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今回,同誌に情報が掲載される最新作は,1996年にセガ・サターン向けにリリースされた第1作から数えて11番目の作品となる。
Tomb Raiderといえば,シリーズ初期作品で,フルポリゴンのアドベンチャーとしてゲームファンの注目を集めただけでなく,主人公であるララ・クロフトというキャラクター自体が,ゲームファン以外の層からも支持された。
その後,ハリウッド映画化されるなど,高い人気を獲得した同シリーズだが,ゲームのマンネリ化などが原因で人気が低迷してしまった時期もある。
しかし,2006年に発売されたシリーズ第7作「Tomb Raider: Legend」(PC/Xbox 360/PSP/NDS/PlayStation 2)以降,最初のデベロッパであるCore Designに代わってCrystal Dynamicsが開発を担当しており,作品に対する評価も安定するようになった。
ちなみに,シリーズ第10作にあたる「ララ・クロフト アンド ガーディアン オブ ライト」(原題 Lara Croft and the Guardian of Light,PlayStation 3/Xbox 360)は,スクウェア・エニックスがEidos Interactiveを傘下に収めてから初めてリリースするTomb Raider作品だ。
さて,これまで紆余曲折を経てきたTomb Raiderシリーズの最新作は,いったいどんな作品になるのだろうか。
2010年8月,スクウェア・エニックスが「A Survivor is Born」(1人の生存者が誕生する)というタグライン(※ロゴの近くに付記するキーワード)を商標化しており,Tomb Raiderシリーズ最新作との関連性が指摘されていた。
また,Crystal Dynamicsのスタッフが,イギリスのメディアに対して「これまでのシリーズ作品のストーリーは忘れてください」と語っていることや,「Uncharted 2: Among Thieves」(邦題 アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団)を意識した壮大なアドベンチャーゲームになるとか,オープンワールド型のゲームになるといった噂も気になるところだ。
ちなみに11月には,船体に「Endurance」(忍耐)と書かれた船が波に飲まれている様子を描いたアートワークが,Tomb Raiderシリーズの公式サイトに登場していた。
この船に乗っていたララが孤島に流れ着き,そこで生き残るための術(すべ)を身につけていったという,ララのバックグラウンドが描かれるのではないか……このアートワークを元に,そんなふうに推測している人もいるようだ。
そう聞くと,確かに,表紙のイメージに写っているララには,あどけなさと,一人で厳しい生活を送るララの孤独さが同居しているようにも見える。
いよいよゲームの概要が明らかとなりそうな本作。Eidos Interactiveの親会社であるスクウェア・エニックスは,前評判の高い「Deus Ex: Human Evolution」(PC/PlayStation 3/Xbox 360)や,注目作「Dungeon Siege III」(PC/PlayStation 3/Xbox 360)など,海外作品のパブリッシングにも力を入れている(このうち,Deus Ex: Human EvolutionのPS3版とXbox 360版は「デウスエクス」というタイトルで日本での販売が決定している)。
国内でも知名度の高いTomb Raiderの新作だけに,ぜひとも日本のゲームファンに届けてほしいところだ。



















