Civ5のリードデザイナーによる新作「Jon Shafer's At the Gates」が2019年1月に発売。ローマ帝国崩壊後の暗黒世界をのし上がっていくストラテジー

　「シヴィライゼーションV」のリードデザイナーを務めたジョン・シェーファー（Jon Shafer）氏の率いるスタジオConifer Gamesが，新作のPC向けストラテジーゲーム「Jon Shafer's At the Gates」を2019年1月23日に発売すると発表した。

「Jon Shafer's At the Gates」公式サイト

　「Jon Shafer's At the Gates」はストラテジーゲームの王道とも呼べる，ターンベースのいわゆる4Xタイトルで，eXplore（探索），eXpand（拡張），eXploit（開発），eXterminate（殲滅）によって自勢力を拡大していくことになる。プレイヤーはローマ帝国が滅んだあとのヨーロッパの暗黒時代を舞台に，いくつかの文明から1つを選び，新たなローマ帝国になるべく覇権をかけた争いを繰り広げるのだ。
　現時点でゲームの詳細は不明だが，公開されているスクリーンショットには「Goths」（ゴート族）や「Clovis」（メロヴィング朝フランク王国の建国者であるクロヴィス1世）などの文字が見られるので，5世紀以降のヨーロッパ世界を彩った実在の民族や歴史上の人物が描かれるようだ。


　水彩画をイメージしたという親しみやすい雰囲気のグラフィックスの本作だが，夏には敵の侵攻を防いでいた川や湖が冬には凍りつき，敵の移動が可能になるなど，季節によって異なる戦略が求められるとのこと。さらに，秋の収穫や冬の狩りなど，資源の管理も季節に応じて変化し，戦いだけでなく，サバイバル的な要素も重視されているようだ。


　Steamの公式ストアページもすでに公開されているが，今のところ日本語のサポートは予定されていない模様。往年のCivシリーズを思わせる雰囲気が多くのストラテジーファンを惹きつけそうなので，続報を楽しみにしたい。