「LOST ARK」，声優のサイン色紙が抽選で当たるキャンペーンも実施中。公式生放送番組「Pmangのゲムづめ」で公開された新情報をレポート

　ゲームオンは2020年8月13日，同社の公式生放送「Pmangのゲムづめ」にて，新作MMORPG「LOST ARK」の特集番組を配信した。本稿では，この番組で公開されたオープンサービスの予定や，クローズドβテスト（以下，CBT）のアンケート内容などについてお伝えしよう。

左からアシスタントの藤原 澪さん，LOST ARK運営プロデューサーの嶋田真人氏，MCのライデン池田氏

　まず，既報のとおり本作の次の展開である「オープンサービス（仮）」が，9月下旬に実施される予定だと発表された。名称はまだ仮となっており，オープンβテスト相当なのかどうかも現時点ではまだ不明だ。その内容や詳細な日程については，9月上旬から中旬に発表するとのこと。


　その時期になる要因として，開発元によるLOST ARKのクオリティアップやバランス調整，不具合の調整の実施。ゲームオン側のローカライズ作業やデバッグ，サーバーや公式サイト，サポートの構築などの作業準備を挙げ，それらを最速で行って9月下旬ぐらいに開始できる目処が立ったからだと嶋田氏は説明した。


　続いて，CBTに参加したプレイヤーのデータや，アンケート内容が公開された。

　最初に公開されたのは，プレイヤーの男女比と年齢層だ。男女比については，圧倒的に男性が多く，年齢層は30代がもっとも多い。嶋田氏は，20代のプレイヤーが想定よりも多かったと述べ，若い世代にもPCでのゲームが浸透しているのかもしれないと分析した。


　次に基本クラスと上位クラスの使用分布が公開された。
　基本クラスはマジシャンがトップで，ファイター，ウォリアー，ハンターと続く。強さもそうだが，やはり女性キャラらしい華やかさが人気だったようだ。
　上位クラスは，マジシャン上位のサモナーとバードが2トップ。もっとも使用率の低いブラスターについては，実況配信でブラスターを使用していたライデン池田氏が「ブラスター，結構良いですよ！」とアピールする一幕も。


　プレイヤーのレベル分布については，レベルキャップである50が圧倒的だった。レベル50から遊べるコンテンツが増えることもあり，そこを目標としてプレイしていた参加者が多かったのではないだろうか。
　ちなみに参加者の最高アイテムレベルは360で，嶋田氏によれば，相当プレイしないと360には到達できない数値で，かなりの時間がかかったのではないかとのことだった。


　ゲームに隠された「モココの種」の最高発見数は737個のうち693個。この数は，発見したプレイヤーを尊敬できるほどの結果だという。


　好感度NPCランキングは，トップがシイラ。「好感度」システムのチュートリアル的存在でもあるネリアを予想していたという藤沢さんとライデン池田氏は，予想外の結果に驚いていた。


　アンケートについては，プレイヤーから届いた意見の中で，とくに多かった内容が紹介された。嶋田氏は，これらの意見は開発元に届けており，対応可能かどうかを協議している段階だという。実現できるかどうかは明言できないが，少しでも多くの意見が反映できるよう作業しているとのことだった。


　お知らせのコーナーでは，本作に登場するNPCの声優が発表された。これは同日にLOST ARK公式サイトの特設ページで公開となっており，声のサンプルが聞けたり，インタビューが掲載されていたりするので，興味のある人はチェックしてみてほしい。
　また，声優の直筆サイン色紙が抽選でプレゼントされるTwitterキャンペーンも発表されている。


　もう1つのお知らせとして，YouTuber向けのクリエイターズ企画が発表された。これは，8月14日から8月31日までの期間限定でYouTuberにCBTと同じサーバーをオープンし，プレイしてプロモーションしてもらおうという企画だ。応募期間は8月13日から27日まで。応募規定はYouTuberチャンネルを所持していており，50名以上のチャンネル登録者がいることだ。詳細は公式サイトで告知されているので，興味のあるYouTuberはチェックしてみるといいだろう。


　番組の最後に，次回のLOST ARKの公式生放送は9月上旬を予定していると発表された。タイミング的には，オープンサービス（仮）の詳細が発表される可能性が高いので，LOST ARKのサービス開始を心待ちにしているプレイヤーは，注視しておこう。

「LOST ARK」公式サイト