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X79搭載のGIGA-BYTE製ゲーマー向けマザーボード「G1.Assassin 2」を写真でチェックする
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印刷2011/12/10 00:00

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X79搭載のGIGA-BYTE製ゲーマー向けマザーボード「G1.Assassin 2」を写真でチェックする

G1.Assassin 2の製品ボックス
G1 Gaming,Xtreme Gaming
 GIGA-BYTE Technology(以下,GIGA-BYTE)が展開しているゲーマー向けマザーボードブランド,「G1-Killer」。そのG1-Killerシリーズに,Sandy Bridge-EことCore i7-3000番台に対応するチップセット「Intel X79 Express」(以下,X79)を採用の「G1.Assassin 2」が加わった。

 G1-Killerが,「Intel X58 Express」(以下,X58)搭載の「G1.Assassin」「G1.Sniper」「G1.Guerrilla」の3製品で2011年春に立ち上がったことを,憶えている読者も多いことだろう。その後,「Intel Z68 Express」(以下,Z68)搭載の「G1.Sniper2」が発売されているので,今回のG1.Assassin 2は5番目の製品ということになる。
 X58搭載製品では,Assassin,Sniper,Guerrillaの順にランク付けがされていたので,G1.Assassin 2は,最上位モデルの第2弾ということもできるだろう。

 そんなG1.Assassin 2の製品版をGIGA-BYTEの日本法人である日本ギガバイトから借用することができたので,今回は写真でその外観と仕様を見ていこう。


マザーボードの全体像を確認。ハンドガン風のヒートシンクが特徴


G1.Assassin 2
メーカー:GIGA-BYTE TECHNOLOGY
問い合わせ先:CFD販売(販売代理店)050-3786-9585
実勢価格:4万円〜4万6000円程度(※2011年12月10日現在)
G1 Gaming,Xtreme Gaming

 G1.Assassin 2は,これまでと同様に,黒ベースに黄緑をアクセントとしたマザーボードである。Extended ATXフォームファクタが採用されており,サイズは実測で長辺が305mm,短辺が264mm。ATXフォームファクタのマザーボードよりも短辺が約20mm長いだけなので,ATXフォームファクタ対応のPCケースにも組み込める可能性も高そうだが,念のため,事前にPCケース側のチェックはしておいたほうがいいかもしれない。

チップセット部に取り付けられているのは,ハンドガンを模したヒートシンクだ
G1 Gaming,Xtreme Gaming
 G1.Assassin 2の全体を見て,まず目が行くのは,チップセット部に取り付けられているハンドガン風のヒートシンクだろう。また,よく見ると,VRM部に取り付けられているヒートシンクも銃身の先端部を模したデザインになっていたりする。ヒートシンクにミリタリー調のデザインを採用しているのは従来どおりといったところだ。

 さらにチップセット部と電源部に取り付けられている2つのヒートシンクが,ヒートパイプで接続されているのも見て取れる。ちなみにこのヒートパイプは,実測で6mm径のものが採用されていた。チップセットの熱がヒートパイプを伝わり電源部のヒートシンクに移動し,CPUクーラーの風によって冷却される構造と思われる。

 GIGA-BYTEによれば,これらのヒートシンクは,独自の「フルーティング」(fluting,溝彫り)技術を採用しており,冷却性能が高いとのことだ。ヒートシンクに溝を設けることにより,ヒートシンクの表面積が増えるのは確かなので,冷却性能が高いというのも一理ある。……「チップセット部も電源部も熱源なので,うまく熱移動するのか」という疑問も多少残るのだが。

G1 Gaming,Xtreme Gaming
VRM部に取り付けられているヒートシンクは,銃身の先端をイメージしたデザインを採用
G1 Gaming,Xtreme Gaming
チップセット部とVRM部は,DIMMスロットに沿って配置されたヒートパイプで接続されている

 G1.Assassin 2は,DIMMスロットを4本備えており,Core i7-3000番台がサポートする4ch構成に対応している。最大で容量32GBまでのメインメモリを搭載可能だ。また,PC3-19200までのDDR3メモリモジュールをサポートする。

G1.Assassin 2の拡張スロット構成。3-wayのマルチGPU構成もサポートする
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 拡張スロットは,PCI Express x16×3,PCI Express x1×2,PCI×1という構成が採用されている。PCI Express x16のスロットは,CPUに近いほうから順に16レーン,8レーン,16レーンとなっており,3-wayのSLIとCrossFireXをサポートするのも特徴だ。
 GIGA-BYTEによると,PCI Express x16形状のスロットは,いずれもPCI Express 3.0に対応しているとのこと。PCI Express 3.0世代のグラフィックスカードが登場しておらず,チップセットレベルでのサポートも謳われていないので,今のところは何ともいえないが,マザーボードレベルでの対応が謳われていることは押えておきたい。


デジタルPWMコントローラの採用により安定した電源供給が可能に


 さてここからは,マザーボード上の細部を確認するためにヒートシンクを取り外してみよう。今回はフォトレポートということでヒートシンクを外しているが,通常は保証外となる行為であるという点には注意してほしい。
 ヒートシンクの着脱は簡単で,裏面からこれを固定している合計6か所のネジを外せば取り外せる。

G1 Gaming,Xtreme Gaming
マザーボード上のヒートシンクを取り外したところ。電源部とチップセット部が目視できるように
G1 Gaming,Xtreme Gaming
Assassin 2に搭載されているX79チップセット。S-Specは「SLJHW」となっている

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G1.Assassin 2の電源部
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MOSFETには,International Rectifier製の「IRFH8318(H8318)」と「IRFH8330(H8330)」が採用されている
 まずは電源部から見てみよう。
 CPUソケット周辺に置かれた主電源回路は見る限り10フェーズ仕様。GIGA-BYTEは,「CPUに8フェーズの電源回路を採用する」と謳っているため,おそらくVcore用が8フェーズ,VCCSA用が2フェーズの「8+2」仕様なのではないだろうか。

 従来のG1-Killerシリーズでは,MOSFETとドライバICとを1つのパッケージに統合したDriver MOSFETが採用されていたが,G1.Assassin 2では,International Rectifier製の小型MOSFETで,発熱量の低さが謳われる「HEXFET Power MOSFET」を採用してきた。これは,CPU部とDIMMスロット部に用意されたデジタルPWMコントローラにより,CPUやメモリモジュールを高効率で駆動させるための仕様変更だそうで,GIGA-BYTEは「3系統のデジタル(PWMコントローラ)」という意味で,G1.Assassin 2の電源部に「3D Power」という名を与えている。

 ちなみにGIGA-BYTEによれば,リアルタイムで柔軟に電圧設定を変更できるため,オーバークロック耐性や,省電力性の向上という面でも3D Powerにはメリットがあるとのことだ。3D Powerの設定は,Windows上から,付属ソフト「3D Power Utility」で制御できるという。
 なお,3基のPWMコントローラもInternational Rectifier製となっている。

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CPU用のPWMコントローラはInternational Rectifier製の「IR3567」だ
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DIMMスロット用のPWMコントローラはやはりInternational Rectifier製の「IR3570」


「X-Fi Xtreme Fidelity」など,オンボード機能は従来モデルから継承


 G1-Killerシリーズといえば,ゲームで役に立つものだけを搭載したとされる,充実したオンボードデバイスも特徴の1つだ。たとえばサウンドチップはCreative Technology製の「X-Fi Xtreme Fidelity」(型番:CA20K2-2AG HF),1000BASE-Tコントローラは(2011年9月にQualcomm Atherosによる買収が発表された)Bigfoot Networksの「Killer 2100」をそれぞれ採用しているのが見どころといえよう。

サウンドチップであるCA20K2-2AG HFとその周辺の様子。写真で同チップ右側にあるのが,Hynix Semiconductor製の容量128MBメモリチップH5DU1262GTR-E3Cだ
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 サウンド関連から見ていくと,まず,CA20K2-2AG HFと刻印されたサウンドチップのすぐ隣には,キャッシュ用としてHynix Semiconductor製のメモリチップ「H5DU1262GTR-E3C」を備えているのが分かる。これは容量128MBのPC-3200 DDR SDRAMだ。

 D/Aコンバータには,7.1ch対応となるCirrus Logic製「CS4382」を採用し,新日本無線製「JRC 4556A」×1と,STMicroelectronics製「C4558」×3をOPAMP(オペアンプ)として搭載する。そしてA/Dコンバータには,4chに対応したWolfson Microelectronics製「WM8775」と,旭化成エレクトロニクス製「AK5358B」を備えているのが確認できた。

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金属板の下にあるので少々分かりづらいかもしれないが,採用されているD/Aコンバータは,Cirrus Logic製の「CS4382」だ
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オーディオ向けと謳われているニチコン製コンデンサの「Muse」シリーズ。効果はさておき金属板でシールドされている
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採用されているオペアンプは,新日本無線製「JRC 4556A」が1基,STMicroelectronics製「MC4558」が3基の合計4つだ
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A/Dコンバータには,Wolfson Microelectronics製「WM8775」と旭化成エレクトロニクス製「AK5358B」が採用されている

Killer 2100に貼られたシールを剥がしてみたところ。正体はFreescale Semiconductorのマイクロプロセッサである。MPC8308の周辺には,Spansion製のメモリチップGL064と,Samsung Electronics製のDDR2 SDRAMチップK4T51163QIが配置されているのも確認できる。写真で右に見えるMarvell製88E1118R-NNC2が1000Base-T対応LANコントローラの物理層だ
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 続いてはネットワーク周り。「Killer 2100」と印刷されたシールが貼られているのがもちろんKiller 2100で,シールを剥がしてみると,その正体はFreescale Semiconductor製の組み込み向けプロセッサ「MPC8308」であると確認できる。

 MPC8308は,「PowerPC e300」コアを搭載したマイクロプロセッサ「PowerQUICC II Pro」である。1000BASE-T LANコントローラの論理層やPCI Express x1,USB 2.0などのインタフェースを統合しているが,この中から1000BASE-T LANコントローラの論理層のみを利用する仕様だ。そしてLANコントローラの物理層には,Marvell製「88E1118R-NNC2」が採用されている。

 MPC8308の周囲には,3枚のメモリチップが取り付けられているのも見て取れるが,その内訳は,容量64MBのSpansion製「GL064」×1と,容量512MBのSamsung Electronics製DDR2 SDRAM「K4T51163QI」×2だ。おそらくGL064がファームウェア用で,K4T51163QIがMPC8308のメインメモリということになるだろう。

 搭載されているサウンドデバイスやネットワークデバイスを見る限りは,2011年8月17日に掲載した「G1.Sniper 2」や,そのほかのG1-Killerシリーズのマザーボードなどで採用されているものと同じである。

 そのほかSerial ATA周りでは,X79によるSerial ATA 6Gbps×2とSerial ATA 3Gbps×4に加えて,2基のMarvell製コントローラ「88SE9172」によりSerial ATA 6Gbps×2とSerial ATA 6Gbps対応のeSATA×2を備えている。

Serial ATA 6Gbps対応のMarvell製コントローラ88SE9172を2基搭載。1基は左の写真の灰色ポート,もう1基はI/Oインタフェース部のeSATAポート用だ
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 USB 3.0コントローラには,Fresco Logic製「FL1009」を採用。合計2つのFL1009により,I/Oインタフェース部に2ポート,マザーボード上にピンヘッダとして2ポート分が備えられている。

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Fresco Logic製のUSB 3.0コントローラ「FL1009」を2つ搭載しており,合計4つのUSB 3.0ポートが備わっている
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GIGA-BYTE製マザーボードではお馴染みの「DualBIOS」も備えている。I/Oインタフェース部のボタンでBIOSを切り換えられるとのこと

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I/Oインタフェース部。写真で左から2列め,縦に2個並んだボタンは,押すだけでオーバークロック用BIOS設定を適用できるもの(上)と,DualBIOSの切替用(下)となっている。前述のとおり,eSATAはMarvel製コントローラによるサポート。FL1009によるUSB 3.0ポートを2基備える
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無線LANとBluetooth 4.0を搭載する拡張カード「GC-WIFI」が付属するのも本機の特徴。カード自体はPCI Express x1形状だが,PCI Express x1で接続するのは無線LAN機能のみ。Bluetooth 4.0は,USBピンヘッダ経由で接続する。正直,ゲーマー向けマザーボードとしては蛇足かも

 以上,G1.Assassin 2の仕様を見てきたが,チップセットにX79を採用し,デジタルPWMコントローラを備えたという点以外は,従来のG1-Killerシリーズを継承していると見て問題ないだろう。
 G1.Assassin 2は,2011年12月10日時点で実勢価格が4万円〜4万6000円程度となっており,X79搭載マザーボードの中では相当に高価な製品である。そのため,用意されている豊富なオンボード機能をどれだけ重要視するかというのが購入時の決め手になりそうだ。

GIGA-BYTEのG1.Assassin 2製品紹介ページ

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    G1 Gaming,Xtreme Gaming

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    Intel 7

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