本年度のメイン競技タイトルは「スーパーストリートファイターIV アーケードエディション Ver.2012」(PC/PlayStation 3/Xbox 360/AC。以下,スパIV AE),「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」(PlayStation 3/Xbox 360。以下,UMvC3),「ストリートファイター X 鉄拳」(PlayStation 3/Xbox 360。以下,ストクロ),「ソウルキャリバーV」(PlayStation 3/Xbox 360。以下,SCV),「THE KING OF FIGHTERS XIII CLIMAX」(PlayStation 3/Xbox 360/AC。以下,KOF XIIICM),「Mortal Kombat」(PlayStation 3/Xbox 360。以下,MK)の6種目。世界中から集まったプレイヤーが,これらの種目の頂点を目指して争っていくわけだ。
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日本時間の7月8日の23:00からは,秋葉原クラークスタジオで「EVO2012 Public Viewing in Japan」(中継観戦イベント)が行われ,ハイレベルな戦いを一目見たい,出場している日本勢を皆で応援したいと,たくさんのプレイヤーが会場に訪れたのだ。ここでは,そんな会場の様子を届けすると共に,デコポン選手が優勝を決めたSCVの実況,解説を担当した久遠寺慶氏と神園氏のミニインタビューを掲載した。
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トーナメントの結果については,2012年7月9日に掲載した記事に詳しいが,改めて書くと,グランドファイナルの決勝ラウンドにコマを進めた日本勢は,SCV部門では,かまあげ選手(ミツルギ),デコポン選手(ティラ),Crna ruka選手(パトロクロス)。ストクロ部門ではときど選手&ふーど選手(春麗&リュウ)。スパIV AEではウメハラ選手(リュウ)だ。※()内は使用キャラクター
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会場が最も沸いたタイトルはSCVで,予選の模様は,7月7日に掲載した記事のとおりだが,LOSER'Sに落ちてしまったデコポン選手が強豪を次々と倒しいく姿に,観客のボルテージも最高潮。見事優勝を決めたときは,会場からデコポンコールが起こるほど盛り上がった。
![]() サイドトーナメントの「Virtua Fighter5 Final Showdown」の解説を務めた,大須晶氏(右) |
![]() 「UMvC3」と「MK」のMCを務めたレン氏(左)と,解説のふりーだ氏(右) |
イベント終了後,実況,解説を担当した神園氏と久遠寺慶氏に本戦の感想などを聞いたので,以下に掲載しよう。
4Gamer:
日本勢が見事優勝して,会場も大盛り上がりでしたね。EVO2012のSCVを見た感想はいかがですか?
久遠寺慶氏:
まず,日本の人々が初めて団体でEVOに行ったことが嬉しかったですね。アメリカ対ヨーロッパの構図はこれまで何度もありましたが,日本勢が本格的に参戦したことはなかったので,それが見られただけでも楽しかったです。全体をとおしての感想といえば,なんといってもデコポン選手の優勝でしょう。ベスト8の決勝トーナメントに日本勢が3人も食い込んでいただけでも十分なのに,そのうえ優勝者が出たというのは,これ以上ない結果だと思います。
神園氏:
デコポン選手は,立ち上がりはあんまり良くなかったんです。でも,かまあげさんとの対戦できわどい展開を制した後はリラックスしたのか,いつもの動きに戻っていて,それを見たときに優勝するかなと思いました。あとは,ティラが海外にいないキャラなので,「わからん殺し」できたことも大きいかなと。ただホントに心臓が強くて,どの状況でもヒヨらずに倒しにいくのは凄いと思いました。日本のトッププレイヤーですが,今まで結果はあまり出てなかったので,一番デカい大会で勝ってくれて嬉しいです。
4Gamer:
EVOは終わりましたが,キャリバー熱はまだまだ冷めなさそうですね。今回の大会を見て,これを機に始めるプレイヤーも出てくると思います。
神園氏:
冷めないですね(笑)。キャリバーを始めたときは,こんなにハマると思わなかった。自分は冷めやすいほうで,だいたいのゲームは2,3か月で飽きてしまうのですが,キャリバーに関しては,もっと勝ちたいという欲があって止められません。
久遠寺慶氏:
オンライン,オフライン合わせて,キャリバーのプレイヤーが人の前に出るということは今まで少なかったと思うんです。「SCIV」の大会にしても,基本的にキャリバーファンしか集まらないイベントだったりするし……。でも,今回デコポン選手が1位になったことによって,IVやそれ以前のシリーズをがんばってプレイしてきた人達が注目されるイベントがもっと行われると嬉しいですね。そういうイベントがあれば,ぜひ協力したいと思っています。現在,O.S.C.L(オンラインソウルキャリバーリーグ。詳細は「こちら」)の運営をやっていますので,興味があれば覗いてみてください。
4Gamer:
ありがとうございました。今後もソウルキャリバーVがさまざまな展開で盛り上がっていくことを期待します。
「ストクロ」ときど&ふーど選手は3位,
「スパIV AE」ウメハラ選手は5位
アジア勢の活躍が多く見られたEVO2012
![]() 「ストクロ」解説の猫舌氏(左)となるお氏(右) |
![]() 「スパIV AE」の応援のためにヌキ氏(右)が駆けつけた。スクリーンに映し出されたウメハラ氏のモノマネや応援で,会場を盛り上げた |
クロスアサルトをつかったコンビネーションが炸裂し,会場は盛り上ったが,WINNER'SでRicky Ortiz,PR Barlog選手に敗北,LOSER'Sでlaugh選手・Infiltration選手に敗北して,結果は3位だった。
最終種目であるスパIV AEでは,唯一残ったウメハラ選手を応援しようと,会場には,さらに多くの人が詰め掛けた。こちらもWINNER'Sからのスタートだったが,スト鉄の優勝で勢いに乗るInfiltration選手に敗北,LOSER'SではXiaohai選手に敗北して5位。
今までミスが少なかったものの,最後の最後でコンボミスをして敗退してしまったため,会場からは溜息が聞かれた。
実に14時間以上の長丁場となった最終日,トッププレイヤーにふさわしい名勝負が繰り広げられ,数々のドラマが生まれたEVO2012。来年もすばらしいイベントになることを期待したい。



















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