韓国GPM，ブラウザベースのFPS「Zombie Hunter」について，2015年中に日本でのサービスを目指すと発表

　韓国GPMは，同社が開発するブラウザベースのFPS「Zombie Hunter」について，2015年中の日本サービスを目指して，パブリッシャとの協議が進行中であることを明らかにした。


　Unityエンジンを使用し，Flash形式で作られた本作は，最初に6MBのファイルをダウンロードすればすぐにプレイでき，インターネット回線が遅い地域や低スペックPCでも遊べる作品だ。ブラウザベースだが，クライアント型のFPSに匹敵するグラフィックスでゲームが楽しめるのも特徴だろう。


　本作には，シングルプレイ用の「Arcade Mode」と，マルチ対戦プレイが可能な「PVP Mode」が用意されている。PVP Modeは，FPSプレイヤーにお馴染みの対戦モードだが，一方のArcade Modeは，プレイヤーがひたすら前進しながら迫りくるゾンビを撃退する，レール式ガンシューティングのようなゲームモードになっている。

　ゲーム中は，手に入れた武器を強化したり，経験値を溜めて自身のキャラクターを成長させたり，“ドローン”に戦闘をサポートさせたりといったシングルプレイ用の多数の要素が盛り込まれており，戦闘で使用する各武器にも，アクティブスキルやパッシブスキルが装備させられるなど，戦略性の高いガンシューティングが楽しめるようだ。
　さらにArcade Modeはクロスプラットフォームに対応しており，PC上で獲得した経験値やゴールド，アイテムといったデータを連動させて，スマートフォン上で楽しめるように開発しているとのことだ。



　なお本作は現在，中国最大のソーシャルプラットフォーム「QZONE」にてβテストが行われており，友人との自動クイックマッチングや協力プレイが安定して動作しているという。さらにOpen APIを介して，Facebookなどのソーシャルプラットフォームの知人とコミュニケーションを取りながら，ゲームが楽しめるとのことだ。

　GPMのCEOであるLuke Park氏は，「FPSでもプレイヤー同士の協力を重視する日本のプレイヤーに向けて，協力プレイを強調したカスタムマイズバージョンを準備中です。誰でも簡単にプレイできるようにします」とコメントした。