スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
今回の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「
ダンジョンズ&ゴルフ」は,iOS向けアプリ情報サイトとして知られるAppBankの制作スタジオAppBankGamesがリリースしたゴルフゲームだ。「○○&○○」という最近流行りのRPGテイストを取り込んだ作品だが,従来のゴルフゲームの常識を覆す
斬新なシステムに注目だ。
基本プレイは無料。後述する有料チケット「タマ券」をリアルマネーで購入できる仕組みだ
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本作は3D描画されたコースでプレイするゴルフゲーム。プレイヤーの分身となるキャラクターやコースデザインには,ファンタジー的な味付けがされているが,基本的なルールは現実世界のゴルフに則している。
面白いのは本作独自の操作方法だ。従来のゴルフゲームだと,増減するパワーメーターを目押しで止めてスイングの加減を調節するのが一般的だが,本作では,画面下部を指でスライドし,打球の方向と強さを調整するスタイル。スリングショット(パチンコ)をイメージしてもうと,分かりやすいだろう。
スライドしている間はボールの軌道を示すラインが表示されるため,目押しの上手い下手に左右されることなく,誰でも思い通りの位置にボールが打てる。この操作方法に慣れてしまうと,ほかのゴルフゲームに戻れなくなってしまうかもしれない。
指をスライドして離したあと,端末を傾けてボールを叩く位置が変えられる。これにより,トップスピンやバックスピン,フックやスライスがかけられるのだ
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ルーレットは,回せば回すほどランクが上がり,強力なアイテムが出やすくなっていく仕組みだ
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「基本的なルールは現実世界に則している」と説明したが,「ダンジョンズ&ゴルフ」では1つだけ大きく異なる部分がある。それは“
イカサマ”が当たり前の世界だということ。
長く転がって飛距離を伸ばせる「
オイルボール」,ボールの軌道を空中で変えられる「
グライダー」,ボールを凍り付けにして真下に落とす「
フリージング」,無風状態にする「
ストップウインド」,吸い込まれるようにカップインする「
グラビティホール」など,チート性能抜群なアイテムが多数用意されているのだ。ただし,アイテムの入手には,有料チケットの「
タマ券」を使ってルーレットを回す必要がある。
アイテムは,ホールごとに決められた回数だけ使用可能。アイテムを使うことで,攻略法の難度が大きく変わる
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また,イカサマの最たるものに打ち直しがある。ボールを打つと画面右下に「打ち直し!!」ボタンが表示されるので,次のスタンスまでにこれをタッチすれば時間を巻き戻して,同じ場所からボールが打ち直せるのだ。
打ち直しには,タマ券が1枚必要となるが,これを利用すれば理想のショットを目指して何度でもチャレンジできるというわけである。ゴルファーとしては禁じ手の行為だが,それだけについついタマ券を投入したくなる欲求に駆られてしまう。
禁じ手の打ち直しが堂々とできるのは面白い特徴である。ここぞという場面では積極的に使っていこう
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イカサマを使えば簡単にパーやバーディーが取れるものの,本作はスコアではなく一球ごとに算出されたポイントが得点として加算されるシステムなので,アイテムを使っても不公平感があまり気にならない。ほかのプレイヤーが同時に同じコースでプレイしているため,ゴルフコンペ気分で遊べ,賞品付きの期間限定イベントも多数用意されている。キャラクターのカスタマイズやGame Centerと連動した実績など,遊べる要素も盛りだくさんで作りも丁寧と,申し分ない。ゲーム開始時にタマ券が30枚ももらえるので,試しにプレイしてみてほしい。
著者紹介:トリスター/牛澤庸二
ゲームやアニメなどの書籍や解説書,広告制作を行うプロダクション「トリスター」の代表取締役。「ゲーメスト」のライターから「ザ プレイステーション」の編集者を経て現在に至る。インターネット番組「2.5次元てれび」にて,トレーディングカードゲーム「ご当地大戦」の商品化プロデューサーとしても活動中だ。