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「M2ShotTriggers」は,敵の残り体力といった通常では表示されないゲーム内データを可視化する「M2ガジェット」や,新規プレイヤーに優しい「SUPER EASY」モードといった追加要素を特徴とした,同社の移植タイトルシリーズだ。
単なる移植に留まらない拡張により,シューティングゲームファンにとっては嬉しいシリーズとなっている。
今回のイベントでは,イベントステージで発表される新作タイトルが試遊できることもあって,多くのファンが集結。先行入場が可能な「JAILBREAKチケット」の争奪戦が起きるほど多くの来場者が詰めかけた。
本稿では,当日明らかにされた「アームドポリス バトライダー(仮)」「戦刃アレスタ」の試遊の様子を中心に,イベントの模様をレポートする。
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「アームドポリス バトライダー(仮)」「戦刃アレスタ」など,多くの新作が発表に
レトロゲームの移植などで知られるエムツーだが,2016年からは「復刻から創生へ!」のスローガンを掲げ,自社パブリッシングタイトル「M2ShotTriggers」シリーズを展開している。
この日,発表された同シリーズの新作は,
- 「アームドポリス バトライダー(仮)」(プラットフォーム未定,発売日未定)
- 「戦刃アレスタ」(PS5 / PS4 / Switch,2027年3月18日発売)
- 「エドワード・ラグタイムショー」(プラットフォーム未定,発売日未定)
- 「DEVIL BLADE REBOOT Consumer Edition(仮)」(プラットフォーム未定,発売日未定)
- 「究極TIGER」(APM3,10月15日稼動)
の5タイトルだ。
うち試遊のなかった「エドワード・ラグタイムショー」は,データイーストの「エドワードランディ」と「ザ・グレイト・ラグタイムショー」をセットにした移植作だ。
「DEVIL BLADE REBOOT Consumer Edition(仮)」は,インディーSTG「DEVIL BLADE REBOOT」の移植作(会場ではPS4でのデモが披露された)。
「究極TIGER」は,エムツーがセガのアーケードプラットフォーム「ALL.Net P-ras MULTI バージョン3」(APM3)で展開する「M2ShotTriggers ARCADE」の第1弾である。
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アームドポリス バトライダー(仮)
まずは会場で試遊できた「アームドポリス バトライダー(仮)」「戦刃アレスタ」について,プレイの感想と当日明かされた新情報をお伝えしよう。
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「アームドポリス バトライダー(仮)」は,1998年にライジングから発売されたアーケード用シューティング「アームドポリス バトライダー」の移植タイトルだ。高難度で知られる作品だが,今作にはM2ShotTriggersならではのSUPER EASYモードが搭載されるとのこと。
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実際に同作のSUPER EASYモードをプレイしてみたところ,とにかくプレイしやすい印象だった。
自機の当たり判定が小さくて弾を避けやすいのに加えて,敵弾を食らったときにボムが自動で発動する「オートボンバー」が搭載されている。オリジナルでは「練習コース」でのみ使えたオートボンバーが,今作のSUPER EASYモードではどのコースでも使えるようになっているのだ。
敵の攻撃の激しさも調整されている。弾を撃ってこないのではなく,撃つ頻度が下がったり,弾速が遅くなったりといった調整なので,“弾避け”の面白さは残しつつ,遊びやすく仕上がっている印象だった。
とくに印象的だったのが,とにかく強いと評判のボス「ENVY」だ。
真っ赤なロボットであるENVYは,誘導ビームや渦を巻くレーザーなど厄介な攻撃で,多くのプレイヤーを苦しめてきた。しかしSUPER EASYモードでは,弾が全体的に遅くなるなどマイルドな調整が施されており,スリルは感じつつも撃破に成功できた。さらに撃破後はアイテムまで出現する至れり尽くせりぶりとなっていた。
往年のプレイヤーにとっては,驚くべき変化といえるだろう。
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出展バージョンでは未実装だったM2ガジェットも,製品版には搭載されるという。
「次に出現するアイテム」や「アイテムを落とした個数」などが表示できるほか,隠しボスの出現条件を満たしているか否かを,赤/青/黄の信号のようなアイコンで確認できるなど,さまざまな機能が用意されるとのことだった。
エムツーの代表取締役である堀井直樹氏によれば,「リリースまであと1〜2回お披露目をしたい」とのことなので,今後の情報公開にも期待したいところだ。
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戦刃アレスタ
「戦刃アレスタ」は,旧コンパイルの「アレスタ」シリーズの流れを汲む縦スクロールSTGだ。
2021年にアーケード版が稼動した同作は,敵を倒すと出現する「Pチップ」を集めてゲージを溜め,任意のタイミングで開放することでショットをパワーアップさせられるのが特徴だ。さらにパワーアップしたショットで敵を倒すと,敵弾が得点アイテム「勲章」に変化し,大きなチャンスを作りだせる爽快感がウリとなっている。
そんな同作のPS5版とPS4版(PS4はダウンロード版のみ),Switch版が2027年3月18日に発売されるとのことで,その出来映えを一目見ようと,多くのプレイヤーが試遊に勤しんでいた。
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移植版には,アーケード版がそのままプレイできる「戦刃アレスタ ORIGIN(オリジン)」と,アレンジが加えられた「戦刃アレスタ BLADE(ブレード)」の2モードが搭載されている。
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今回の試遊版では,このうち「戦刃アレスタ ORIGIN」と「戦刃アレスタ BLADE」のいずれかを,2ステージまでプレイできるようになっていた。
「戦刃アレスタ ブレード」モードで特筆すべきは,新兵器「ブレードミサイル」の爽快感だ。これは時間経過やスコアアイテムを取ることで溜まるゲージが一定値に達するたびにストックされ(最大4発),任意のタイミングで発射できるミサイルだ。
発射後はゆっくりと前に飛び,触れた敵を問答無用で貫いてダメージを与えるほか,敵弾までも消し飛ばしてくれる。火力満点なうえ,後ろにつけば安全まで確保できるということで,まさに攻防一体の兵器といえる。
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ブレードミサイルがヒットした敵からはアイテムが得られるが,ノーマル状態ではPチップが,パワーアップ解放時はスコアアイテムが出現するのもポイントだ。
とにかくブレードミサイルを撃てば,弾消し効果とPチップで進行が楽になる一方で,上級者がスコアを稼ぐなら,パワーアップ時に使えるようミサイルのストックとゲージを管理する必要が生まれてくる。とはいえミスするとブレードミサイルはすべて失われてしまうので,あまり温存するのも考えもの。
1発ずつ撃って小刻みに弾を消すもよし,4発まとめて派手に立ち回るもよし。初心者と上級者で使い道が異なる,奥深いシステムといえるだろう。
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本作のディレクターであり,プログラマーでもある小泉大輔氏は,「アーケード版で苦労したボスを,ブレードミサイルで粉砕してほしい」と,「戦刃アレスタ BLADE」モードの魅力を語っていた。またゲームデザインにおいては,ブレードミサイルの使い方を選べることを意識したので,普段STGをプレイしない人にも遊んでみてもらいたいとのことである。
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発表された,さらなる移植タイトル
試遊はなかったものの,この日のステージで発表された3タイトルについても簡単に紹介しておこう。
エドワード・ラグタイムショー
冒頭でも触れたように,「エドワード・ラグタイムショー」はデータイーストの「エドワードランディ」と「ザ・グレイト・ラグタイムショー」をセットにしたタイトルだ。
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1990年にリリースされた「エドワードランディ」は,鞭を携えた主人公エドワード・ランディが,映画さながらの冒険を繰り広げていく横スクロールアクションゲームだ。ときに飛行機の翼の上で戦い,ときに崩れ落ちる足場を踏み越えて,ときに敵の装甲列車に立ち向かいながら,プレイヤーは息をつく間もないアクションをこなしていくことになる。
その2年後にリリースされた「ザ・グレイト・ラグタイムショー」は,複葉機や自動車,戦車にロボット,果ては馬やキリンまで,さまざまな乗り物に乗り換えながら進んでいく横スクロールSTGだ。とにかくカオスな作風で,“遊園地の観覧車が台から外れてゴロゴロ転がり,敵の飛行機をひき潰す”なんてシーンも登場する。
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どちらも2025年に発売された「イーグレットツー ミニ アーケードコレクションPART1」に収録されるまで移植がなかったタイトルで,隠れた名作といえる。
「エドワード・ラグタイムショー」ではM2ガジェットが搭載され,「ザ・グレイト・ラグタイムショー」では乗り物のHPやパワーアップ状態が表示されるとのこと。さらに「エドワードランディ」では,“エドワードランディらしい新企画”のガジェットが追加される予定だ。
DEVIL BLADE REBOOT Consumer Edition(仮)
「DEVIL BLADE REBOOT Consumer Edition(仮)」は,ヴァニラウェアのデザイナ−であるシガタケ氏が「デザエモン+」で制作した「デビルブレイド」を,氏自らが「シューティングゲームビルダー」でリメイクした「DEVIL BLADE REBOOT」のコンシューマ移植タイトルだ。
2024年にリリースされて高い評価を得た「DEVIL BLADE REBOOT」だが,「シューティングゲームビルダー」製のゲームを移植するのはエムツーにとって初の試みとのことで,現在は手探りで移植作業が進められている。
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M2ShotTriggers ARCADE(第1弾:究極TIGER)
そして「究極TIGER」は東亜プランが開発を手がけ,タイトーが1987年にリリースした縦スクロールSTGだ。1985年にリリースされた「タイガーヘリ」の続編にあたり,その洗練されたシステムとゲームバランスで高い評価を獲得した。
「M2ShotTriggers ARCADE」による今回の移植にあたっては,M2ガジェットやSUPER EASYモードが搭載され,より遊びやすくなって登場する。同作は10月15日にすでに稼動を開始しているので,シューター諸氏はさっそく最寄りのゲームセンターを訪れてみよう。
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以上がイベントで発表されたタイトルの全貌となる。なおイベント当日のトークステージの模様は,YouTubeのエムツー公式チャンネルでアーカイブが視聴できる。トークの内容が気になる人は,こちらをチェックしてほしい。
昨今は懐かしのタイトルが移植される機会も増えたが,エムツーの仕事はオリジナルを忠実に移植した移植したうえで,M2ガジェットやSUPER EASYモードといった新たな価値を加えているのがポイントだ。当時のファンにとっても,また新しく始める人にとっても嬉しい追加要素というわけで,M2ShotTriggersのさらなる展開に期待したいところだ。
『新約・怒首領蜂大復活』(C)2008, 2026 CAVE Interactive CO., LTD.
『究極TIGER』(C) TATSUJIN Co., Ltd.
『ALL.Net P-ras MULTI バージョン3』(C)SEGA
『DEVIL BLADE REBOOT Consumer Edition(仮)』(C)SHIGATAKE GAMES (C)M2 Co., Ltd.
『エドワード・ラグタイムショー』(C) G-MODE Corporation / DATA EAST and DATA EAST logo(s) are registered trademarks of G-MODE Corporation. (C)2025 M2 Co., Ltd.
『戦刃アレスタ』(C)2021,2026 M2 Co., Ltd.
『M2ShotTriggers ARCADE』(C)2026 M2 Co., Ltd.


























































