たりとシンプルな感じで,トラッカーはガンほどの連射は効かないものの,自動追尾能力を持ち,撃てば相手の方向へゆっくり飛んでいく。ワイヤーは特殊で,発射後に右スティックで動かせる。これに格闘を組み合わせ,相手を追い詰めていくのだ。

画像集 No.005のサムネイル画像 / [TGS 2018]「カスタムロボ」の見城こうじ氏の新作対戦ゲーム,「Synaptic Drive」プレイレポート&ミニインタビュー 画像集 No.003のサムネイル画像 / [TGS 2018]「カスタムロボ」の見城こうじ氏の新作対戦ゲーム,「Synaptic Drive」プレイレポート&ミニインタビュー

画像集 No.004のサムネイル画像 / [TGS 2018]「カスタムロボ」の見城こうじ氏の新作対戦ゲーム,「Synaptic Drive」プレイレポート&ミニインタビュー
 面白かったのがワイヤーだ。自キャラを動かしつつ,ワイヤーの弾も別に動かすことができるところがポイントで,仕掛けを理解するとかなり戦略的な戦いが可能となる。つまり,自分は右から攻め込みつつ,ワイヤーの弾を左から回り込ませるといった戦い方ができるのだ。
 「障害物に隠れた相手をトラッカーでいぶり出し,さらにガンで追い立て,相手が逃げるであろう方向へあらかじめワイヤーの弾を先回りさせてトドメを刺す」といった詰め将棋のような戦法が可能になり,これが決まると爽快だ。

画像集 No.006のサムネイル画像 / [TGS 2018]「カスタムロボ」の見城こうじ氏の新作対戦ゲーム,「Synaptic Drive」プレイレポート&ミニインタビュー

 もちろん,相手もそうはさせじと攻撃を掛けてくるため,左スティックで攻撃を回避しつつ,右スティックで攻撃的にワイヤーを誘導するといった場面が発生する。右手と左手で異なる動きをしなければならないため,脳がフル回転する。カスタムロボの正統進化形という印象だ。
 ボディ,ガン,トラッカー,ワイヤー,格闘にはいくつかのバリエーションが存在しており,好きなように組み合わせられるため,いろいろな戦術が楽しめそうだ。


見城氏ミニインタビュー


サウザンドゲームズのゲームディレクターである見城こうじ氏
画像集 No.007のサムネイル画像 / [TGS 2018]「カスタムロボ」の見城こうじ氏の新作対戦ゲーム,「Synaptic Drive」プレイレポート&ミニインタビュー

4Gamer
 Synaptic Driveの開発に至ったきっかけを教えてください。

見城こうじ氏(以下,見城氏)
 「僕にしか作れないゲームを作りたい」と考えたことです。僕はかつてカスタムロボという対戦ゲームのディレクターを務めていましたが,今に至るまで似たタイプのゲームが出てこなかったことから,開発を決断したわけです。僕が作るような対戦ゲームを望んでいるユーザーの声にも後押ししてもらいました。

4Gamer
 確かに,3次元空間をフルに使って性質の異なる攻撃を組み合わせ,詰め将棋っぽく戦うゲームというのはあまりないと思います。

見城氏
 そうですね。Synaptic Driveには,右スティックで任意に誘導できるワイヤーという新システムがあり,相手を面で囲うようにして追い込めるので,より頭脳的な戦い方ができます。最終的には,2本のスティックとすべてのボタンを活用するようなゲームにしたいと思っているんです。

画像集 No.008のサムネイル画像 / [TGS 2018]「カスタムロボ」の見城こうじ氏の新作対戦ゲーム,「Synaptic Drive」プレイレポート&ミニインタビュー

4Gamer
 Synaptic Driveは対戦を重視したゲームという印象を受けますが,オンライン対戦には対応していますか。

見城氏
 ローカルとオンラインで,シングル戦と対戦の両方ができます。

4Gamer
 キャラクターのパーツはどれくらい用意される予定ですか。

見城氏
 100種類以上は揃えたいですね。

4Gamer
 今年の東京ゲームショウ2018ではeスポーツが注目を集めていますが,Synaptic Driveの開発でeスポーツを意識されたことはありますか。

見城氏
 eスポーツありきで考えたものではないですね。まずは,優れた対戦ゲームを作ること,遊んで面白いものを作ることが大事だと考えています。結果として,対戦コミュニティが盛り上がってくれれば嬉しいですね。

4Gamer
 今回はビジネスパートナーを募集するための出展だということですね。

見城氏
 そうです。パブリッシャを絶賛募集中ですので,よろしくお願いします。

4Gamer
 では,見城さんの新作を楽しみにしている読者にメッセージをお願いします。

見城氏
 現時点ではプロトタイプであり,完成度としては10〜20%といったところですが,最終形のイメージは僕の中でほぼできあがっています。皆様に面白い対戦ゲームをお届けできると思っていますので,応援をよろしくお願いします。

4Gamer
 どうもありがとうございました。

 TGS会場インディーゲームコーナーの9-B58,サウザンドゲームズブースでプレイアブル出展されている「Synaptic Drive」。明日から始まる一般公開で会場に足を運ぶ予定の人(そして,パブリッシャの関係者)は,ぜひブースを訪ねてほしい。



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