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最新アップデート情報も公開された「『黒い砂漠』拠点接続キャラバン」東京会場をレポート。麥谷氏と榊原あやさんの料理勝負の行方は?
拠点接続キャラバンは,2016年6月の仙台会場を皮切りに,札幌,大阪,名古屋など,これまでに日本全国6か所で開催され,プレイヤーと運営との交流が深められてきた。今回,その集大成とも言える東京会場には,約5倍の競争率のなかから選ばれたプレイヤー80名が集結。各会場で決まった食材を使うリアル料理対決が行われたり,最新アップデート情報が公開されたりと,大いに盛り上がったイベントの模様をレポートしよう。
全国を巡って手に入れた特産品を使った「パエリア」勝負!
キャラバンでは恒例となったミルクティーでの乾杯のあと,「黒い砂漠 3択クイズ」でイベントがスタートした。テーブルごとに分かれた参加者が,黒い砂漠の難問奇問に挑むというものだ。どのテーブルでもかなり手こずっていた様子だが,全7問をすべて正解したテーブルがあり,見事優勝を飾った。
ウォーミングアップを終えたところで,いよいよ拠点接続キャラバンの目玉とも言うべき料理対決が始まった。
この料理対決は,麥谷氏と榊原さんがキャラバンを行った6か所で選ばれた特産品を使って佐藤さんの好きなパエリアを作り,どちらが美味しいのか料理勝負するというもの。キャラバンを巡って決まった素材は以下の6つだ。
日頃,料理はするという麥谷氏に対して,先週の木曜日に初めてパエリアを食べたという榊原さん。この時点でなんとなく勝敗が予想できそうだが,何はともあれ料理対決がスタートした。
麥谷氏と榊原さんは会場を出て,近くに用意された特設厨房で最後の仕上げに入る。実は,イベント開始前にある程度,料理の下準備を行っていたのだそうだ。その準備の仕上げを行い,いよいよ本格的な調理に入った。
調理に入った2人だが,その様子は対照的だった。ひとつひとつ食材に火を通していく麥谷氏に対して,時間もないしまとめてやっちゃえと,フライパンに一気に食材を投入する榊原さん。その様子はリアルタイムでイベント会場に配信されていて,佐藤さんの実況もあり,会場は大爆笑の連続だった。ちょっと調理時間が短すぎる気もしたが,なんとか調理を終えて,2人は再びイベント会場へと戻った。
完成したパエリアが会場に到着して,いよいよ試食タイムが到来した。審査するのは,もちろん佐藤さんだ。
まず麥谷氏のパエリアを口にした佐藤さんは「歯ごたえのいいお米で,食べたことのない食感がします」と感想を述べた。どうやら十分にご飯が炊けておらず,お米の芯が残っていたようだ。そのほかの厳選食材は美味しかったようで,やはりお米がネックだったようだった。
続いて榊原さんのパエリアの試食に入った佐藤さん。榊原さんの調理行程がちょっと適当で不安な様子だった佐藤さんだが,「あ,煮えてる」とポロリ。野菜の甘みがしっかりとお米に染みていて,美味しいとコメントした。なかなか好評な榊原さんのパエリアだったが,最後に上に乗ったイチゴを口にした途端,思わず口を押さえてしまう。このイチゴは凍らせてデザート的に振る舞ったものだったが,温かいパエリアを食べていたところに冷たすぎるイチゴを口にしてビックリ,というオチが付いてしまった。
2人のパエリアを食べ終えた佐藤さんは,どちらも甲乙付けがたく,どちらがより美味しいか判定できませんと述べた。そこで,スペシャルゲストとして登場した,市ヶ谷でスペイン料理店「エルチリンギート」を構えるオーナーシェフ,新倉孝之輔氏に判定してもらうこととなった。
新倉氏は,まず榊原さんの作ったパエリアを口にして「美味しいです」と評価。続いて麥谷氏のパエリアも口にして,「お米を感じます」と会場を笑わせながらも「素材の味が生きてます」と称した。
2人のパエリアを食べ比べた新倉シェフは,熟考の末,榊原さんのパエリアに軍配を上げた。その決め手として「(榊原さんのパエリアは)食材の味と,ダシの味がしっかりとお米に移っていたことです」と説明した。
覚醒武器「修羅刀」を自在に操る忍者に会場も大興奮。南国を思わせる海に感嘆の声も
パエリアを炊いている10数分の間に,次期アップデート情報が公開されたので,その内容をお届けしよう。
最初に紹介されたのは,9月12日に実装予定の忍者の覚醒武器「修羅刀」だ。麥谷氏が実機でプレイしながら,修羅刀の特徴を紹介した。忍者が6本の刀を自在に操るという「修羅刀」。その刀捌きはブレイダーのお株を奪うような鋭さと攻撃範囲の広さを見せた。居合い切りのような抜刀術を披露したかと思えば,正統派剣術の構えから一気に攻撃に移るなど,刀をによる多彩な攻撃方法を持っていることが明かとなった。
修羅刀と同じぐらい参加者の目を奪ったのが,海のアップデートだ。とくに新しいコンテンツが実装されるわけではないが,海中のグラフィックスが大幅に向上し,まるで南国の海のように美しくなるようだ。これまでの暗い海中とは違い,バカンスにでも行きたくなるような海の描写に,会場からはため息がもれていた。
このほか,農園でニワトリを育てて卵が収穫できるようになったり,赤い戦場に攻撃力と防御力を制限した「制限戦」が実装されたりと,次期アップデートは細かい仕様変更やコンテンツ実装が目白押しのようだ。そのせいか,パッチはかなり容量が大くなるようで,HDDの容量を空けておいてほしいと麥谷氏は話した。
また,海のグラフィックス変更で,いよいよ海洋コンテンツの実装も間近か? と思われるかもしれないが,今後のロードマップについては別の機会に改めて公開したいと説明していた。
イベントの最後には,現在実施中のゲーム内イベントの告知などが行われた。そのなかで,高額アイテムがドロップする「ゴールデンイベント」や「ブラックストーンドロップ確率アップ」イベントが実施されているが,イベントにもかかわらずドロップ率が非常に低く,「本当に確率がアップしているのか?」という意見が数多く届いているそうだ。これらについては,しっかり調査して報告したいとのことだった。
麥谷氏は「多くの地域を回って,いろいろな人達と話をさせていただいて,皆さんに黒い砂漠が愛されているんだな,楽しんでくれているんだなと実感できました」とコメント。榊原さんも「SNS上やゲームで交流はしてますが,実際にオフラインイベントに参加して,改めて黒い砂漠ファンの温かさを実感できました。今回,まさか料理対決をすることになるとは思いませんでしたが,今後も新しいチャレンジをして,ユーザーの皆さんを楽しませていきたいです」と話し,全国を巡ったキャラバンを締めくくった。
「黒い砂漠」公式サイト
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