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AoE:WDのベースとなった「Age of Empires」(エイジ オブ エンパイア)は,1997年にMicrosoftがリリースしたPC向けリアルタイムストラテジー(RTS)の傑作だ。近年ではRTSと言われてもピンと来ない読者もいるかもしれないが,ざっくり言えば,1回のゲームプレイ中に資源の獲得,ユニットの生産,索敵,進軍,敵との戦闘といった作業をリアルタイムで行うシミュレーションゲームだ。マウス&キーボード操作を前提としたPCプラットフォームにおいても,相当に難しい(忙しい)ゲームジャンルである。
PCゲーマーにとっても“手強い”ジャンルであるだけに,スマホ向けアプリで“本格的なRTS”と呼べるものはほとんどない。むしろ「Clash of Clans」に代表されるような,資源獲得や局地戦などにフォーカスした,カジュアルに楽しめるRTSが人気を博しているのが現状だ。
そんな中,このAoE:WDは,ディレクターが同シリーズの大ファンということもあって,スマホアプリでありながら,PC向けRTSにかなり近い要素が盛り込まれており,ここが最大の特徴となっている。
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BRは部隊の生産だけでなく,施設の建築にも必要となる。筆者がプレイした範囲では,拠点以外でも部隊の生産が行える「前線基地」,兵器ユニットを生産できる「兵器製造所」,敵を迎撃してくれる「見張り塔」,そしてBRの獲得ペースを早める「資源保管所」といった施設が確認できた。
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ユニットに“視野”の概念が採用されている点も,AoE:WDの特徴といえる。たとえば味方の兵器ユニットの視野に敵の拠点が入っていれば,自動で移動/攻撃を行うため,これを利用して拠点への攻撃をサポートさせられる。反対に,味方の兵器ユニットが敵の視野に入れば,敵部隊は真っ先にそれを迎撃してくるのだ。
AoE:WDを実際にプレイしてみると,フィールド全体を俯瞰しながら視点を切り替え,忙しく采配を振るRTSならではのだいご味が,しっかりと再現されていることに驚かされる。ここまで本格的なRTSを,スマホアプリとして楽しめるというのは正直言って驚きだ。
以下に,ゲームプレイの様子を直撮りしたプレイムービーを掲載するので,とくにPC向けRTSプレイヤーは,ぜひ本作の雰囲気を確認してほしい。
なお,今回プレイしたバージョンでは,ブリトン,ケルト,フランク,フン,サラセン,ヴァイキング,日本,中国という8種類のプレイアブル文明が確認できたが,文明は随時追加されていく予定とのことだ。資源を集めて文明の“時代”を進化させ,技術開発を行いつつより強力な部隊を生産していくというゲーム展開は,スマホ向けRTSのプレイヤーでも理解しやすいのではないだろうか。
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最後に,本作のビジネスモデルについても紹介しておこう。本作は基本プレイ無料(アプリ内課金制)のタイトルで,先述の英雄もガチャを通じて入手する。英雄が有料で提供されるとなると,課金/無課金プレイヤーのゲーム内格差が気になるところだが,これについて確認したところ,「AoE:WDの対象プレイヤー層はミドルコア以上を想定しています。たとえ初心者がガチャで強い英雄を揃えまくっても,それが決定的な勝利を約束するとは言えないでしょう」との返答が。いわゆるPay-to-Winのゲームバランスにはしないそうだ。
また,同ディレクターは「本作のコンセプトは“スマホに最適化したRTS”で,部隊のAI移動や,全体に対して指示を出せるシステムを導入しています。ガチの人はマニュアル操作で,初心者はオート操作などを使いながらといった具合に,多くの人がRTSのだいご味を味わえる形になっています」とも語っているので,RTS未体験者も期待していてほしい。
そんな「Age of Empires: World Domination」では現在,ティザーサイトで事前登録受付が行われている。熱心なRTSファンはもちろん,対戦ゲームが好きな人にも注目のタイトルなので,興味がある人は忘れないうちに登録を済ませておこう。
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