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「ポケモンGO」の新機能「チームコラボ」が10月17日に登場。親しい仲間と最大4人で,協力したり競ったりしていつでも一緒にゲームを楽しめる!
この「チームコラボ」は,最大4人のトレーナー同士がチームを組んで遊ぶモードで,これまで本作に実装されてきたソーシャル機能の中でも,ごく近しい家族や友人などと一緒に冒険を楽しめるようになるものだ。
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この機能の実装を前に,Nianticの開発陣によるプレゼンテーションが行われた。本稿掲載の段階で解禁となっている機能だが,あらためてその内容を紹介していこう。なお掲載しているスクリーンショットは英語版のものだが,もちろん日本語にも対応している。
冒頭で触れているとおり,この「チームコラボ」はレベル15以上のトレーナーが2〜4人で集まって,一緒にチャレンジに挑戦したり,レイドバトルで共闘したり,アクティビティで競ったりできるモードだ。
チームを組んだトレーナー同士はお互いの姿と位置が画面に表示されるようになり,リアルでもゲーム画面でもその場所を確認できる仕組みだ。
プロフィール画面右上の「チーム(PARTY)」タブからプレイが可能。画像は英語だが,もちろん日本語に対応している |
チームを組んだトレーナーの姿がフィールドにリアルタイムで表示される。ちなみに相棒ポケモンは,野生のポケモンと見分けがつかなくなる恐れがあるため表示されない |
チームを組むときの具体的な手順は,プロフィール表示画面のタブに新たに加わった「チーム」を選択し,ホストになるなら「チームを作る」,ホストのチームにゲストで参加するなら「チームに参加する」を選ぶ。すると,ホストの画面にQRコードが表示され,ゲストはそれを読み取って参加すればOK。チームはフレンド同士じゃなくても参加可能で,後に一緒に遊んだトレーナーとフレンドになる機能もある。なお,チームコラボはトレーナーが所属している「チームカラー」とは別の扱いで,どの色に所属していても組むことができる。
チームコラボでは「チームチャレンジ」という,この機能ならではのチャレンジ要素が課される。提示された三つの中から好きなものを選ぶことで,参加中のトレーナーの行動が反映されるチャレンジで,クリアすればリワードがもらえる仕組みだ。リワード自体はちょっとしたボーナス的なもので,限定のアイテムなどもないそうだが,集まってプレイするモチベーションアップとなるはず。
また,集まってプレイすることで,もっともメリットが大きいのはレイドバトルだ。チームコラボ中はメンバーがそろって同じレイドに参加でき,バトル中には画面左下に「チームパワー」のゲージが出現する。バトルをするとこれが増えて,満タンになったときにタップするとそれがSPアタックへと還元されて威力が2倍となるのだ。
チームパワーは人数が多いほど溜まるのが早いそうで,人数分のSPアタックの威力が倍加されれば,少ない人数でレイドに勝利することもできるだろう。
レイドバトル時の左下にあるのがチームパワー。溜まったらタップしよう |
チームパワーが還元された強力なSPアタックを使うことができる |
チームコラボ中の遊びとして,「アクティビティサマリー」という要素もある。これはチーム内で任意にテーマに則って競争する遊びで,「捕まえたポケモンの数」「色違いのポケモンを捕まえた数」「ExellentスローやGreatスローを出した数」「フィールドリサーチを達成した数」といった,さまざまなジャンルの遊びが「アクティビティカード」として用意されている。
アクティビティカードにはメンバーの記録が表示され,最終的な結果を「チームサマリー」としてシェアすることも可能。こちらも特別なリワードなどはないが,イベント以外のときでもイベントのような感覚で遊べる要素で,SNSなどにシェアをすることで思い出を残せるというわけである。なお,チームコラボのログや記録は現状,ゲーム内には残らないそうだ。
チームで競うアクティビティカード。内容やジャンルは複数用意されていて,お気に入りに登録しておけばその内容をすぐに確認できる |
チームコラボ開始時にトレーナーには個別の色が設定され,アクティビティカードには現在トップのトレーナーの色が反映される |
このチームコラボの大きな特徴として,1回につき1時間の制限時間を設けている点が挙げられる。制限時間が過ぎるとチームは解散となり,続けて遊びたいときはもう一度同じ手順でチームを組む必要がある。1時間は短いように感じられるかもしれないが,これは参加するトレーナーのプライバシーに配慮した仕様だ。
1時間という制限があることで,チームチャレンジもこの時間内にクリアできるような内容に設定してあり,アクティビティサマリーの記録にチャレンジしてみるのも面白そうだ。
また,チームの効力が及ぶのは大きな公園程度の範囲だそうで,それ以上距離が離れてしまうと警告が出て,さらに離れるとチームから抜けてしまうという制限もある。つまり,あくまでお互いを把握できる範囲内でのプレイに限定されているのだ。
このチームコラボを始めたプレイヤーには,イーブイとその進化ポケモン達のTシャツがもらえるスペシャルリサーチも追加される。リサーチタスクはチームで力を合わせることで進められる内容で,最初に遊んだときの目標にするといいだろう。
チームコラボは,Nianticが目指す,ゲームを通した仲間との出会いや,ゲームを一緒に遊んで思い出を作るといったミッションに則った機能だ。開発陣はこの機能について「トレーナーの皆さんが一緒に遊ぶための土台」と位置付けているそうで,今後トレーナーの声などを反映させながら強化・改善をしていくとのこと。
コロナ禍でなかなか実装できなかった,誰かと一緒に遊ぶためのソーシャル機能が久しぶりに追加され,「『ポケモンGO』の新たな一歩が始まったと思っています」とも開発陣はコメント。温かい目でこの機能を一緒に育ててほしいと,トレーナーに向けてメッセージを贈った。
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(C)2017 Niantic, Inc. (C)2017 Pokémon. (C)1995-2017 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
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