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角川&GhM新作「KILLER IS DEAD」は,不思議さと不気味さと不条理さが同居した世界が描かれた,遊べば遊ぶほど気持ち良くなるアクションゲームだった
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印刷2013/06/08 00:00

プレイレポート

角川&GhM新作「KILLER IS DEAD」は,不思議さと不気味さと不条理さが同居した世界が描かれた,遊べば遊ぶほど気持ち良くなるアクションゲームだった

 角川ゲームスとグラスホッパー・マニファクチュアの共同プロジェクト第2弾として,2013年8月1日に発売されるアクションゲーム,「KILLER IS DEAD」(以下,KID。PlayStation 3 / Xbox 360)。今回,そのサンプルROMをプレイすることができたので,あらためてゲームの概要をまとめつつ,ストーリーその他のネタバレをなるべく避けながら,インプレッションをお届けしよう。

画像集#001のサムネイル/角川&GhM新作「KILLER IS DEAD」は,不思議さと不気味さと不条理さが同居した世界が描かれた,遊べば遊ぶほど気持ち良くなるアクションゲームだった

「KILLER IS DEAD」公式サイト


モンド・ザッパ
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 本作の主人公は,モンド・ザッパ。ブライアン処刑事務所に所属する“処刑人”だ。なお,処刑事務所とは,KIDで描かれている世界では“国家”により認められた存在なのだが,国家が「あいつを処刑しろ!」と指示を出してくるわけではない。あくまで,さまざまな事情を抱えた人物(?)からの処刑依頼を,国家が公認する形で(一部経費は国家持ち!)遂行していくという組織なのである。つまり,モンドの仕事は,依頼人とブライアン処刑事務所が交わした契約に基づき,対象の処刑を遂行することである。
 ゲームは一つのステージが一つのEpisodeとして独立しており,ほとんどのEpisodeが,プロローグ,ザコ(ワイヤーズ)戦,ボス戦(処刑対象とのバトル),エピローグで構成されている。このあたりは,連続もののテレビシリーズを連想すると,分かりやすいだろう。

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ブライアン・ローゼス
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 モンドを取り巻くさまざまな登場人物達もまた,いちいち個性的だ。
 ブライアン処刑事務所の創設者であるブライアン・ローゼスは左半身が機械化されているが,その素性には不明な点が多い。事務所のマネージメント全般を担うヴィヴィアン・スコールはお色気むんむんな上,バイクの運転から射撃までをも器用にこなしてモンドをサポートしてくれるのだが,その素性にはこれまた不明な点が多い。ミカ・タケカワはEpisode中,瀕死の状態に陥ったモンドに蘇生を施してくれるなど,重要な役割を担っているのだが,なぜか彼女も素性には不明な点が多い。Episode中にナース姿でどこかに隠れている謎の美女,スカーレットは,見つけると献血をしてくれるほか,「制限時間内に○○せよ!」といった類の「スカーレットミッション」を受けられるようになるのだが,やっぱりその素性には不明な点が多い。というか,そもそも主人公のモンド本人の素性にだって不明な点は多い。
 要するに,よく分からない……が,個性的であり,独特の魅力を持っているのが,KIDの登場人物達なのである。ストーリーが進むにつれて,少しずつ判明していく事実もあるのだが,それがまた新たな謎を呼んだりもするので,なかなか尻尾を掴ませてくれない。
 つまり,ストーリーも登場人物も舞台も,グラスホッパー・マニファクチュア作品らしく,とにかく一筋縄ではいかないものばかり。先へ進むごとに,「こ,この次はどうなるんだ?」と,次回(次のEpisode)への期待が否応なく高まっていく作りになっている。

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ヴィヴィアン・スコール
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スカーレット
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ミカ・タケカワ


攻撃は最大の防御! ……とはいかない

攻撃も防御もプレイヤースキルが重要なアクションゲーム


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 モンドの武器は,右手に握るメインウェポンの日本刀「GEKKOU」と,サブウェポンである左腕の義手「マッセルバック」の二つ。GEKKOUは倒した相手の血液を吸い取り,マッセルバックはその血液を使って駆動するという設定だ。マッセルバックはゲームの進行に応じてさまざまな機能がアンロックされ,異なる使い方ができるようになるのだが,ゲーム開始直後は吸収した血液を銃の弾丸代わりに飛ばして攻撃する,「バレットショット」しか使えない。
 なお,血液の所持量を示す「ブラッドゲージ」が空になっていると,当然のことながらサブウェポンと,後述するアドレナリンバーストは使用できない。そんな場合は,とりあえずGEKKOUで敵を斬りつけ,血液を吸収していくしかない。

 さて,PlayStation 3版の主な操作は,左スティックで移動,右スティックでカメラ操作,□ボタンでスラッシュ(GEKKOUを使った斬りつけ),△ボタンでガードブレイク,○ボタンでガード,左スティックを押しながら○ボタンでドッジ(回避),L1ボタンでサブウェポンを構え,R1ボタンでサブウェポンによる攻撃を発動といった形。
 このうち,最も使用頻度が高いのは,□ボタンによるスラッシュだろう。ワイヤーズ戦ではとくに,ひたすら□ボタンを連打しているだけでコンボはつながっていき,その斬りつける感覚がとても心地良い。
 とはいえ,それだけでサクサクと進んでいけるかというと,そうは問屋が卸さない。こちらの攻撃をガードをするような敵には△ボタンを押してガードを崩す必要があるし,敵からの攻撃に対しては○ボタンでガードやドッジをしないことには,あっという間にモンドの体力が削られてしまう。
 なお,敵は攻撃をしてくるとき,一瞬だけ体が赤く光るのだが,このタイミングに合わせてガードをすると「ジャストガード」が成功し,敵が一瞬ひるんで攻撃を加えるチャンスが生まれる。さらに,相手の攻撃をギリギリまで引き付けた状態でうまく避けると,「ドッジバースト」が発動。画面全体が赤くなり,棒立ち状態となった敵に対して,猛烈なスピードで連続攻撃を加えられる。
 ガードが堅く,しかも強い攻撃力を持った敵と対峙したときなどは,このジャストガードとドッジバーストを狙って出せるようにしておかないことには,相当な苦戦を強いられることになるだろう。逆に,うまく使いこなせるようになれば,どんな強敵が相手であろうとも,突破口を見いだせるようになるはず。

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 また,GEKKOU使用時にR1ボタンを押すと,「アドレナリンバースト」が発動する。バーストモード時に□ボタンを押すと,目の前の敵を一刀両断にできる。ただし,バーストモード中は常にブラッドゲージが減り続けるうえ,敵を一体倒すごとに一目盛りも減少してしまう。
 そのため使いどころが少々難しい攻撃方法だが,特定のワイヤーズやボスとの戦闘時には,敵の近くに「R1」と表示されることがある。そのタイミングでアドレナリンバーストを決めれば,一気にとどめを刺したり,戦局を切り開いたりできる。どちらかというと,その瞬間のためにアドレナリンバーストは温存しておくというのが,一般的な戦法になりそうだ。

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 さまざまな攻撃と防御を自分で思い描いたとおりに使い分けられるようになると,戦闘の爽快感はどんどん増していく。つまり,プレイヤースキルが上がるにつれて,どんどん気持ち良くなれるのが,本作における戦闘の特徴といえるだろう。



「ファイナルジャッジメント」とスキル&アップグレードで

扱いやすいモンドを育てていこう


 また,敵を倒したときなどには,以下のようなアイテムが入手できる。そして入手したアイテムによって,モンドの能力が底上げされていくという,成長要素も用意されている。

・ムーンクリスタル
メインウェポンやサブウェポンのアップグレード,新たなスキルの取得などに必要なポイントのようなもの

・ヘルスジェム
一定数を集めるとモンドのヘルスLv(体力の上限値)が上がる

・ブラッディローズ
一定数を集めるとモンドのブラッドLv(血液の上限値)が上がる

・ワイヤーシナプス
ヘルスを回復させる効果がある

・エナジーコア
ブラッドを回復させる効果がある

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 これらのアイテムはたいていの場合,ランダムで入手することになるのだが,実は,特定のアイテムだけを狙って集めるといったことも可能になっている。ただし,そのためには「ファイナルジャッジメント」を活用する必要がある。
 ファイナルジャッジメントは,連続でスラッシュ攻撃を行ってコンボをつなげていくと上昇するコンボレベル(これもムーンクリスタルを使ってアップグレード可能)がMAXの状態で,さらに最後の一撃を加えると発動する処刑アクションだ。
 これが発動すると画面に四つのボタンが表示されるので,時間内に□ボタンを押せば「執行」アクションとなりムーンクリスタルが,△ボタンを押せば「虐殺」アクションとなりヘルスジェムが,×ボタンを押せば「処罰」アクションとなりワイヤーシナプスが,そして○ボタンを押せば「暗殺」ボタンとなりブラッディローズが,必ず手に入る。
 つまり,武器のアップグレードやスキルの修得を優先したいのであれば,ファイナルジャッジメント時に□ボタンを押すことを心掛ける,あるいはヘルスLv,ブラッドLvといったモンドの基礎体力的な部分の底上げを優先したいのであれば,△ボタンや○ボタンを……といった具合に,成長の方向性をある程度プレイヤーが決められるのである。



三つのEpisodeを動画で紹介

ザコもボス,ステージの雰囲気を確認してみよう


 ここまで基本的な世界観とゲームシステムを紹介してきたが,最後に三つのEpisodeについて,簡単な感想を述べておこう。

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 まずEpisode 2「KILLER IS DEAD」。ゲームのタイトルとEpisodeのタイトルが同じという時点で,ストーリー全体の中でも大きな意味を持っていると予想する人も多いだろう。このEpisodeでの処刑対象は,ブライアン処刑事務所と何らかのつながりがありそうな謎の男,デーモン。
 Episode 2自体はとても短いのだが,この作品が持つ独特の世界観を理解し,想像していくうえで,大きなカギになりそうなセリフが,登場人物達の口からこぼれ落ちる。それらをきちんと記憶しておけば,後々,このときのセリフがどんな意味を持っていたのか,自然と納得できることもあるだろう。



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 続いては,Episode 6「耳を奪った男」。ジュビリーという女性によって依頼された処刑の対象は,音楽家・ヴィクター。ヴィクターは悪しき者の性根を変えてしまうほどの音楽の才能を持った女性から,「音」を奪い去ったのだという。モンドはこの依頼を果たすべく,月まで届く超高層タワーの最上階を目指すことになる。
 途中に登場するさまざまなタイプのワイヤーズを掃討しつつ,ステージギミックをうまく利用しつつ,立体的な構造のタワー内を探索し,やがて最上階にたどり着くと,ヴィクターとの対戦がスタートだ。
 おそらくこのあたりまでゲームを進めることができていれば,基本的な動作はマスターしているはず。ある程度,相手の動きのパターンや攻撃タイミングを覚えたうえで,防御や回避を使いこなしつつ攻撃を加えることさえできれば,そう苦戦することはないだろう。



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 そしてEpisode 7「闇に消えた虎」。処刑対象は,京都に住むヤクザの親分,浜田山という男だ。依頼人は不明だが,ブライアン処刑事務所に届いた依頼の手紙の筆跡から何かしら想像できそうではある。
 依頼を受けたモンドは,当然,京都に降り立つことになるのだが,いかにも京都らしい日本家屋や庭園で,サムライやニンジャのような姿のワイヤーズと戦うモンドの姿は,それまでのEpisodeとはちょっと違った雰囲気をまとっているように見えてくる。
 ここでは,日本庭園でニンジャの持つ巻物を集めることで,次のエリアへ進めるという仕掛けが待ち構えているのだが,ほとんどのニンジャはけっこう分かりづらい場所に隠れている(ニンジャだけに?)。一応,巻物の近くまで行けば,コントローラの振動とサウンドで,それとなく知らせてくれるのだが,カメラをうまく回して,見えにくい場所にも目を配ることが必要になる。
 ここを抜けると,モンドはヴィヴィアンの運転するバイクの後部に乗り,虎にまたがった浜田山を追いかけることに。これはちょっとしたレースゲームのような感覚だ。戦闘がひたすら繰り返されるのではなく,Episodeによってはこのように,ちょっと違うタイプのゲームが用意されているのは,気分転換にもなる。
 そして最後に浜田山との直接対決となるわけだが,ここでもまた,攻撃のみならず防御や回避がかなり重要になる。とくに“浜田山 第二形態”とでも言うべき姿のときは,真っ直ぐからの攻撃では,ほとんどダメージを与えられないのだ。それどころか,浜田山からの攻撃が強力かつスピーディで,鬱陶しいことこの上ない。
 そのため,ここにたどり着くまでに,ギリギリのタイミングで回避をしたときに発動する,ドッジバーストを狙って出せるようになっておきたい。



一筋縄ではいかないジゴロミッション

そんなことより「スーパー・モンドアイ」が欲しい


 そして最後に,本作のウリの一つである,ジゴロミッションについても簡単に紹介しておこう。
 モンドは設定上,最初からモテモテだ(Episode 2にも,そんなシーンは用意されている)。ジゴロミッションは,ただでさえモテている――つまりジゴロであるモンドが,特定のターゲットを視線とプレゼントだけでいかに落とすかを楽しむというもの。
 そんなターゲット――通称モンドガールの一人,ナタリアは“ザ・フェロモン”という異名のとおり,身体のありとあらゆる部位から濃厚なフェロモンを放出しているような美女である。

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 バーカウンターで並んで座る,モンドとナタリア。ナタリアがよそ見をしている隙に,モンドの視線を操作して,その肉体に熱い視線を注いでいると,「ガッツ」がみるみる溜まっていく。ただ,ジロジロ凝視しているのがばれてしまうと,相手のテンションが下がってしまうので,そういうときには視線を外し,相手の注意がそれるのを待とう。
 やがてガッツが1000を超えると,ナタリアへプレゼントを渡せるので,事前にオフィスにある「Gift Shop」メニューで購入しておいた花などを贈ることができる(購入に必要なドルは,Episodeクリア時の成績に応じて手に入る)。これを繰り返して,制限時間内にナタリアのハートゲージを満タンにできれば,ジゴロミッションはクリアだ。
 ナタリアのあられもない姿がご開帳されるほか,ゲームの進行上,持っておきたいアイテムなどが手に入る。ちなみに,このジゴロミッションは一度クリアしたら,それでおしまいということにはならない。Episode進行中にナタリアから電話がかかってきたりするので,再度,ナタリアとのジゴロミッションに挑んでみたりすると,今度はさらにあられもない姿が拝めたりするので,リプレイ性も高い。


 なお,ジゴロミッションで効率良くハートゲージを満たしていくためには,相手がどんなプレゼントを欲しがっているかを察知する能力が必要だ。求められていないプレゼントをしたところで,口先では喜んでくれるものの,たいして大きな効果は得られない。
 そこで役立つのが,ジゴログラス「キャッツアイ」である。スカーレットミッションをクリアしていくことで手に入るキャッツアイは,装備すると,どういうわけだか相手の下着姿が見えてしまうだけでなく,欲しいと思っているプレゼントまで可視化される。なので,相手が思い描いているものを渡せば,無駄なく攻略できるというわけだ。個人的には,Google Glassよりよっぽど欲しい。

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 ただ,スケスケボディを凝視しているのを察知されてしまうと,キャッツアイは壊されてしまう。そうなってしまったら,効率良くプレゼントすることはできないし,第一,相手の下着姿を拝むことだってできない。これはいかにモンドがモテモテだろうと,避けたい事態である。
 そこで注目したいのが,「初回3大特典 プレミアムコンテンツパックDLC」だ。これには,キャッツアイと同等の機能を持ちつつ,決して壊れることがない「スーパー・モンドアイ」も含まれている(関連記事)。初回版を購入しそびれてしまうと,かなりの高い確率で後悔することになりそうなので,ジゴロミッションをあらゆる意味で堪能したい人は,早めに予約をしておいたほうが安心だろう。

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不思議さと不気味さと不条理さが同居した世界で

遊ぶほどに爽快感が増すアクションをお楽しみに


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 ここまでKIDの各要素について,ざっくりとまとめてきたが,ゲームの全体像をぼんやりとでも掴んでいただけたのなら幸いだ。
 本作は,不思議さと不気味さと不条理さが同居しているような独特の世界観を持ち,そこで個性的にもほどがある登場人物達が,生き生きと躍動している作品だ。セリフの一つ一つは,短いセンテンスながら強烈な印象を残すものばかりなのに,洗練されたグラフィックスと相まって,何ら嫌味なところがない。置鮎龍太郎さんのクールな演技も見ものである。
 アクションゲームとしては,キャラクターの育成とプレイヤースキルの向上に応じて,ゲームを進めれば進めるほどに,斬撃の爽快感が増していく感触を味わえた。ジゴロミッションは,特定のアイテムが手に入るとはいえ,息抜き用のミニゲームのような位置付けのようなもの。なのにモンドガールの艶めかしさのせいなのか,ついつい何度も遊びたくなってしまうような手触りだ(手持ちプレゼントがないと挑戦できないのだが……)。

 個性的なゲームであるだけに,少々ハードルの高さを感じてしまう人もいるかもしれないが,実際に遊んでみて,一度好きになればとことんまで気に入るような,そんな作品といえるだろう。発売日の8月1日まで,あと約2か月。本作に興味を持った人は,今のうちに予約をしておこう。

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