カーマック氏はまず,2011年にリリースされた「RAGE」(PC/PlayStation 3/Xbox 360)について「我々の目指したことは表現できた」としつつも,とくにPC版のドライバに関連したバグが当初,多発したことを公式に謝罪した。またカーマック氏は,「RAGEの世界観がFalloutと混合されたことが残念だった」と語り,環境とのインタラクションをさらに深めた「RAGE 2」の開発を提案したものの,社内では結局“次のプロジェクト”,つまり「DOOM 4」でそれらを実現することに決定したと語っている。
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正式な制作発表は行われていないものの,今や公然の事実になっているDOOM 4の制作についてカーマック氏は,現在開発中の「DOOM III BFG Edition」(PC/PlayStation 3/Xbox 360)のプロジェクトが終わり次第,RAGEと同じ「id Tech 5」エンジンを使用して制作するとしている。これに関連して,半ばカーマック氏の趣味でスタートさせたモバイル部門を閉鎖し,今後はDOOM 4の開発に専念することも講演中に明言された。
タイトルは発表されていないが,「id Softwareとしては最後となるiOS向けのゲーム」がすでに完成しており,それをもってモバイル向けのゲーム開発は終了。DOOM III BFG Editionのリリース後,同社の開発スタッフのほぼ全員がDOOM 4に投入されることになるとカーマック氏は語る。
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興味深いのは,基調講演の長い時間を使ってカーマック氏が「Oculus Rift」を熱く語っていることだ。2012年8月2日に掲載した記事でもお伝えしたように,Oculus Riftはクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で発表された新しいヘッドマウントディスプレイで,カーマック氏は「2012年は,バーチャルリアリティが復活した年として記憶されるはず」と語る。 Oculus Riftは,QuakeCon 2012でもデモが行われており,すでにDOOM III BFG Editionの対応が明らかになっている。カーマック氏がしゃべり続けるだけ(もちろんすべて英語)というムービーだが,id Softwareに興味のある人は見てほしい。























