「Diablo」のオリジナルクリエイターが個人制作する2DサバイバルRPG「It Lurks Below」が本日正式リリース

　これまで1年ほどアーリーアクセスが行われてきた，Graybeard Gamesの2DサバイバルRPG「It Lurks Below」が，Steamにて本日（2019年5月30日）正式リリースされた。

「It Lurks Below」Steamストアページ

　Graybeard Gamesは，「Diablo」の生みの親として知られるベテラン開発者のデイビッド・ブレヴィック氏が立ち上げた個人スタジオ。「It Lurks Below」は，洞窟から魔界のクリーチャー達が湧き出した原因を突き止めるため，地下の世界を探索するという内容だ。


　見た目は「テラリア」のようなほんわかとした雰囲気だが，ゲームプレイ自体は「Diablo」を生み出したブレヴィック氏らしい，ハードコアなハック＆スラッシュになっている。レベル上げやスキルポイントの割り振り，マップ探索やアイテム収集の楽しさ，そしてクラフティングを前面に押し出しているのが特徴だ。


　プレイヤーは，ウォリアー，ウィザード，ローグ，吟遊詩人，クレリック，エンチャンター，ネクロマンサー，パラディンという異なるキャラクタークラスを選び，倒されるたびにランダム生成されるダンジョンの奥深くへと分け入ることになる。空腹やスタミナといったサバイバルゲーム的なゲームシステムが加味されているだけでなく，クエストをこなすことで地上の村の施設を充実させられるのも面白い要素だ。


　4段階のゲーム難度が用意され，よりチャレンジングな戦いもできるなど，やり込み甲斐がありそうで，英語のみのテキスト表示も，どことなく通好みな雰囲気を感じさせる。ブレヴィック氏の新作に興味があるDiabloファンは，本作のレトロ風味でハードコアなアクションを満喫してみてはいかがだろうか。

「It Lurks Below」公式サイト