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世界初。「The Elder Scrolls V: Skyrim」の詳細が,Bethesda Softworksの開催したプレス向けカンファレンスで公開。ドラゴンの魂がゲームの鍵を握る
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印刷2011/04/18 23:00

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世界初。「The Elder Scrolls V: Skyrim」の詳細が,Bethesda Softworksの開催したプレス向けカンファレンスで公開。ドラゴンの魂がゲームの鍵を握る

The Elder Scrolls V: Skyrim


オープンワールド型RPGの最高峰の新作,遂に現る!


 2011年11月11日が欧米のRPGファンにとって,ビッグデーになるのは間違いない。なにしろその日は,Bethesda Softworksが制作する「Elder Scrolls」シリーズ最新作,「The Elder Scrolls V: Skyrim」PC/PlayStation 3/Xbox 360。以下,Skyrim)の欧米での発売日だからだ(日本語版の発売日については,現在のところ未発表)。
 世界中が期待するSkyrimだが,一部のメディアを除いて,これまで数枚のスクリーンショットとティザームービーが公開された程度。したがって,Bethesda Softworksが行ったプレス向けイベント「BFG 2011」において公開されたさまざまな情報は,ほとんど世界初ということになる。イベントの会場となったStein Erikson Lodgeには,エグゼクティブディレクターのトッド・ハワード(Todd Howard)氏を初めとした主要なスタッフが集まり,Skyrimのライブデモが公開されたのである。

「The Elder Scrolls V: Skyrim」のエグゼクティブディレクター,トッド・ハワード(Todd Howard)氏

 ハワード氏によれば,これまでSkyrimのプレイシーンを見たスタジオ外部の人間は,6人にすぎないとのこと。長らく秘密のうちに開発が進められてきたプロジェクトであり,おそらくは各プラットフォームホルダーの担当者や,エクスクルーシブなプレビュー記事を掲載したアメリカのゲーム誌「Game Informer」が見たのだろう。

 Skyrimを紹介する前に,「The Elder Scrolls」シリーズの歴史をざっと振り返ってみよう。
 多くのゲーマーとっては,2002年にリリースされてヒットした第3作,「The Elder Scrolls III:Morrowind」がシリーズ初体験になるのではないかと思われるが,第1作である「The Elder Scroll: Arena」がリリースされたのは1994年のことであり,Windowsではなく,それ以前のOSであるMS-DOS向けに作られたゲームだった。
 シリーズの特徴となったオープンワールド式のゲームシステムが最初に使われたのは,2作目の「The Elder Scrolls II: Daggerfall」だ。こちらのリリースは1996年で,すでにWindows 95が広く使われるようになっていたにも関わらず,こちらもMS-DOS向け。そのため,Windows 95のユーザーにはインストールや起動するのが難しく,さらにバグも多かったため,けして評価は高くない。

 シリーズ最大のメガヒット(推定で600万本)になった「The Elder Scrolls IV: Oblivion」は,日本のプレイヤーにもすっかりおなじみだが,グラフィックスやキャラクターアニメーションが最高とは言い難い部分もあり,ゲームシステム上の問題点があったり,ストーリーもどちらかと言えば月並みなものだったりといった問題点を指摘されることも多い。
 しかし,Oblivionは間違いなく面白く,世界中のプレイヤーを虜にした。これはやはり,Daggerfallから一貫して採用されているオープンワールドタイプのゲームシステムと,そこを舞台にプレイヤーが何でもできる(少なくとも,そんな気分にさせてくれる)自由度の高さが魅力的だったからだ。

The Elder Scrolls V: Skyrim

「The Elder Scrolls V: Skyrim」公式サイト(要年齢認証)


 ハワード氏もそうした点は認識しており,今回のSkyrimでは,前作の問題点を解消しつつ良い部分を伸ばすといった開発方針がとられているようだ。Skyrimに使用されているゲームエンジン「Creation Engine」は,Oblivionの開発が終わった2006年から開発が進められており,もともとは「2010年には登場しているであろう,新型コンシューマ機」を念頭に置いて制作されたというだけに,最新のグラフィックス技術に加え,スクリプトやAIなどにもさまざまな最新技術が投入されている。また,物理エンジンである「Havok Behavior」をライセンスすることでキャラクターの動きなどについても,ハイレベルなものを実現した。
 Skyrimの本格的な開発がスタートしたのは,「Fallout 3」が発売された2008年からで,現段階ですでに3年の開発期間が費やされていることになる。


お約束の牢獄から抜け出した主人公,Dragonbornとは?


 今回のプレゼンテーションは,Xbox 360版のゲーム画面が正面のスクリーンに映し出され,それを見ながらハワード氏が説明を行うという形式で進められた。ハワード氏によれば,デモは「処刑を逃れた主人公の目の前に,ゲームの世界が広がった場面」だそうで,ゲーム画面に出てきた山の麓の田舎道といった雰囲気の場所は,ゲームのごく序盤に登場するようだ。
 ファンならすでにご存知のことかと思うが,今回は,前作Oblivionから200年後のTamriel大陸が描かれる。舞台となるのは,その北方の山岳地帯であり,マンモスやサーベルタイガーなどが生活する極寒の世界だ。
 牢獄から脱出するところから始まるのは,もはやシリーズのお約束みたいなものだが,ヒューマンやエルフ,ドワーフなどが住む北方の地方“Nord”は内戦状態にある。主人公は,予言された「ドラゴンAlduinの帰還」を妨ぐ,唯一の存在だという。

The Elder Scrolls V: Skyrim

 なぜなら,彼(もしくは彼女)は「The Elder Scrolls」シリーズにおける究極のドラゴンスレイヤー“Dragonborn”だからだ。ファンの間では,Morrowindに登場したSeptim王家出身のDragonborn,Tiber Septimと,その唯一の子孫であったMartinがOblivionで死んでしまったことから,Dragonbornの血統は途絶えてしまったという説が根強かったが,ここに新たなDragonbornが現れたわけだ。

 もっとも,筆者がハワード氏に聞いた話では「Dragonbornは血によって受け継がれるのではなく,時代が必要としたときに神によって選ばれる」のだそうで,主人公が唯一のDragonbornであり,Imperialであるかどうかも関係ないらしい。このため,SkyrimはOblivionまで続いてきたSeptim家を中心とする時代の話ではなく,シリーズの新展開であると考えてよいだろう。

 それはともかく,デモが始まるとまず,Creation Engineの描くゲームグラフィックスに目を奪われることになった。高い針葉樹が立ち並び,高山植物が生い茂る田舎道の左手には,鮭が遡上するという渓流が迫り,右手には,北方地域でもひときわ高い,Throat of the World(世界の喉元)と呼ばれる峻険な山が望める。しかも,これらの山々はただのバックグラウンドではなく,その気になれば頂上まで登って行くことも可能だというからすごい。
 面白いのはマップを確認するときで,プレイヤーの視点から世界の全体図までシームレスにズームアウトしていくという手法になっている。完成型とは言えないようで,この先いろいろなが変更が施される可能性もあるが,Throat of the Worldの地形までも確認できる詳細なもので,瞬時移動の場所設定にも利用できるなど,プレイ中の使用頻度は高そうだ。

 ちなみにSkyrimのマップの広さは,OblivionのCyrodiilと同程度の約40平方Kmだという。自然環境が厳しいため,Nord地方の人口は少なく,広い土地に小/中規模の村が点在しているという雰囲気だ。とはいえ,ゲームには城壁に囲まれた大きな都市が5つ登場し,ダンジョンの数も130ほどだというから,ボリュームは前作よりも格段に大きくなっているようだ。

 Oblivionでは,プレイヤーがレベルアップすると,それに合わせて敵のレベルもアップするというシステムが採用されていた。これは,ゲーム世界を常に挑戦的なものにするという意味では秀逸なアイデアだったかも知れないが,「せっかく高性能な武器が使えるほどにレベルアップしたのに,モンスターやNPCもレベルアップするために,自分の強さが感じられない」という不満をプレイヤーに覚えさせることも多かった。
 そのため今回,そのシステムは採用されておらず,Fallout 3のようにレベルの固定された敵/モンスターが地域ごとに用意されるというシステムになった。Oblivionに慣れたプレイヤーは,気ままな放浪の末,うっかりハイレベル向きのゾーンに迷い込まないように注意する必要があるかもしれない。

The Elder Scrolls V: Skyrim


手に何を持っているかで,キャラクターの個性が決まる


 操作については,デモに使われたXbox 360のコントローラの場合,右手は右トリガー(RT),左手は左トリガー(LT)にアサインされている。右手の剣で切り込み,左手のシールドで防御するというスタイルが基本だが,シールドの代わりに“デュアルウェポン”で攻撃的に戦っても良い。
 Skyrimでは左右の手に武器だけでなマジックを設定することが可能で,例えば右手に剣を持った戦士の左手に,Fireballを設定してArkane Warrior風にすることも可能だ。両手にFireballを設定して“デュアルマジック”にすれば,さらに強力なFireballを生み出すMagicianとなり,相手を火に包んでしまえるのである。
 このように,Skyrimのゲームシステムの大きな特徴は,キャラクタークラスが廃止され,その代わり,スキルシステムになっていることにある。プレイヤーは,ゲームを進めていくうちに自然と,さまざまな能力を身に付けていくわけだ。
 ハワード氏は「プレイヤーキャラクターのクラスは,手に何を持つかで決まってくる」と話しており,このあたりからも「プレイヤーの自由度を高める」というコンセプトが追求されていることが分かる。

 インタフェースまわりは,非常に洗練されている。メニュー画面を開くと,左右上下の4方向に先が向いた,羅針盤の針のようなシンボルが表示される。このうち,左がインベントリ,右がマジック,上がスキル,下がマップになっており,それぞれが,シリーズ従来作とは比べものにならないほど使い勝手が向上したとのこと。最新の携帯デバイスのように,必要な情報がいかに迅速に得られるかを優先してデザインされているようだ。

 アイテムとマジックの項目は,iTunesのカバーフローのような雰囲気だ。それぞれの属性にまとめられたアイテムやマジックが,ミュージシャンのアルバムをダイアル式のインタフェースで検索するときのように縦にサラサラと流れていく。
 マジックは分かりやすいアイコンで表され,アイテムはすべて3Dオブジェクトで表示されるので,剣やヘルメットをいろんな角度から眺めたり,それぞれのデータを自分の持っているアイテムのデータと比較したりすることも容易にできる。さらに,お気に入りの武器/マジックをブックマークしておけば,メイン画面からも簡単にアクセスできるようになっている。

 羅針盤型のメニューからセレクトできるスキルは,さらに独特な味付けが施されている。Skyrimで採用されているのは,一般的なスキルツリー(枝分かれ)タイプではなく,空に浮かぶ星座のような形状になっている。シリーズ従来作では,ゲーム開始時のキャラクターメイキングで占星術のシンボルを用いるなどしてきたが,クラス要素が取り払われた本作では,それが“スキル星座”という感じになっているのだ。

The Elder Scrolls V: Skyrim

 スキルメニューをセレクトすると,夜空を見上げるようにカメラが動き,「Thief」「Warrior」「Mage」の3つの大きな星座が表示される。この3つの星座はアーキタイプであり,それぞれに6つの小さな星座を従えている。Thiefであれば「Sneak」,Warriorなら「Two-Handed Weapon」,そしてMageであれば「Alchemy」といった具合だ。
 つまり,Skyrimに登場するスキルは,全部で3×6の18種類になり,Morrowindの27種,Oblivionの21種と比べて減ったように思えるかもしれない。しかし,それぞれの星座は10〜20個程度の星(=パークス)で構成されており,Fallout 3のように,それぞれのパークスがレベルアップするため,実は総計288種ものスキルが使えるとのこと。これはかなりのボリュームになる。
 もちろん,すべてのパークスを獲得していくのは不可能だろうから,特定のスキルセットに集中させたほうがより効果的にプレイできるはずだ。こうしたパークスを選ぶたびに星座を構成している星々が輝き,ゲーム中に空を見上げると,自分が選んだ星座が見えるという,かなりニクい演出になっている。


オープンワールドにおけるRadiant AIとRadiantストーリー


 現れた数人の敵を倒したあと,主人公はThroat of the Worldの麓,Riverwoodという村を訪れる。街では,女性が兵士に向かって「私ドラゴンを見たわよ!」などと話している。話を終えたその女性は,やがて「あなた見かけない顔だわね。もし,お金が欲しいなら,Lucanのところに行ってみなさい」と主人公に語りかけてくる。
 この村の主要産業は,村の名前からも想像できるが林業であるらしい。村の中央には大きな製材所があり,巨大な丸太から木材を作り出している。できた木材はほかの町に運ばれて,やがて家具や弓矢に加工されたりするというシステムがゲーム内で実現しているというから,ちょっと驚く。
 ここに限らず,本作に登場するそれぞれのNPC(ノンプレイヤーキャラクター)はそれぞれの目的を持ち,時間に沿って独自の生活を送っている。これを実現しているのが,Oblivionで導入された「Radiant AI」で,本作ではそれをパワーアップしたものが使われている。

 ともあれ,さらにブラブラ行くと,女性が話に出てきたLucanという人物が経営する,トレーディングポストがあり,中でLucanと妹のCamillaが言い争いをしている。話を聞くと,なんでも店が盗難にあって,「Golden Dragon's Claw」というアイテムが盗まれてしまったそうだ。そこで,妹をガイドにして,山中にある盗賊の住処の神殿,Bleak Falls Sanctumへ向かうことにした。

The Elder Scrolls V: Skyrim

 ……と,ここまでの展開はかなり直線的に感じられるが,もちろんThe Elder Scrollsシリーズの最新作だけあって,ここでプレイヤーは仕事を断ってもいいし,村人から盗みを働いても構わない。プレイヤーが選んだ種族にもよるが,主人公の行動によって,主人公に対するNPCの印象が変わり,クエストをくれたりイベントが発生したりするのだ。
 また,世界が破綻しないように,例えばLucanがゲームの途中で死んだ場合,妹のCamillaが仕事を引き継ぎ,また木材工場の主が死ねば,その弟子が仕事を継承するといった具合に細かい調整が行われ,それによってプレイヤーの自由度の高さが保証されているのだ。
 ハワード氏は,このようにRadiant AIによって制御されたNPCとのインタラクションによって進む物語を“Radiantストーリー”と名付けている。山へ向かう道中,巨大なGiantがノシノシ歩いてくる場面に遭遇したが,こういった連中でさえ,何かの目的を持って行動しているというから芸が細かい。


新たに加わった第3の攻撃呪文「Shout」とは?


 Camillaと分かれた主人公は,雪の降り積もる高山でFrost Trollと戦ったり,Furyというマジックで盗賊同士を相撃ちにさせたりしながら,やがて目的の神殿の入口に到着するが,ここでいきなりドラゴンとの対決となる。
 ゲーム序盤で唐突にドラゴンとの戦いになるわけだが,今回のデモはSkyrimの面白いところをメディアに見せるため,プレイヤーキャラクターの能力やスキルはアップグレードされている。神殿の高いところにいたドラゴンが滑空してきて攻撃をしかけ,地面に降りては火を噴くというのは,まさに公開されているティザームービーそのままの大迫力だが,主人公が即死するようなことはなかった。ただし,まだアニメーションやAI部分で完成していないということで,この部分は早々にカットされた。

 次のシーンでは,すでにプレイヤーは神殿,つまりダンジョンの内部にいる。奥まったところで盗賊が話し込んでいるが,ハワード氏は武器を剣から弓矢に切り替え,Sneakingによる攻略を紹介した。Skyrimではプレイヤーが暗いところにいると,眼球のような形状の“ステルスメーター”が表示され,自分が相手にどれくらい見えているかが分かるようになっている。またここには,盗賊のほかにSkeeverという犬のように大きなネズミなどもいた。

The Elder Scrolls V: Skyrim

 オブジェクトを並べ替えるパズルを解いて扉を開け,「Soul Gem」という武器のエンチャンティング用アイテムを手に入れたあと,さらに進むとダンジョンの内部がクモの巣で覆われ始める。それに絡まって助けを呼んでいるArvel the Swiftという盗賊が,Golden Dragon's Clawを盗んだ男だ。
 ここで,Giant Frostbite Spiderというクモ型モンスターとの戦いになり,見事にそれを倒すと,ArvelがLucanのミッションの報酬より多い金額で解放することを提案してきた。今回のデモでは,結局逃げ出したArvelを殺してClawを取り戻すことになるが,実際のゲームでは彼の提案を受け入れるという選択もあるはずだ。とりあえず,「このClawは地下墓地の鍵だ」というArvelの言葉に従って,主人公はさらにダンジョンの奥へ進んでいくのである。

 地下墓地では,Draugrという,埋葬された北方民族の戦士達のアンデッドが,石棺から次々と起き上がって襲ってきた。これらを,本来ならハイレベルなキャラクターのマジックだというChain Lightingを使って次々に倒し,さらにはRestless Draugrという,アンデッドの上級版と戦ったあと,ついに「Hall of Stories」という神殿の最深部に到達する。

The Elder Scrolls V: Skyrim

 このHall of Storiesには,「World Wall」という古代文字の書かれた壁があり,ここに書かれた文字を解読して入手できる特殊技能が,Skyrimで初めて登場する,「Shout」(シャウト/叫び)だ。これは,ほかのスキルなどとはまったく独立して存在するもので,ゲーム内に24種類ほどが用意されており,それぞれ3段階のレベルアップが可能になっているとのこと。例えば右手の剣,左手のマジックに加え,口からShout(カツを入れるような短い叫び声だ)を繰り出して相手を攻撃したり,なんらかの作用を起こしたりできるのだ。
 デモでは,相手の攻撃速度を遅らせるSlow TimeというShoutを獲得,直後に登場したFrost Atronachというモンスター,およびそれを召還したDragon Priestとの戦いに使われた。Shoutはマナを消費しないものの,一度使うとクールダウンタイムが必要になり,強力なShoutほど,次に使えるまでの時間が長くなるとハワード氏は説明した。


果たして,ドラゴンの魂とは何を意味するのか


 Dragon Priestとの戦いの最中,ゲームが止まってしまうというアクシデントに見舞われたため,Shoutの実力はよく分からなかったものの,全体としてはかなりスリリングな戦闘シーンだった。
 最後は,ダンジョンから抜け出た主人公が再びドラゴンと対決するというシーンになり,ドラゴンに打ち勝ったプレイヤーが,ドラゴンの魂(Dragon Soul)を吸収する場面でデモは終了した。以前公開されたムービーでも見られたシーンだが,魂を吸い取ったプレイヤーはオレンジ色の光に包まれる。しかし,それがいったい何を意味するのかは説明されず,後々のお楽しみといった雰囲気だ。

 さて,デモの終了後には,参加したメディアをグループごとに分けたQ&Aセッションが行われた。合同セッションということで,話の内容があっちこっちに飛んだのだが,以下に興味深いやりとりを紹介したい。インタビューの相手はトッド・ハワード氏だ。
 2010年10月,三上真司氏率いるTangoを買収し,日本にも開発拠点を持ったBethesda Softworksだが,そのためハワード氏も日本に関心があるようで,通勤の車の中でPodcastを使った日本語の学習も行っているという。

 ともあれ,The Elder Scrolls V: Skyrimは,欧米で2011年11月11日の発売が予定されている。上にも書いたように,日本での展開も予定されているが,現在のところ発売日などの詳細については未発表だ。詳しい情報が入り次第,お伝えしよう。


■トッド・ハワード氏との一問一答

Q
 マップを移動するための,騎乗動物などを考えていますか?

A
 現時点で,都市間を結ぶ馬車のようなものは考えていないのですが,馬は登場することになると思います。

Q
 プレイヤーと共に行動する,コンパニオンキャラクターが存在するとのことですが。
ハワード氏:
 Skyrimのコンパニオンキャラクターは,「Fallout」シリーズのようにストーリーが進むにつれてプレイヤーとの関係を深めるというタイプではなく,クエストなどに合わせて,ガードやアサシンといったキャラクターを雇用するというものです。犬などのペットは,今のところ考えていません。

Q
 街の住人を殺したときの影響が良く分からないのですが,もう少しく詳しく説明してください。もし,Riverwoodの村で丸太から木材を作り出しているNPCを殺せば,経済そのものはどうなりますか?

A
 影響のパターンは,それぞれの担当デザイナーがいろいろ考えていると思いますが,木材加工者のような特殊な役目を持ったNPCが死んでしまった場合,血縁や職業などに従って自動的にほかのNPCがその仕事を引き継ぐように設定されています。場所にもよるのですが,NPCではなく,建物を破壊することで経済活動に対してサボタージュを加えるということも可能です。

Q
 SkyrimにはFameやInfamyシステムなどはありますか?

A
 はい。NPCそれぞれが,自分の属する組織や種族の立場から物事を考え,さらにプレイヤーがクエストを達成してくれたなどの記憶を持っています。プレイヤーが他人を殺せるのはシリーズでおなじみですが,もしプレイヤーが事件を目撃したNPCすべてを葬り去ることができれば,「Last Witness Killed」という文字が表示され,プレイヤーのFameやInfamyに影響が出ることはありません。

Q
 ゲームのプレイ時間はどれくらいの長さになりますか?

A
 オープンワールドのゲームでは,プレイ時間にあまり意味はないと思いますが,メインクエストだけで30時間程度。じっくりプレイするなら200時間は遊べるのではないでしょうか。Oblivionでは500時間ほどプレイしている人もいます。ともかく,長く遊べるゲームにしたいと思っています。

Q
 デモではドラゴンが2匹登場しましたが,複数存在するということですか?

A
 はい。ドラゴンはプレイヤーと会話することが可能で,現時点で深くは語れないのですが,プレイヤーに協力するようなドラゴンも存在します。

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