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【PR】MSIのゲームノートPC「GS66 Stealth」の魅力とは? 硬派なデザインの薄型軽量ボディと現状最高クラスの性能が融合する
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印刷2020/05/23 12:00

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【PR】MSIのゲームノートPC「GS66 Stealth」の魅力とは? 硬派なデザインの薄型軽量ボディと現状最高クラスの性能が融合する

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 2020年4月に高性能ノートPC向け第10世代Coreプロセッサ(開発コードネーム Comet Lake-H)が登場したときに,Intelは,ゲーマー向けノートPCのさらなる高性能化や薄型化を予告していた。そんなComet Lake-Hを搭載したスタイリッシュなゲーマー向けノートPCの代表と言えるのが,今回紹介するMSIの「GS66 Stealth」(型番:GS66-10SGS-020JP)だ。

GS66 Stealth(型番:GS66-10SGS-020JP)
メーカー:MSI
問い合わせ先:mailto:supportjp@msi.com
実勢価格:40万円前後(※2020年5月23日現在)
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 第10世代Coreプロセッサの最上位モデル「Core i9-10980HK」を搭載しつつ,薄さ約19.8mmで公称本体重量が約2.1kgという薄型軽量なボディを実現。さらにリフレッシュレート300Hz表示に対応する15.6インチ液晶パネルを採用するなど,トップクラスの性能と機能を実現した製品である。そんなGS66 Stealthの実力を見ていくことにしよう。


RTX 2080 SUPER Max-QとComet Lake-H最上位モデルを組み合わせたハイエンドモデル


GS65 Stealth
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 GS66 Stealthは,2019年に発売となった「GS65 Stealth」の後継となるノートPCだ。GS65 Stealthは,当時のノートPCとしてはトップクラスの性能を持ちつつ薄型というコンセプトを備えた製品で,当時最新のCoreプロセッサとNVIDIA製単体GPUを採用していた。そのコンセプトを継承しつつ,リフレッシュレート300Hz対応の液晶パネルを組みあわせるなど,より尖った仕様を盛り込んだのがGS66 Stealthになる。

 日本国内向けのGS66 Stealthは,3モデルがラインナップされている。モデルごとの主な違いは,搭載するCPUとGPU,そしてメインメモリ容量だ。各モデルの詳細は表1を参考にしてほしいが,今回取り上げる最上位モデルのGS66-10SGS-020JPは,冒頭でも触れたとおりCPUにCore i9-10980HK(8コア16スレッド,定格クロック2.4GHz,最大クロック5.3GHz),GPUにはノートPC向け「GeForce RTX 2080 SUPER with Max-Q Design」(以下,RTX 2080 SUPER Max-Q)という現時点で最上位のノートPC向けCPUとGPUを組み合わせており,文字通りのシリーズ最高性能モデルと言えよう。

表1 GS66 Stealthシリーズの主なスペック
GS66-10SGS-020JP GS66-10SFS-022JP GS66-10SF-021JP
CPU Core i9-10980HK(8C16T,定格2.4GHz,最大5.3GHz,共有L3キャッシュ容量13MB,TDP 45W) Core i7-10750H(6C12T,定格2.6GHz,最大5GHz,共有L3キャッシュ容量12MB,TDP 45W)
メインメモリ DDR4 SDRAM SO-DIMM 32GB(16GB×2) DDR4 SDRAM SO-DIMM 16GB(32GB×2)
グラフィックス GeForce RTX 2080 SUPER with Max-Q Design(グラフィックスメモリ容量 8GB) GeForce RTX 2070 SUPER with Max-Q Design(グラフィックスメモリ容量 8GB) GeForce RTX 2070 with Max-Q Design(グラフィックスメモリ容量 8GB)
ストレージ SSD(容量1TB,M.2/PCIe接続)×1
液晶パネル 15.6インチIPS液晶,解像度1920×1080ドット,垂直最大リフレッシュレート300Hz,ノングレア(非光沢)
無線LAN IEEE 802.11ax
(Killer Networking「Killer Wi-Fi 6 AX1650i」)
有線LAN 1000BASE-T(RJ45×1,Killer Networking「Killer Ethernet E3100」)
外部インタフェース Thunderbolt 3(USB 3.2 Gen 2 Type-C)×1,USB 3.2 Gen 2 Type-C×1,USB 3.2 Gen 2 Type-A×3,HDMI Type A出力×1,4極3.5mmミニピンヘッドセット×1,RJ45(1000BASE-T対応)×1
キーボード 日本語配列(SteelSeries製)
スピーカー 内蔵2chステレオ
インカメラ 搭載(約92万画素)
バッテリー容量 6250mAh
ACアダプター 定格出力230W(20V 11.5A)
公称本体サイズ 約358.3(W)×248(D)×19.8(H)mm
公称本体重量 約2.1kg
OS 64bit版Windows 10 Pro

 今回,試用したGS66-10SGS-020JPがCPUに採用するCore i9-10980HKは,ブースト時最大クロックが5.3GHzと,これまでノートPC向けCPUで最高だった5GHzを300MHzも上回る高クロック動作を実現したCPUだ。それにもかかわらず,45Wという従来の高性能ノートPC向けのCPUと同じTDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)枠に収まっているのが大きな特徴である。筐体のサイズはそのままに,より高性能なノートPCを実現できるCPUと考えていいだろう。

 一方,GPUとして採用するRTX 2080 SUPER Max-Qは,前世代となるGS65 Stealthの上位モデルが採用していたノートPC向け「GeForce RTX 2080 with Max-Q Design」(以下,RTX 2080 Max-Q)よりも,1クラス上の性能を持つGPUだ。RTX 2080 SUPER Max-Qの概要は,関連記事にあるとおりだが,CUDA Core数は総計3072基と,RTX 2080 Max-Qよりも128基多くなった。その分だけ,より高いグラフィックス性能を実現できるわけである。
 なお,NVIDIAが薄型ノートPC向けに推進しているMax-QモデルのGPUは,デスクトップPC向けと同じ規模でありながら,動作クロックは搭載する筐体の熱設計に応じて柔軟に設定する仕組みで,動作クロックの公称値は明らかになっていない。

 いずれにしても,本稿で扱うGS66 Stealthは,第10世代Coreプロセッサのラインナップ中最高峰のCPUと,NVIDIAのノートPC向けでは最高性能のGPUを組み合わせた製品であり。ゲーマーにとって夢のノートPCと言えそうだ。


GS66 Stealthの外観をチェック


 それでは,GS66 Stealthの外見を見ていこう。

GS66 Stealth
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 GS66 Stealthは,1920×1080ドットのフルHD解像度で,15.6インチサイズの液晶パネルを搭載するノートPCだ。本体サイズは,実測で357(W)×248(D)×20(H)mm(※突起部含まず)と,15.6インチサイズの液晶パネルを採用するノートPCとしてはややコンパクトで,搭載しているCPUやGPUの性能を考えれば,薄型といっていいだろう。

 本体の重量は,実測で約2.17kgだ。2kg未満だった前世代のGS65 Stealthに比べると約200gほど重くなり,2kgを超えている。数字の上では重くなった印象を受けてしまうが,このサイズで200g程度の差だと,手に持った感覚では大差ない程度だ。気軽に持ち歩く重量ではないが,重量が3kg近いヘビー級ノートPCに比べれば携帯も容易で,ゲーマー向けノートとしては軽いと評していいだろう。機動性に優れたゲーム機として使えるはずだ。

GS66 Stealthの製品ボックスには,本体のほか,付属のACアダプターと電源ケーブルが含まれていた(左)。付属のACアダプターは,容量230W(右)。サイズは実測で75(W)×155(D)×30(H)mm,重量は実測で約730gだった
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 一方,前世代とやや趣が変わったのが,ボディ天板のデザインだ。これまでのMSI製ゲーマー向けノートPCは,天板に赤と銀で目立つシンボルマークが埋め込まれていたり,GS65 Stealthではシンボルマークが灰色の地に金色で描かれていたりといった具合に,何かしら目立たせる趣向が凝らされていた。加えてGS65 Stealthは,天板を金色で縁取るという高級感を出す演出も加えられていたものだ。
 それに対してGS66 Stealthでは,黒い艶消し加工の天板に艶ありのシンボルマークがうっすらと浮かび上がるという,過度に目立たせないデザインに変わっている。

左がGS66 Stealth,右がGS65 Stealthの天板だ。GS66 Stealthでは,シンボルマークが目立たないようになったのがよく分かる。また,天板の囲む金色の縁取りもなくなった
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 もともと凹凸が少ないソリッドなデザインに加えて,天板のシンボルマークも目立たたなくなったことで,GS66 Stealthは,いかにもゲーマー向けという雰囲気が薄れ,高級なビジネスノートPCのような風格を備えるルックスに生まれ変わったと言えよう。デザインの好みは人それぞれだろうが,GS66 Stealthの渋い見た目を好ましく感じるゲーマーも少なくないのではなかろうか。

凹凸が少ないソリッドな筐体と相まって,渋めのルックスに生まれ変わっている
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 15.6インチサイズの液晶パネルを内蔵するわりに本体サイズがコンパクトなのは,先代譲りの狭額縁筐体を採用するからだ。ベゼルのサイズは,ディスプレイ左右の幅が実測約4.8mm,Webカメラを内蔵するためにやや幅が広い画面上部でも約9mm弱に収まっている。ベゼルが狭いため,相対的に画面が大きく見えるので,ゲームでも映像に没入しやすく楽しめる。

 ちなみに,GS66 Stealthでは画面を180度まで開くことができるようになった。ビジネスノートPCでは珍しくない仕様だが,ゲーマー向けノートPCでは比較的珍しい。複数人でゲームの画面を見るようなときに便利そうである。

GS66 Stealthは,液晶パネル部を180度まで開けられる
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 画面と並んでゲームで重要なのが,サウンドだ。GS66 Stealthは,パームレスト部左右にステレオスピーカーを組み込んでいる。デンマークのハイエンドオーディオメーカーであるDynaudio Internationalとの協業によって開発したスピーカーには,パッシブラジエータが組み込まれているそうだ。
 そのため,内蔵スピーカーのわりに低音がよく出るのがポイントである。感心したのは,ノートPCを前に自然なポジションをとった位置で理想的な音質になるようなチューニングが加えられているように感じられた点だ。Dynaudioと組んで開発しているというのは伊達ではないようである。

パームレスト部両サイドに埋め込まれたスピーカー。見た目はただのスリッドだが,パッシブラジエータを採用するためにそこそこ低音も出るので,結構迫力ある音が楽しめる
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 サウンド周りではほかにも,MSI製ノートPCでは定番のNahimic製のサウンドプロセッサスイート「Nahimic 3」もプリインストールされている。Nahimic 3のバーチャルサラウンドサウンド再生機能を使えば,ヘッドセットだけでなく,内蔵スピーカーでもバーチャルサラウンドサウンドを再生可能だ。

プリインストールされているNahimic 3の設定画面。ヘッドフォンや内蔵スピーカーによるバーチャルサラウンドサウンドを再生できる
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 GS66 Stealthのキーボードは,MSI製ノートPCで定番であるSteelSeries製の10キーレス日本語配列となっている。現在のノートPCでは主流と言っていい,キーとキーの間を開けたアイソレーションタイプのキーボードで,主要なキーのキーピッチは19mmあった。キーストロークは1mm強といったところだが,[Space]キーや[Shift]キー,[Enter]キーなど大きめキーの場合,端を押しても全体が確実かつスムーズに沈み込んでくれる。キーの打鍵感が良好な点は,さすがゲーマー向け周辺機器で名高いSteelSeriesによるものという印象だ。

 ちなみに,MSI製の日本向けノートPC製品ではいつものことだが,[Space]キーと[変換][無変換]キーが隙間なく隣接していたり,[¥]キーの幅が狭いなど,単体キーボードと比べると配列にはやや変則的なところがある。使い始めは違和感があるかもしれない。だが,前述したとおり,キーの打鍵感は良好なので,むしろ慣れればタイプしやすいキーボードと評していいだろう。

GS66 Stealthの10キーレスキーボード。主要なキーのピッチは19mmだが,[¥]キーなど一部のキーが小さいなど,配列には若干の癖がある。しかし打鍵感は良好だ
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 ところで,GS66 Stealthのキーボードでは,右上端に電源ボタンとなるキーがある点が気にかかるかもしれない。「誤爆しそうで困るのでは?」と思われそうだが,PCの使用中にこのキーを押してしまっても,標準の設定ではスリープやシャットダウンに移行することはない。また,誤って電源をオンにしてしまうこともなさそうで,実用上の問題はなかろう。

 なお,ゲームで重要な同時押しできるキーの数は,おおよそ10キー程度である。押すキーの組み合わせによって同時押し可能なキー数が変わるので,10キーロールオーバーとは言えないが,ゲームで多用する[W/A/S/D]キーやその周辺のキーは問題なく同時押しができているので,ゲームプレイで支障となることはなかった。

Aqua’s KeyTestで同時押しを確認した画像。茶色の部分が同時押しを認識しているキーで,キーの組み合わせによるが,10キー程度の同時押しには対応できるようだ
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キーボードLEDの発色サンプル。各キーごとに色を設定できる
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 先代のGS65 Stealthと同様に,GS66 Stealthの各キーにはカラーLEDが埋め込まれている。SteelSeries製の統合設定ソフト「SteelSeries Engine 3」(以下,Engine 3)を使えば,キーごとの発光色やキー全体の発光パターンをカスタマイズできる仕様だ。Engine 3で[Windows]キーなどの無効化もできるので,キーボードを細かくカスタマイズしたいというゲーマーの要求にも答えられるだろう。

 背面は排気孔があるだけなので,インタフェース類は本体左右側面にまとめられている。特徴的なのは,左側面にあるUSB Type-C形状のThunderbolt 3ポートだ。GS66 Stealthでは,このポートがUSB Power Delivery(以下,USB PD)対応の給電と受電に対応している。つまり,USB PD対応のACアダプターやモバイルバッテリをThunderbolt 3ポートに接続して,GS66 Stealthを利用できるわけだ。
 ただし,本体の消費電力が大きいため,65W以上の給電が可能なUSB PD対応ACアダプターの使用が推奨されているのに加えて,USB PD給電時にはCPUやGPUがフルパワーでは動作しないという制限もある。制限はあるものの,Thunderbolt 3ポートからの給電が可能なことは,付属ACアダプターを忘れたというときに役立つかもしれない。

 なお,外付けディスプレイの接続には,HDMI出力とThunderbolt 3ポートの2系統を使用できる(※右側面のUSB 3.2 Gen 2 Type-Cポートはビデオ出力非対応)。内蔵液晶パネルを含めて3画面によるマルチディスプレイ構成が可能なので,ゲームをしながら外付けディスプレイでチャットや配信を行うことも楽にできるだろう。

GS66 Stealthの左側面。左から電源コネクタ,Thunderbolt 3,HDMI出力,USB 3.2 Gen 2 Type-Aの並びだ
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GS66 Stealthの右側面。左から左から3.5mmミニピンヘッドセット端子,USB 3.2 Gen 2 Type-Cポート,USB 3.2 Gen 2 Type-A×2,2.5GBASE-T対応有線LANという配置
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 ちなみに,本体右側面にある有線LANポートには,2.5GBASE-Tに対応するKiller Networkingブランド製の「Killer Ethernet E3100」を採用している。それに加えて,内蔵する無線LAN機能にも,Wi-Fi 6対応で最大2.4Gbpsでの通信が可能なKiller Networking製「Killer Wi-Fi 6 AX1650i」を採用しているといった具合に,LANインタフェースは最新鋭のパーツで固めており,快適な通信環境が構築できるだろう。
 もちろん,ゲーマー向けでは定評があるKillerシリーズ独自の機能もあり,プリインストールソフトの「Killer Manager」から,無線LAN親機として機能する「Killer xTend」や,無線LANと有線LANを束ねて通信する「Killer DoubleShot PRO」を使用できる。

 なお,MSIによると,GS66 Stealthは,7本のヒートパイプと3基の空冷ファンを組み合わせた新開発の冷却システム「Cooler Boost Trinity+」を採用しているそうだ。この新冷却システムは,エアフローが従来より15%も増えているとのことで,高い冷却効果が期待できる。

2020年4月に行われたイベントで披露されたGS66 Stealthの冷却システム。7本のヒートパイプで熱源となるCPUやGPUと3基の冷却ファンをつないでいるのが分かる
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本体底面がメッシュになっているので,薄っすらと冷却システムの全体が見える
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 実際,GS66 Stealthでテストをしていても,少なくとも標準の設定であれば,ゲームプレイ中にキーボード面が熱くなることはなかった。せいぜいほんのりと温かい程度までしか上がらないので,Cooler Boost Trinity+が有効に機能しているのだろう。ハイエンドのGPUやCPUを搭載しているGS66 Stealthだが,熱に関しては心配することなく利用できると断言できる。


300Hz対応の液晶パネルで快適なゲームプレイが可能


Windows 10の設定アプリでリフレッシュレートを確認すると,「300Hz」と書かれている
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 ここまでにも何度か書いているとおり,GS66 Stealthにおける特徴の1つが,ノートPC内蔵としては破格のリフレッシュレート300Hzに対応する液晶パネルを採用することにある。先代のGS65 Stealthは240Hz対応の液晶パネルを搭載していたので,GS66 Stealthは,それを上回るリフレッシュレートに対応するわけだ。

 液晶パネル表面は,周囲の映り込みを抑えるノングレア加工が施されており,ゲームにおける暗いシーンも見やすい。搭載する液晶パネルはIPS方式とのこと。ノングレア加工の影響で,斜めから見ると少し暗くなるが,角度による色の変化は少なめだ。

本体の角度を変えて,視野角による表示の変化を確認したところ。斜めから見ると少し暗くなるのはノングレア加工の影響もあるが,色味の変化は少ない
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MSI True Colorで,液晶パネルの画質をプリセットの5種類から選択できる
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 また,プリインストールの設定ツールである「MSI Dragon Center」から,ディスプレイの設定ツール「MSI True Color」を使うことで,「Game」「sRGB」「Office」「Movie」「AntiBlue」(※ブルーライト軽減)という5種類のプリセット画質に切り替えることができる。

 さて,ノートPCとしては現状最高クラスのスペックを有するGS66 Stealthであるが,さすがに300fpsで表示できるゲームは,eスポーツ系のタイトルくらいに限られるため,リフレッシュレート300Hzをフルに活かせるタイトルは多くない。とはいえ,300fpsに達しないゲームでも,120fpsを超える映像表示は滑らかかつキレがあり,一般的なノートPC内蔵液晶パネルとは一線を画す。
 と,いくら文章で書いても分かりにくいと思うので,GS66 Stealthで300fps近いフレームレートで表示が可能な「Overwatch」の画面を,ハイスピード撮影対応のソニー製コンパクトデジタルカメラ「RX100IV」で撮影した動画を見てほしい。60Hzと300Hzを見比べると,弾道や爆発の描写でスムーズさの違いが見てとれよう。


 このようにスムーズな映像表示を行えるだけでなく,リフレッシュレート300Hzならば,原理的にはプレイヤーの操作に対する表示の遅延も小さくなる。GS66 Stealthの内蔵液晶パネルは,ゲーマーにとって優れたディスプレイ環境を提供してくれると言っても過言ではないだろう。


プリセットの動作モード3種類で性能を検証


 性能検証へ進む前に,GS66 Stealthでユーザーが選択できる動作モードについて説明しておこう。

 GS66 Stealthは,前出のMSI Dragon Centerから,動作モードの設定を行える。MSI Dragon Centerにある「User Scenario」から,「Extreme Performance」「Balanced」「Silent」「Super Battery」という4つの動作モードを選択する仕組みだ。それに加えて,ユーザーが任意にカスタマイズできる「User」というモードもある。

MSI Dragon Centerによる動作モード設定。4つのプリセットモードとカスタマイズできるUserの計5種類を選択できる
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 これらのうち,「Extreme Performance」が性能を最大にする動作モードで,GPUの動作クロックを100MHz分,GPUメモリクロックを200MHz分オーバークロックする設定になっている。さらに,ユーザーがスライダーを調節することで,GPUの動作クロックは最大200MHz分,GPUメモリクロックは最大300MHz分までオーバークロックすることが可能だ。もちろん,最大設定で必ず安定動作するというわけではないが。

Extreme Performanceでは,GPUのオーバークロック設定が可能。スライダーでクロックを変更できる
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 「Balanced」は,オーバークロックを行わない標準動作の設定で,「Silent」は,内蔵する空冷ファンの回転を下げて騒音を抑えるモードだ。Silentに切り替えると,CPUやGPUの温度が上がりすぎないように動作クロックも抑えられる。
 最後の「Super Battery」は,バッテリー駆動時の設定で,CPUやGPUのクロックを低く抑えてバッテリー駆動時間を延ばすものだ。ゲーム向きのプリセットではないので,バッテリー駆動でWebブラウジングやOfficeソフトを使いながら,どうしても駆動時間を延ばしたい場合に利用するモードと考えていいだろう。

 というわけなので,以下で行うGS66 Stealthの性能検証では,Super Batteryを除く3つのプリセットを用いて,GS66 Stealthのゲーム性能を調べてみた。なお,Extreme PerformanceのGPUオーバークロック設定は,デフォルトのGPUコア+100MHz,メモリクロック+200MHzのままである。

 テストするタイトルは,4Gamerのベンチマークレギュレーション22.1から「3DMark」(version 2.11.6866),「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(以下,PUBG),「Fortnite」「PROJECT CARS 2」を選択。加えて,「Far Cry New Dawn」「Borderlands 3」「Tom Clancy’s The Division 2」(以下,Division 2)「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」(以下,FFXIV 漆黒のヴィランズベンチ)の計8タイトルでテストを行った。

 テストに用いる表示解像度は,GS66 Stealthのパネル解像度である1920×1080ドットを中心に,1600×900ドットと2560×1440ドットを加えた3パターンとする。1600×900ドットと1920×1080ドットは内蔵液晶パネルを使用するが,2560×1440ドットのみ,外部ディスプレイを接続してテストを行った。細かなテスト方法は,スコアの解説の部分で説明したい。


高画質のグラフィックス設定でも快適に動作


 本稿で示すグラフ内では,Extreme PerformanceをExtremeと略していることを断ったうえで,いつものように定番の3Dグラフィックスベンチマークアプリ「3DMark」の結果から見ていこう。グラフ1は,3DMarkにおけるDirectX 11テストである「Fire Strike」の総合スコアをまとめたものだ。

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 4k解像度相当でレンダリングを行うFire Strike Ultraは,Extreme PerformanceとBalancedで4600台になったが,Silentだと4300台のスコアに留まっている。スコアを見る限り,4K解像度での快適なゲームプレイは難しいと言っていいだろう。
 だが,2560×1440ドット相当のFire Strike Extremeになると,Extreme PerformanceとBalancedで9000弱,フルHD相当のFire Strikeは17000台半ばのスコアを得られているので,これらの解像度であれば,十分に対応できる性能を持つと言えそうだ。

 なお,総合スコアにおける動作モードごとの性能差は,あまり大きくない。負荷が軽いFire Strikeでは,きれいにExtreme Performance,Balanced,Silentの順になっているが,Fire Strike ExtremeやFire Strike Ultraでは,Silentがやや低めなだけでExtreme PerformanceとBalancedは横並びと言っていいだろう。

 グラフ2は,Fire Strikeの結果からGPU性能を見るGraphics scoreを抜き出したものだが,やや興味深い結果になった。
 Fire Strike UltraとFire Strike Extremeのスコアは,Silentがやや低く,Extreme PerformanceとBalancedがほぼ横並びという総合スコアに近いものだが,Fire Strikeでは,Silentを含めてほぼ横並びのスコアになっているのだ。Silentは,冷却性能を抑えつつGPUやCPUを温度に応じたクロックで動作させるようなので,おそらく負荷が軽いFire Strikeでは,GPU温度があまり上がらなかったのだろう。そのため,Graphics scoreがほぼ横並びになったのだと思われる。

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 グラフ3は,Fire Strikeにおけるソフトウェアベースの物理演算テスト「Physics score」のスコアだ。Fire Strike UltraとFire Strike Extremeでは,Extreme PerformanceとBalancedがほぼ横並びで,Silentは両スコアの85%程度と大きくスコアを落としている。SilentではCPUクロックが大きく抑えられたのだろう。
 一方,Fire StrikeではExtreme Performance,Balanced,Silentの順できれいに並んでいる。高負荷では横並びになりがちなExtreme PerformanceとBalancedで差がついたのは,Fire Strike Extreme実行時にCPUクロックが抑えられたためと推測している。

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 Fire Strike最後のグラフ4は,GPUとCPU両方でレンダリングを行う「Combined test」の結果をまとめたものだ。Fire Strike UltraとFire Strike Extremeでは,Extreme PerformanceとBalancedがほぼ横並びでSilentがやや低く,Fire Strikeでは,Extreme Performance,Balanced,Silentの順に並ぶという総合スコアを踏襲するパターンになった。SilentではGPUクロックよりもCPUクロックが落ち気味になるようなので,この結果は妥当なところだろう。

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 続いては,DirectX 12世代のテストである「Time Spy」の総合スコアをグラフ5に,Time SpyからGPU testの結果をグラフ6,CPU testの結果をグラフ7にまとめた。
 いずれの結果も,Extreme PerformanceとBalancedのスコア差は小さく,Silentがやや低いという,Fire Strikeと似たパターンとなっている。SilentのCPU Scoreが大きく落ち込むパターンもFire Strikeと同様で,おおむね妥当なスコアが得られたと言っていいかと思う。

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 以上を踏まえたうえで,実ゲームの性能を見ていこう。まずはFar Cry New Dawnからだ。Far Cry New Dawnでは,グラフィックス品質の設定を「最高」とし,組み込みのベンチマークモードを各解像度で2回実行したうえで,平均値をスコアに採用した。

 結果はグラフ8〜10の通りで,3種類の解像度,3種類の動作モードいずれも,快適にプレイできる平均60fpsを超えてきた。Silentでも60fpsを優に超える平均フレームレートが出ているのが興味深いところだ。ここまで見てきたように,SilentではCPUクロックが抑えられるので,Far Cry New DawnはGPU寄りのゲームタイトルと言えようか。
 少し気になるのは,Extreme PerformanceよりBalancedのほうが,平均,最小ともにわずかだが上の結果を残している点だ。誤差の範囲内とも言えるが,もしかすると,Extreme Performance設定ではGPU温度が上がりすぎて,テスト中にクロックが抑えられてしまった可能性もある。

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 次に,PUBGの結果を見ていこう。PUBGでは,「全体的なグラフィックの品質」で「高い」の設定を使用した。結果はグラフ11〜13だ。
 PUBGにおけるプレイアブルの目安は平均100fps以上だが,グラフのとおり,すべての解像度と動作モードで目安を超えてきた。これはさすがと言わざるをえない。Silentモードでも,このグラフィックス品質であれば十分快適にプレイできるので,本機にとってPUBGは,かなり軽いタイトルと評していいだろう。
 GPU負荷が軽い1600×900ドットでは,Extreme Performanceが他より一段高い結果を残したが,2560×1440ドットや1920×1080ドットではおおむね横並びだ。Extreme PerformanceのほうがGPUクロックやメモリクロックが高いので,もう少し高解像度で差が付きそうにも思えるが,100MHzや200MHz程度では大差が出ないということかもしれない。

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 次はDivision 2の結果だ。Division 2は,DirectX 12モードで実行して,グラフィックス品質は「ウルトラ」に設定。組み込みのベンチマーク機能を各解像度で2回実行して,ログから平均および最小フレームレートを求めている。

 結果はグラフ14〜16のとおりだ。プレイアブルの目安は平均60fps以上だが,2560×1440ドットではいずれの動作モードも目安を超えられなかった。
 一方,1920×1080ドットでは,Extreme PerformanceとBalancedが目安を超え,Silentは届かないという結果だ。Division 2は,CPUパワーもそこそこ必要とするタイトルなので,CPUクロックが落ち気味になるSilentは厳しいようである。
 1600×900ドットでは,どの動作モードも目安を超えた。Extreme PerformanceとBalancedのスコアがほぼ横並びで,Silentがやや落ちるといういつものパターンになっている。この結果を見ると,Division 2ではCPU性能でフレームレートが頭打ちになっているのかもしれない。
 いずれにしても,GS66 Stealthは内蔵ディスプレイで最も高品質のグラフィックス設定を選んでも,Division 2を快適にプレイできるという結果であり,これまたさすがの性能と評価していいと思う。

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 次はFortniteである。FortniteはDirectX 11モードで実行し,グラフィックス品質は「最高」に設定した。テスト方法はレギュレーション22.1に準じている。

 結果はグラフ17〜19のとおり。Fortniteを快適にプレイできる目安は,平均70fps以上だが,2560×1440ドットではExtreme PerformanceとBalancedで目安を超えたものの,Silentでは超えられなかった。一方,1920×1080ドットや1600×900ドットでは,どの動作モードでも目安を超えている。Fortniteは,グラフィックス負荷が比較的軽いゲームなので,パネル解像度以下ならSilentでも快適にプレイできるだろう。
 また,ここまでの主要な結果と同様,Extreme PerformanceとBalancedの差はほとんど見られないので,Balancedを利用するのがリーズナブルと言えそうだ。

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 続いて,Borderlands 3の結果を見てみよう。Borderlands 3では,グラフィックス品質のプリセットを最上位の「ウルトラ」に設定したうえで,組み込みのベンチマーク機能を各解像度で2回実行。記録されたCSVファイルから平均および最小フレームレートを採用した。

 結果はグラフ20〜22だ。プレイアブルの目安は60fps以上だが,さすがに2560×1440ドットでは,どの動作モードでも目安を超えられなかった。
 一方,1920×1080ドットでは,Extreme PerformanceとBalancedで目安を超えるフレームレートが得られ,1600×900ドットではどの動作モードでも目安を超えている。
 やや興味深いのは,1600×900ドットのSilentモードで平均70fpsを超えて,Balancedとの差を詰めた点だ。Borderlands 3はGPU寄りのタイトルなので,SilentモードでCPUクロックが抑えられても,低解像度であればそこそこのフレームレートが出せるのだろう。
 いずれにしても,グラフィックス負荷が重いタイトルといえるBorderlands 3でグラフィックス設定を最高に引き上げても,GS66 Stealthの内蔵ディスプレイ解像度であれば快適にプレイ可能な性能を有することは間違いない。

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 次はFFXIV 漆黒のヴィランズベンチだ。FFXIV 漆黒のヴィランズベンチではグラフィックス品質のプリセットを「最高品質」に設定してテストを実行した。

 まず,総合スコアはグラフ23のとおりだ。どの解像度,どの動作モードでも「非常に快適」という判定が得られている。ただ,2560×1440ドットではSilentのスコアが10000を切ったので,どんな場面でも非常に快適かどうかは微妙といったところか。
 スコアの傾向としては,Extreme PerformanceとBalancedの差が小さく,Silentモードがやや落ちるという,3DMarkなどで確認できたパターンを踏襲している。

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 続くグラフ24〜26には,FFXIV 漆黒のヴィランズベンチにおける平均および最小フレームレートをまとめた。2560×1440ドットにおけるSilentの結果を見ると,最小フレームレートが30fpsを切っており,やはり非常に快適とは言いにくそうだ。ほかの動作モードは,快適なプレイに問題ないフレームレートが得られているとまとめていいだろう。

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 テストの最後は,PROJECT CARS 2である。グラフィック品質を高負荷よりに設定してテストを実行した。結果はグラフ27〜29のとおり。
 PROJECT CARS 2における快適なプレイの目安は60fpsになるが,描画負荷が高めのゲームなだけに,2560×1440ドットではいずれの動作モードでも目安を超えられなかった。一方,1920×1080ドットと1600×900ドットでは,Silentモードを含めて目安を超えている。Extreme PerformanceとBalancedの差が小さく,Silentモードが少し低いというパターンと同じで,妥当な結果と評していいだろう。

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 以上,ベンチマークテストの結果を見てきたが,GS66 Stealthは,最新のゲームタイトルを最高のグラフィック品質に設定しても,液晶パネルと同じフルHD解像度なら快適にプレイできる実力を持つとまとめていい。グラフィックス負荷がやや軽めのタイトルなら,外付けディスプレイで2560×1440ドットでもプレイが可能な性能を持っている。ゲーマー向けノートPCとしても最高に近いゲーム性能を持つ製品と評価していいはずだ。


消費電力も確認。動作モードはBalancedがお勧めか


 参考までに,各タイトル実行時におけるシステムの最大消費電力も確認してみよう。ログの取得が可能なワットチェッカー「Watts up? PRO」を用いて,テスト実行中のシステム全体における最大消費電力を測定した。
 測定時は,Windows 10の電源プランを「高性能」に設定。さらにゲーム用途を想定して,無操作時にもディスプレイ出力が無効化されないよう指定したうえで,各アプリケーションベンチマークを実行したときに最も高い消費電力を記録した時点を「タイトルごとの実行時」,OSの起動後30分放置した時点を「アイドル時」とした結果をグラフ30にまとめている。

 Extreme Performanceモード時に最大を記録したのはFar Cry New Dawnの測定時で,約199.2Wだった。ACアダプターの容量に比べるとやや低めなので,電源的にはまだ余裕があるスコアだ。
 Balancedモードでも,Far Cry New Dawnで最も高い約194Wを記録した。ピーク時におけるExtreme Performanceモードとの差は,5W程度に過ぎないが,ベンチマークテストの結果と合わせて考えると,Extreme PerformanceモードよりもBalanceモードが性能と消費電力のバランスに優れると言えるだろう。
 Silentモードで最大を記録したのはFortnite時で,約175.5Wである。Balanceモードより20Wほど低く,Silentモードでも快適にプレイできるタイトルが多かったことを考えるとリーズナブルだ。ただし,Silentモードでは冷却が控えめとなるために,キーボード面が熱くなりがちなのが気になった。その意味でも,GS66 StealthはBalanceモードで常用するのを推奨したい。

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デザインが良く,軽く,性能も高いおすすめのゲーマー向けノートPC


 GS66 Stealthをテストしてきたが,性能に関してはほぼ文句無しと言っていいだろう。現時点で望みうる最高の性能を持つゲーマー向けノートPCだ。ハイエンドGPUと第10世代Coreプロセッサの最上位モデルを組み合わせているのだから,最新のゲームタイトルでも,フルHD解像度なら難なくこなせる性能を持つのは当然とも言える。

 性能以上にGS66 Stealthを魅力的にしているのが,そのデザインだろう。ゲーマー向けノートPCといえば,どちらかといえば外連味重視のデザインだったり,むやみにイルミネーションがあったりするデザインを採用するものが多かった。しかし,GS66 Stealthは,従来のゲーマー向けノートPCとは一線を画す落ち着いたデザインにまとめられている。硬派のビジネスノートPCと見間違えても違和感がない製品で,ゲーマー向けノートPCの派手なデザインに馴染めなかったゲーマーも,GS66 Stealthなら満足できるのではないだろうか。

 GS66 Stealthはデザインと機能,そして優れた性能を合わせ持つゲーマー向けノートPCとして,文句なしにおすすめできる製品と言えるだろう。

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MSI日本語公式WebサイトのGS66 Stealth製品情報ページ

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