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「Smart phone 2011 Spring」基調講演レポート。Windows Phone 7でXNAによる3Dゲームがヌルヌル動くデモも公開
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印刷2011/04/26 19:54

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「Smart phone 2011 Spring」基調講演レポート。Windows Phone 7でXNAによる3Dゲームがヌルヌル動くデモも公開

 2011年4月26日から都内で「Smart phone 2011 Spring」と題されたイベントが開催されている。本イベントでは,3日間にわたってスマートフォンをテーマにした,さまざまなセミナーの開催が予定されているが,初日の基調講演では日本マイクロソフトによるWindows Phone 7の概要が紹介された。国内での発売もそう遠くないと見られるWindows Phone 7とはいったいどのようなスマートフォンなのか,簡単に基調講演を紹介してみたい。

Smart phone 2011 Spring公式サイト



iPhoneとAndroidのイイトコどり? な感じのWindows Phone 7


日本マイクロソフト 代表執行役副社長 堂山昌司氏
 Windows Phone 7は昨年10月に欧州の一部地域で,また米国では昨年11月に発売されたスマートフォンのプラットフォームだ。日本でも今年後半には投入されると見られており,iPhone,Androidに次ぐ第3のスマートフォンとして注目を集めている。
 そうしたこともあって,Smart phone 2011 Spring初日の基調講演ではWindows Phone 7が取り上げられた。初めに壇上に上がったのは日本マイクロソフトの堂山昌司氏だ。

 もともとマイクロソフトは,Windows Mobileでスマートフォン市場を開拓した企業ともいえるのだが,AppleのiPhone,GoogleのAndroidが躍進する中,むしろ取り残される結果になっていた。Windows Phone 7は,そんなマイクロソフトがスマートフォン市場で巻き返しを図るための重要な製品となる。
 堂山氏は,現在のスマートフォンの進化の方向を分析したうえで,Windows Phone 7は「ナチュラルUIにとくに注力して開発したOS」だと述べていた。

クラウド,ソーシャル,可搬性,位置情報といった方向にスマートフォンが進化していると堂山氏は分析。Windows Phone 7はそれらの方向に沿って開発され,なかでもナチュラルなユーザーインタフェースの開発に注力したと説明していた
Windows Phone

 Windows Phone 7にはいくつかの特徴があるが,なかでも,ハードウェアのプロファイルをマイクロソフトが厳密に定義しているという点がユニークだ。OSだけでなくハード仕様を含むプラットフォームなのである。AppleはiPhoneという固有のハードに最適化されたOSで快適な操作性を実現しているが,それに倣ってか,ハードウェアに一定の縛りをかけているわけである。

Windows Phone 7を動作させるためのハードウェアには一定の条件が課せられている
Windows Phone

 実際には,いくつかのプロファイルが定義されており,ある程度のハードウェアのバリエーションを持たせることが可能。千差万別のハードウェアが魅力にもなっているAndroidにも対抗しようとしているようだ。つまりWindows Phone 7は,AndroidとiPhoneの両方のいいところを取ったスマートフォンと言えるかもしれない。

 堂山氏は,先行している欧米でのWindows Phone 7の成功を紹介。マーケットには約1万4800タイトルのアプリがすでにあり「1日あたり100〜120タイトルの割合でアプリが増えている」とアプリも日ごとに増えていることを強調し,Windows Phone 7の順調な立ち上がりをアピールしていた。

欧米では発売後6週で150万台を販売,アプリは現在約1万4800タイトルあり,1日あたり100〜120タイトルずつ増えていると語っていた
Windows Phone Windows Phone


Microsoft XNAで作られたゲームタイトルに期待


日本マイクロソフト アーキテクトエバンジェリスト 高橋 忍氏
 では,Windows Phone 7とはどのようなスマートフォンなのだろうか。続いて登壇した日本マイクロソフトの高橋 忍氏は,実機によるデモンストレーションを披露した。

 まず,ユーザーインタフェースや標準アプリケーションについて丁寧なデモが行われた。先に述べたようにスムーズな操作性が印象的で,またソーシャルネットワークなどとの連携を重視した作りになっていることが大きな特徴のようだ。

 標準アプリにはPicture Hub(画像ビューア系アプリ),People Hub(連絡帳系アプリ)といったようにHubという語が付けられているが,この「Hub」には,さまざまなネットワークサービスを集約するという意味が込められているそうだ。例えば,People Hubに登録されている連絡先から,ワンタッチでその人のソーシャルネットワークのタイムラインを表示させるといったことができるなど「目的ではなく“モノ”ベースで作られている」(高橋氏)ことが特徴と語っていた。


 非常に軽快なユーザーインタフェースが印象的なデモではあったが,4Gamerとして期待したいのはゲームプラットフォームとしての可能性だろう。
 Windows Phone 7上で動作するアプリケーションの開発には,主としてWebの動的コンテンツに利用されているSilverlightに加え,Xbox 360やWindows上のゲーム開発に利用されているMicrosoft XNAが利用できるのだ。開発環境は定評のあるVisualStudioベースであり,十分な開発能力を持ったExpress版は無料で公開されているので,すぐにでもWindows Phone 7用のアプリ開発が可能となっている点も見逃せない。

Windows Phone 7のアプリケーション開発はSilverlightに加え,Microsoft XNAがサポートされている。すでにXbox 360のゲーム開発などに実績があるXNAが利用できることから,Windows Phone 7は新たなゲームプラットフォームとしても期待できそうだ
Windows Phone Windows Phone

 高橋氏は,このMicrosoft XNAで開発されたゲームのデモも紹介していたのだが,3Dのゲームがヌルヌルと動いていていたのでぜひムービーでご覧いただきたい。


 このデモを見る限り,3Dの性能はそこそこ高そうで,実績のあるMicrosoft XNAをベースとしたゲームタイトルが数多く出てくれば,ゲーマーにとっては楽しいスマートフォンになってくれそうである。

 さて,そんなWindows Phone 7がいつ日本で発売になるかだが,本セッションでも「COMING SOON」というスライドが表示されたのみで,具体的な日程は明らかにされなかった。ただ,多言語対応は次の開発コードネームMango,正式名称「Windows Phone 7.5」で予定されており,日本投入はWindows Phone 7.5リリース後というのは間違いないようだ。Windows Phone 7.5は今年後半の予定なので,秋頃には……という感じではないかと思われる。実機の登場に期待したい。

Windows Phone Windows Phone
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