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印刷2008/08/24 13:08

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[GC 2008#45]Futuremarkの開発するオンラインFPS「Shattered Horizon」が遂に正式発表へ!

Shattered Horizon

 ベンチマークアプリケーション「3D Mark」で有名なFuturemarkが設立したばかりのゲームスタジオ,Futuremark Games Studio。このスタジオが開発を手掛ける「Shattered Horizon」が,初めて正式にゲームイベントで公開された。
 こちらで紹介しているように,この作品はもともと「Codename: Pwnage」として知られていたものだが,Pwnage(※)というオンラインゲーム用語が商標登録されたことへの反感もあったため,再度Shattered Horizonという名称へと変更されたのである。

※「やっつける」「ぶちのめす」といった意味合いで使われる「Own」と同じ意味の俗語。焦ったプレイヤーが「Pwn」とタイプミスしたことに由来する。

Futuremark Game Studioの中核メンバー勢揃い。左より,マッキネン,ハーパサロ,スマラ,マーカネン各氏
Shattered Horizon
 Shattered Horizonを簡単に説明すると,リアルに表現された無重力上の宇宙空間で対戦する,オンライン専用シューティングゲームである。世界観としては,近未来で人類が月面での鉱物採掘に乗り出したものの,大きな爆発事故によって月が粉々に砕けてしまうという内容。そんな極限状態の中で,地球に帰る術を失った宇宙飛行士達と鉱山労働者達は,生き残りをかけた激しい戦いを繰り広げるという筋書きだ。

 さて今回のデモでは,以前のインタビューでもゲームのあらましを説明してくれたエクゼクティブ・プロデューサーのユッカ・マッキネン(Jukka Makinen)氏に加え,リードデザイナーのアンティ・スマラ(Antti Summala)氏とリードプログラマーのユシ・マーカネン(Jussi Markkanen)氏,そしてプロデューサーのヤーコ・ハーパサロ(Jaakko Haapasalo)氏と,同社の中核メンバー4人が集まったちょっと豪華な感じのプレゼンテーションになった。というのも,Shattered Horizonはオンラインで対戦するために開発されたゲームなわけだが,今回は,彼らが実際に2対2に分かれて対戦プレイを行ってくれたのだ。

Shattered Horizon

 さて,対戦デモプレイの前に,本作の世界観を表すイメージムービーを少しだけ見せてもらった。日本やヨーロッパ,そしてアメリカと思われる数々のメディアが,上記で書いた「月の爆発」を伝えるドキュメンタリータッチなニュース報道や,詳細な3Dモデルを使って表現される壮絶な月の大爆発シーンなど,イントロムービーの一部を確認できたわけだが,これがなかなか格好いい。というか,これだけ興味深い設定を作っておいて,シングルプレイキャンペーンがないのは少し寂しい,あるいはもったいない気がした次第。ちなみに見せてもらったムービーでは,日系人と思われる「マーカス・コウジョウ博士」という宇宙飛行士が,唯一名前のあるキャラクターとして登場していた。だからなんだというワケでもないのだが,我々日本人としてはちょこっと嬉しい部分だろう。

 ともあれ,Shattered Horizonのゲームシステムなども説明していきたいが,本作の最もユニークな部分は,やはり無重力の中で対戦するという部分だろう。プレイヤーが操作するキャラクター達は,ジェットパックの付いた宇宙服を着込んでおり,宇宙空間での移動もそれを使って自由自在に行える。マグネット系のブーツ底なのか,基地のような建物では,壁や天井部分で“立つ”こともできるし,方向感覚が分からなくなってしまっても,キー一つでデフォルトの体勢に戻すことが可能。とはいえ,基本的な操作系統自体は,一般的なFPSとほとんど変わらない。

Shattered Horizon


 現在のところShattered Horizonでは,最大32人のチーム戦を基本にしており,デモのマップでは七つの拠点を取り合うという「Battlefield」シリーズのConquestモードのような遊び方になっていた。リードデザイナーのスマラ氏によると,「宇宙飛行士や鉱山労働者はもともと実戦経験のある兵士達ではないので,キャラクタークラスの設定はない」らしい。
 また,まだミニマップはできていないとのことでインタフェースには存在していなかったが,3D空間を自在に移動できる本作では,非常にユニークなミニマップが考えられていそうな雰囲気。それこそ“全方位”どこから攻撃されるか分からないし,プレイ感覚としては,既存のFPSとは異なる緊張感があるのだという。ちなみにデモの初めのほうでは,「浮遊する岩陰からスナイピングをすればかなり有利なのでは?」と思いながら対戦プレイを見ていたのだが,スマラ氏などのプレイを見ていくにつれ,どこかに足を付けていないと照準精度が極端に下がることに気がついた。このあたりの要素は,対戦時の戦略性に大きな影響を及ぼしそうだ。

 また,デモプレイを見ていてつくづく感じたのが,本作のグラフィックスの美しさだ。このあたりは,流石にFuturemarkのチームメンバーだと言わざるを得ない。金属のような滑らかな黒さを残す月の残骸の数々が浮遊しており,さらに周囲を見渡せば,大気さえ見える青い地球や無数の星などが見える。暗いトンネルの中に行けば,プレイヤーキャラクターの顔らしい影が,宇宙服のヘルメットにうっすらと反映しているのが細かい。
 グラフィックスだけではなく,“動き”にもこだわりがある。物理エンジンにはPhysXが採用されており,無重力を表現するためにかなりの改良を加えているようだ。見せてもらったデモでは,積み上げられた箱の一番下を撃つと,上の箱が静止した状態のまま下の箱が飛んで行ってしまった(こういう物理計算は宇宙空間ならではだろう)のだが,これはゲーム中でも何かに利用されるトリックの一つかもしれない。

 Shattered Horizonは,DirectX 10がベースとなっているが,そのほかの要求スペックは高くはならないという。つまりWindows Vistaが作動するPCであれば,どんなものでも本作を楽しめるという話。マッキネン氏は,まだ具体的に発売予定日を示せないと話しながらも,2009年前半という時期を示唆していた。Futuremarkのオンラインストアのほか,パッケージでの販売も考慮しているとのことであった。いずれにせよ,一日も早く遊べることを期待したいところだ。

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