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[GDC 2018]Daydream対応では世界初となるスタンドアロン型VR HMD「Mirage Solo with Daydream」を体験してみた
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印刷2018/03/26 13:42

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[GDC 2018]Daydream対応では世界初となるスタンドアロン型VR HMD「Mirage Solo with Daydream」を体験してみた

 GoogleのVRプラットフォーム「Daydream」対応機器としては,初のスタンドアロン型VRヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)となるLenovoの製品「Mirage Solo with Daydream」(以下,Mirage Solo)が,GDC 2018会場のGoogleブースで公開されていた。
 世界市場での発売は2018年5月5日の予定で,価格は399ドル(税別)の予定とのこと。注目の新型VR HMDを簡単に紹介しよう。

Mirage Soloと付属のモーションコントローラ
Daydream

 2018年1月のCES 2018で発表となったMirage Soloは,PCと接続したり,スマートフォンをはめ込んだりする必要がないVR HMDだ。VR HMDの外部にセンサーやカメラを設置することなく,内蔵センサーと前面のステレオカメラを使ったインサイドアウト方式により,ユーザーの位置や動きを6軸自由度で検出するGoogleの技術「WorldSense」を採用しているのが,最大の特徴となる。


 インサイドアウト方式のVR HMDを発表しているのは,Lenovoだけではない。たとえばHTCは,独自のVRプラットフォーム「Vive Wave」を使った製品「Vive Focus」を,2017年11月に中国市場に向けて発表しており,GDC 2018に合わせて,世界市場でも展開することを明らかにしている。
 また,Oculus VRも,インサイドアウト方式の独自VR HMD「Oculus Go」を,2018年前半に発売の予定といった具合に,スタンドアロン型VR HMDの製品化を,各社が精力的に取り組んでいる状況だ。

 さて,そんなMirage Soloだが,Lenovoが公開しているスペックを簡単にまとめておこう。
 搭載SoC(System-on-a-Chip)は,Qualcomm製のVR向けSoCである「Snapdragon 835 VR Platform」とのこと。これは,スマートフォン向けSoC「Snapdragon 835 Mobile Platform」をベースにしたVR機器向けのプロセッサである。メインメモリ容量は4GBで,内蔵ストレージ容量は64GBと,おおよそ2017年のハイエンドスマートフォン並みのスペックといったところだ。

●Mirage Soloの主なスペック
  • メーカー:Lenovo
  • OS:Daydream OS
  • ディスプレイパネル:5.5インチ液晶,解像度2560×1440ドット(片眼あたり1280×1440ドット)
  • 最大リフレッシュレート:75Hz
  • 接眼レンズ:フレネル式
  • 視野角:110度
  • プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 835 VR Platform」
  • メインメモリ容量:4GB
  • ストレージ:64GB+microSDXC(最大容量256GB)
  • バッテリー容量:4000mAh
  • バッテリー駆動時間:未公開
  • 無線LAN対応:IEEE 802.11ac
  • Bluetooth対応:5.0
  • サウンド入出力:3.5mmミニピンヘッドセット出力
  • USBポート:Type-C
  • 公称本体サイズ:204(W)×269.5(D)×179.86(H)mm
  • 公称本体重量:約645g
  • 本体カラー:Moonlight White

 スマートフォンをはめ込む簡易型VR HMD「Daydream View」の2017年モデルは,公称本体重量が約261gなのに対して,Mirage Soloの公称本体重量は約645gと随分と重く,その大きさもかなりのものだ。内蔵バッテリーによるバッテリー駆動時間は,7時間ほどを想定しているとのこと。

Mirage Soloの試用機。ゴーグル全面の色が異なるのを除くと,DellのVR HMD「Visor」に似ていなくもない
Daydream

 Mirage Soloにおけるヘッドバンドの形状や仕組みはPlayStation VRを彷彿とさせるものだ。頭の後ろにくるノブを回転させて締め付け具合を調整し,本体下部にあるボタンを押しながら,ゴーグルの前後位置を調整する。実際に着用した印象では,わりとフィット感は高いうえ,ゴーグル部分が重いとは感じなかった。ヘッドバンドでうまく重量を分散しているのだろう。

背面側から見た状態。ゴーグルの顔が当たる部分や額と接する部分,ヘッドバンドの後方内側には,ソフトな素材が使われていた。ピントが合っていなくて分かりにくいが,ヘッドバンドの末端に,締め付け具合を調整するノブがある
Daydream

ゴーグル部分の左側面(左)。カバーのついたmicroSDカードスロットと,充電用のUSB Type-Cポートが並ぶ。右写真は公式の画像だが,右側面には電源ボタンと音量調整ボタン,3.5mmミニピンのヘッドセット端子がある。少々見にくいが,ゴーグル部分の底面,やや左寄りにあるボタンは,ゴーグルの前後位置を調整するためのものだ
Daydream Daydream

 前面に付いている2つのカメラは,周囲に何があるかを把握するWorldSense用のカメラもので,Augmented Reality(拡張現実,AR)用途は想定していないようだ。実際,今回のデモでは,映画「ブレードランナー」の世界をVRゲーム化した「Blade Runner: Revelations」と,VRゲーム「Accounting」を制作したSquanch Gamesが,Googleとの提携でDaydream向けに開発した新作タイトル「Dr.Splorchy Presents: Space Heroes」がプレイアブルな状態で出展されていたのだが,どちらもAR的な要素はなかった。


時間の都合で,筆者が体験できたのは,Dr.Splorchy Presents: Space Heroesのみ。基本的にはFPSである
Daydream
Daydream

 なお,Lenovoは,Mirage Soloの関連商品として「Mirage Camera with Daydream」(以下,Mirage Camera)というステレオカメラも発表している。無線LAN経由でDaydream対応機器とペアリングしたり,Mirage Cameraで撮影している人物と,Mirage Soloで会話することもできるようだ。

Mirage Camera。Mirage Soloとワイヤレスで接続できるのが特徴だが,単体でもステレオカメラとして使用できる
Daydream

 Mirage Cameraは,Qualcommの「Snapdragon Connected Camera」というプラットフォームを採用したそうで,SoCには「Snapdragon 626」を採用。Google PhotosやYouTubeに,撮影した写真や動画をストリーミング配信することもできるそうだ。今後は,LTE対応の「X9 LTE Modem」を内蔵する上位版も発売する予定であるという。

LenovoのMirage Solo製品情報ページ(英語)

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