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ハロー!Steam広場 第220回:最大4人で協力して,地下組織の陰謀を暴いていくホラーアクション「The Blackout Club」
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印刷2018/11/30 12:00

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ハロー!Steam広場 第220回:最大4人で協力して,地下組織の陰謀を暴いていくホラーアクション「The Blackout Club」

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「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamで公開されている気になるタイトルを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,ゴルフ場でグールを撃つのが日課となった上級ワンダラーにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第220回は,地下組織の陰謀を暴くホラーアクションゲーム「The Blackout Club」を紹介しよう。本作では,最大4人のプレイヤーが協力して,町中に散らばる陰謀の証拠を集めていく。町のいたるところに,眠ったまま徘徊する「Sleepers」がおり,奴らに見つかると「赤い扉」へ連れ去られてしまう。

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最大4人で協力して,地下組織の陰謀を暴いていくホラーアクション「The Blackout Club」


 アーリーアクセスとは,開発途中のゲームを購入して,デバッガー兼プレイヤーとして参加できる,Steamの販売形態の1つだ。今回は海外のインディーズ系デベロッパ,Questionが手掛ける一人称視点のホラーアクションゲーム「The Blackout Club」を紹介しよう。

 ゲームの舞台となるのは,バージニア州にある架空の田舎町レッドエーカー。この町では,夜中になると住民が眠ったまま町を徘徊し,朝になると誰もそのことを覚えていないという奇妙な事件が発生している。
 この現象を唯一認識しているのが,主人公を含む少年少女のグループだ。彼らは,警察や学校の先生にこのことを話すが,誰も信じてはくれない。よろしい,ならば自分達でなんとかしよう――というわけで,「The Blackout Club」を結成するのである。

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 The Blackout Clubの目的は,最大4人のプレイヤーと協力して,町中に散らばる事件の証拠を集めることにある。ミッションは毎回自動で生成され,証拠の場所や敵の配置はすべてランダムだ。町のいたるところに,眠ったまま徘徊する大人達「Sleepers」と,彼らの行動を監視する「LUCIDS」がおり,こいつらに見つかると最寄りの「赤い扉」の中へとご案内されてしまう。
 扉の中には「シェイプ」と呼ばれる超自然的な存在が待ち構えており,彼に魅入られてしまうと,ほかの住民と同じく無意識のまま町を徘徊するようになってしまうのだ。

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 そうならないために重要なのが隠密である。Sleepersはアイマスクをしているため,たとえ目の前に突っ立っていようがバレることはない。そのぶん音には敏感なので,コンクリートの上を走ったりすると気付かれてしまう。Sleepersが近くにいるときは,芝生の上を移動するなどの工夫が必要だ。
 Sleepersたちは,前が見えていないからなのか移動が不規則であり,通り過ぎたと思ったらすぐに引き返してきたりするので油断ならない。というか,心臓が止まりそうになるのでやめてほしい。彼らを監視するLUCIDSに至っては,目も耳も利くため,こちらは普通の人間を相手にしていると思って行動したほうが良いだろう。LUCIDSは懐中電灯を持って歩いているので,ライトが見えたら注意しよう。

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 基本的には身を潜めて行動していれば問題ないが,そうもいかない状況に出くわすこともある。そういうときは,ガジェットをうまく利用していく。プレイヤーは,「スタンガン」「グラップリングフック」「クロスボウ」の中から1つだけミッションに持ち込むことができ,これらは適切な状況で使えば大きな助けになってくれる。ガジェットは町中でも入手できるので,緑色のボックスを見つけたら漁っておこう。

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 さて,このゲームの醍醐味は,なんといってもオンライン協力プレイにある。隠密が重要なゲームなので,人が増えればそのぶんリスクも高くなるわけだが,一人では難しい状況も,仲間と一緒なら突破できたりするので,攻略の幅が広がる。
 たとえば,誰か1人が家の中にいるSleepersを引き付けているうちに,残りのメンバーで部屋を探索したり,シェイプに魅了された仲間の目を覚ましたりと,仲間の手を借りなければできないことも多いのだ。

熱いキスシーン ……ではなく,仲間に助けられているところ
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 仲間と共に行動していると気が大きくなり忘れがちだが,本作はあくまでもホラーゲームである。仲間とはぐれて一人取り残されてしまったときには,そのことを嫌というほど実感させられる。
 ミッション中はずっと夜なので,冷静に見てみれば町の雰囲気はとてもおどろおどろしい。Sleepersの変則的な動きも,よく見ればめちゃくちゃ怖い。
 ビビリな筆者は,切れの悪い糞のごとく誰かの後ろをピッタリとくっついて移動していたが,敵に見つかるとみんな逃げることに必死になるわけで,筆者も気がつけばどこかの家のトイレの中である。なぜこんなところに逃げ込んでしまったのか。

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 なんにせよ,ミッションの目的を達成して町から脱出すればクリアとなり,リザルト画面で経験値がもらえる。ここでレベルが上がるとパワーポイントが手に入り,拠点でさまざまな特殊能力を習得可能だ。
 Sleepersをノックダウンできるようになったり,ドローンを持ち込めるようになったりと,どれも強力なので,自分のプレイスタイルに合わせて能力を獲得していこう。こうした育成要素があると,プレイのモチベーションも上がるため嬉しい限りだ。

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 ホラーゲームをオンラインで協力しながらプレイしていると,ほかのプレイヤーがいるという安心感から怖さが半減しがちだが,このゲームは隠密重視なうえ,見つかるとあっという間に壊滅することもあり,怖さや緊張感が薄まることはない。もし友達と一緒にビビれるゲームを探しているのであれば,ぜひ本作をプレイしてみてほしい。



  • 関連タイトル:

    Steam

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    The Blackout Club

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