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日本AMD,秋葉原のイベントで「GTX 980の対抗製品を準備中」と予告。「あなたがR9 285を買うべき12の理由」も
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印刷2014/09/27 21:14

イベント

日本AMD,秋葉原のイベントで「GTX 980の対抗製品を準備中」と予告。「あなたがR9 285を買うべき12の理由」も

パートナー各社のグラフィックスカード展示
Radeon R9 200
 2014年9月27日,AMDの日本法人である日本AMDは,旧ATI Technologies(以下,ATI)創立30周年記念イベント「AMDグラフィックスイベント in Tokyo」を東京・秋葉原のUDX GALLERY Type Sで開催。北米で開催されたイベントの日本版となる今回は,Radeon関連のトークセッションや,ツクモによるPCパーツの即売会,グラフィックスカードやPCのデモ展示に加え,ユニークなところでは3D全身スキャン体験などが行われ,盛り上がりを見せていた。

Radeon R9 200
懐かしのAll-in-Wonderシリーズから,「All-in-Wonder VE」が展示されていた。ATI時代の製品パンフレットなども確認できたが,正直,筆者もまったく記憶にないものがあったので,相当にレアではなかろうか
Radeon R9 200
こちらは最新世代の「Radeon R9 285」搭載カードから,Mini-ITXサイズの長さ170mm級を実現したSapphire Technology製品「SAPPHIRE R9 285 2G GDDR5 ITX COMPACT OC」
ツクモの特設販売会場。POSレジまで入る気合いの入れようで,実際,来場者が長い列を作っていた。購入者が参加できるガチャの景品には,倉庫に眠っていたという懐かしのカードも。というか「All-in-Wonder 8500DV」に至っては未開封新品である
Radeon R9 200 Radeon R9 200
「AMD×『ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン』」仕様のPCがズラリ(左)。右はツクモの販売スペースで3000円以上購入した人先着30名が体験できた,3D全身スキャンスペースだ。「Radeon R7 250XE」ベースのPCでスキャンした3Dデータは,後日メールで送ってもらえるとのことだった
Radeon R9 200 Radeon R9 200


最新世代のRadeon関連技術が

分かりやすく解説される


Devon Nekechuk氏
 さて,ステージイベントでは,未発表の情報こそなかったものの,最新のRadeonが有する特徴や機能が紹介された。
 なかでも注目したいのが,AMD本社でデスクトップPC関連のシニアプロダクトマネージャーを務めるDevon Nekechuk(デヴォン・ネケチャク)氏による計2回のセッションだ。初回ではグラフィックスドライバ「Catalyst」とセットで提供される「Gaming Evolved Client」に統合された「Raptr」(ラプター)に絞って言及。ドライバとセットで提供されるゲーマー向けの追加ソフトウェアというと,NVIDIAの「GeForce Experience」を思い浮かべる読者も多いと思われるが,Nekechuk氏は,GeForce Experienceでは,NVIDIAが検証したタイトルしか最適化の対象にはならないため,日本だけで売れているようなタイトルが対応リストから漏れる可能性があると指摘した。
 いわく「Raptrでは,プレイヤーが設定したグラフィックス設定とハードウェア構成を情報として収集するため,日本でのみサービスされているようなタイトルであっても,皆さんがプレイすればするほど,最適化設定は優れたものになる」。

Radeon R9 200 Radeon R9 200

 現在,Raptrは240以上のタイトルに対応し,NVIDIAの「ShadowPlay」に対抗するビデオキャプチャ機能も搭載し,利用者は全世界で1100万人に上っているという。

Gaming Evolved ClientとGeForce Experienceの違い。ゲームをプレイすればするほどリワードの対象となり,一定数を溜めるとゲームのフルバージョンをもらえたり,ハードウェアが当たる抽選に参加できたりするのは,Gaming Evolved Clientならではの特徴とされた
Radeon R9 200

Radeon R9 200
 2回めのセッションでは,日本市場限定GPU「Radeon R7 250XE」と,第3世代「Graphics Core Next」(以下,GCN)アーキテクチャに基づく最新のGPUコア「Tonga」(トンガ)ベースのGPU「Radeon R9 285」(以下,R9 285)の解説を行った。
 後者については「購入すべき12の理由」を,来場者に向けて熱く語っていたので,その内容を以下,スライドとともにお伝えしたい。

Radeon R9 200
(12)R9 285は第3世代,最新のGCNアーキテクチャを採用している
Radeon R9 200
(11)Raptr再び登場。Gaming Evolvedクライアントを利用できる
Radeon R9 200
(10)パートナー各社からさまざまな搭載カードが登場している。(本稿の冒頭でも紹介したとおり)Mini-ITX対応のものも
Radeon R9 200
(9)「AMD PowerTune Technology with Boost」によりブースト動作が可能。自己責任でのオーバークロックにも対応する
Radeon R9 200
(8)AMD独自のグラフィックスAPI,そして,2015年の登場が見込まれるDirectX 12をサポートする
Radeon R9 200
(7)新しいUVDとVCEにより3840×2160ドット/60pのデコードとエンコードに対応
Radeon R9 200
(6)AMD独自のサウンドソリューション「TrueAudio」に対応。近々,TrueAudioを対応GPUで体験するためのアプリケーションを公開予定であることも明らかになった
Radeon R9 200
(5)マルチディスプレイを1枚のデスクトップとして扱える「Eyefinity」に対応
Radeon R9 200
(4)AMDが提唱するディスプレイ同期技術「FreeSync」に対応
Radeon R9 200
(3)同じ価格帯の競合製品「GeForce GTX 760」より高速
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(2)北米市場におけるメーカー想定売価は249ドル
(1)「Wing Commander」を生み出したChris Roberts氏が10年ぶりにゲーム業界へ帰ってきて放つSFシューティング「Star Citizen」はMantleに対応。また,日本にもファンの多いシヴィライゼーションシリーズの最新作「Sid Meier’s Civilization: Beyond Earth」もMantleに対応しており,画面のズームインやズームアウトの滑らかさが,Mantle非対応GPUと比べると圧倒的に高いという
Radeon R9 200 Radeon R9 200

Min Hyuk IMM氏(Gaming Alliance Manager, Asia Pacific and Japan, AMD)
新川淳平氏(日本AMD エンジニア)
 イベントではそのほかに,AMDで日本と韓国におけるアライアンスマネージャーを担当するMin Hyuk IMM氏がGaming EvolvedプログラムやMantleの基礎知識を解説。また,日本AMDのエンジニアで,イベント初登場になるという新川淳平氏は,動画補間機能「Fluid Motion」と,プログラマブルサウンドエンジン「TrueAudio」についての解説を行った。
 TrueAudioは4Gamerの解説記事を読んでもらったほうが早いと思うので,もう1つのFluid Motionに絞って簡単にまとめておくと,たとえばBlue-ray Discなどにおいて24pで収録されているビデオをPCの一般的な60p環境で再生しようとすると,単純な整数倍にならないため,ブレた表示になってしまうことがある。Fluid Motionはそれを補完するもので,セッションでは「PowerDVD 14」を用い,Fluid Motionの有効時と無効時における違いが示されていた。

Fluid Motionの概要(左)とPowerDVD 14を用いたデモ(右)。静止画だと分からないが,Fluid Motionの効果は確かに感じ取れた
Radeon R9 200 Radeon R9 200

森本竜英氏
 このほかイベントでは,オンライン媒体と紙媒体の編集者や記者が集まって,日本AMDの森本竜英氏と座談会をするというセッションもあった。そこには4Gamerの佐々山薫郁もおり,「ぶっちゃけ『GeForce GTX 980&970』の対抗製品ってどうするんですか」「北米市場におけるメーカー想定売価と日本の店頭価格が大きく異なるのはなんとかしてもらえませんか」などと失礼極まりない質問をしていたが,ともあれ,座談会における森本氏のコメントから,重要そうなところをかいつまんでおくと,以下のような感じである。

  • 現在,(日本の単体グラフィックスカード市場における)Radeonのシェアは20%を切っている
  • R9 285の仕様がAPUにやってくるのはもう少し先
  • (コードネームが分かりにくいという指摘に対して)分かりにくくするためにコードネームを用いている。なので,社内にはコードネームと製品名をマッチさせるための「デコーダ」がある
  • 広報チームとしては,外に名前を出すとき,コードネームは一切用いず,正しい製品名を用いているのだが,製品マーケティングチームは,開発に関わっていることもあり,コードネームをぼんぼん表に出す(ため,重要な製品だとコードネームが連呼されたり,リフレッシュモデルなどではほとんどコードネームが出てこなかったりする)
  • AMD.COMが使いづらい問題はAMDとして認識済み。10月1日から長期的な計画として刷新を行っていく。http://www.amd.com/ja-jpの日本語表示は少しずつ正常になり,製品情報も拡充されていくので,楽しみにしていてほしい
  • GeForce GTX 980とGeForce GTX 970は素直にすごい製品だと思う。まだ形になっていないが,「でもAMDのほうがもっとすごいよ」と言える製品を用意している。なるべく早く出したいと思っているので,今しばらく時間をください

イベントの最後はじゃんけん大会。写真には写っていないが,席に座れない人達も参加して,盛況のまま幕を閉じた
Radeon R9 200
 以上,やや駆け足気味だがまとめてみた,半日のイベントを通じて,日本AMDは,とても真摯にユーザーと向き合おうとしている印象を強く受けたというのが正直な感想である。
 座談会で森本氏が語っていたように,現在,日本におけるRadeonの市場シェアは芳しい状況ではないが,その中にあって,AMDは正しい方向を向いているのではなかろうか。そんな思いを強くしたイベントだった。

AMD日本語公式Webサイト

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