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Relic EntertainmentのRTS最新作「Warhammer 40,000:Dawn of War II」β版のプレイレポートを4Gamerに掲載
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印刷2009/02/04 14:03

プレイレポート

ついにリリースされた「Warhammer 40,000: Dawn of War II」のβをやってみた

Warhammer 40,000: Dawn of War II


画像集#025のサムネイル/Relic EntertainmentのRTS最新作「Warhammer 40,000:Dawn of War II」β版のプレイレポートを4Gamerに掲載
 「Warhammer 40,000: Dawn of War II」(以下,DoW2)のマルチプレイβが,いよいよ公開となった。前作「Warhammer 40,000: Dawn of War」(以下,DoW)は,日本でも追加パック「Winter Assault」とのセットで「Gold Pack」として発売されていたのだが,それ以降の追加パックは,日本ではパブリッシャがつくことはなかった。なぜこのような良質のゲームが日本でヒットしなかったのか,謎である。

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 DoWは2005年2006年のWCG競技種目にも選ばれた,世界的に人気の高いSF 3D-RTSだ。ベースとなっているのは,Games Workshopのミニチュアゲーム「Warhammer 40,000」。このミニチュアゲームには,コデックスと呼ばれる種族の仕様書のようなものがあり,これを用いてさまざまな種族をプレイできる。DoWでも同様に,追加パックがリリースされるごとに種族が数種類ずつ追加され,最終的には9種族で遊べるようになっていた。DoW2でも同様に,種族が追加されていくであろうことは想像に難くなく,製品がリリースされてもいないのに,今から楽しみなファクターの一つである。

 DoW2のβは,現在デジタル配信システムの「Steam」からダウンロードが可能となっている。Microsoftの「Games for Windows - LIVE Marketplace」からもダウンロードは可能なのだが,こちらもSteamのアカウントが必須なので,素直にSteamからダウンロードするのが手っ取り早いだろう。

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マルチプレイβで使用可能な4種族を紹介


 さっそくゲームを起動してみると,お馴染みのアツいオープニングムービーがプレイヤーを出迎えてくれる。ある未開の惑星を訪れたスペースマリーンの小隊と,時を同じくして安住の地を求めて降り立ったエルダーが衝突するという内容だ。エルダーのHowling Bansheesの,忍者のような動きの格好良さがハンパではない。このムービーを見るだけで,その気にさせられてしまうファンも多いことだろう。

画像集#029のサムネイル/Relic EntertainmentのRTS最新作「Warhammer 40,000:Dawn of War II」β版のプレイレポートを4Gamerに掲載

 現在のβ版では「Multiplayer」モードのみプレイ可能だ。マップは今のところ2人用と6人用合わせて5種類しか用意されていないが,これは製品版では大幅に増えるはず。プレイできるゲームモードは1対1のガチンコ勝負である「Head to Head」と,チーム戦の「Team Battle」の二つ。ゲームタイプとしては,Victory Pointを制圧して敵の持ちポイントを削り,相手のポイントを0にしたほうが勝利となる「Victory Point Control」と,敵の本拠地をすべて破壊することで勝利となる「Annihilate」がある。

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 ちなみにβで遊べるのがマルチプレイモードのみとはいえ,プレイヤースロットにEasyからExpertまで4段階の強さのComputerを設定できる。敵にも味方にも設定できるので,まずは対CPU戦で練習することをオススメしたい。とはいえComputerは最高のExpertでも弱めで,操作を覚える程度の練習しかできないというのは難点である。これは今後のAI強化に期待したい。

 ここで,DoW2βで使用できる4種類の種族を簡単に紹介しておこう:

・Space Marine(スペースマリーン)
 繁栄を極めた人類は,幾度となく滅亡の危機に瀕しながらも,突如として現れた「皇帝」の力により,その難を逃れた。内からは反逆者,外からは他の種族と,今もなお永劫と思える戦いの中にある。スペースマリーンは遺伝子操作により超人的な肉体を手にした地球(テラ)のエリート部隊だ。DoW2では初期において,Heavy Bolterがかなり強い。他種族と比べスカッドの構成人数が少ないが,そのぶん強固だ。

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・Ork(オルク)
 殺戮と破壊をし尽くすことだけを生甲斐とする,宇宙にはびこるならず者集団。オルクは戦いがすべてなので,文明化することがない。前作のようにコストの安さだけが売りということはなく,どのような構成の敵にもオールラウンドで対応できる柔軟さを持っている。

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・Eldar(エルダー)
 宇宙で最も古い種族の一つ。絶滅の危機に瀕し,安住の地を探し求め,銀河をさまよっている。発達した文明と技術を持ち,それぞれ何かに特化した能力を持っている。歩行兵器のWraithlordと最終兵器のAvatarが凄まじい強さを見せる。

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・Tyranid(ティラニッド)
 惑星を渡り歩き,そこにあるすべての生命を食らい尽くすためだけに存在する種族。“虫のような恐竜のような”といった,まさにエイリアン然とした姿形をしており,数の暴力により他の種族を蹂躙する。DoW2でもこの特徴は継承されており,数こそ多いがやや柔らかめ。雑魚ユニットの移動速度が速いため,うっかりしているとあちこちのポイントを制圧されまくることになる。最終兵器のCarnifexが強い。

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「建設」も「研究」もなくなった新システム


 さっそくマルチプレイをプレイしてみたところ,革新された3D描写の美しさもさることながら,ゲーム性のあまりの変貌に驚いてしまった。前作DoWのように,ストラテジックポイントを確保して資源を得ながら,建設,研究,ユニット生産を続け,自軍の増強に努める……という,ごく普通のRTSのセオリーが通用しないのである。

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 まず驚いたのは,オーソドックスなRTSにはあって当然の「建設」の概念がないことだ。DoW2では,すべてのスカッドやユニットの生産を,唯一の建物である本拠地(Headquarter)でのみ行う。これまでのように,いろんな施設でユニットを同時に生産することはできず,初期においてはどの種族もおおむね同じペースで生産される。またどの種族を選んでも,本拠地には砲台が二つ設置されており,しかも建物自体の強度がハンパではないので,初期ラッシュは無理と考えていいだろう。本拠地は唯一の建物であるがゆえに,その役割は非常に大きいのだ。

 もう一つ大きな変化として,「研究」がなくなっている。似たものとして,3段階ある本拠地のレベルを引き上げることは可能だ。レベルを上げると,より強力なスカッドやユニットを生産できるようになり,またコマンダーや通常ユニットに追加できる強化オプションがアンロックされたりする。

 コマンダーを含むすべてのユニットにも,それぞれレベルがある。戦闘やポイントの占領で得る経験値によって,最高で10までレベルアップし,レベルアップに応じて体力や攻撃力が増加していく。さらに本拠地のレベルが上がれば,さまざまな特殊技能が購入可能となり,より強力になっていくという仕組みだ。逆に新しく生産したユニットはレベル1からのスタートとなり,アップグレードした装備もフイになるので,いかに自軍のスカッドやユニットを全滅させずに戦略ポイントを確保していくかが,勝敗の分かれ目になりそうである。

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 このような仕様のため,ビークル以外のユニットは「撤退」(Fall Back)がワンキーで可能になっている。撤退は足早に本拠地に戻れという命令で,この状態のときは受けるダメージも軽減される。
 しかしこの撤退を用いても,退路にいる敵の攻撃を浴びながらということになるので,実際には必ずしも生還できるとは限らない。前作のようにどこでも欠員を補充できるわけではなく,うまく本拠地に辿り着ければ,ようやくスカッドの欠員補充や,生体ユニットであれば体力回復ができる。

 コマンダーユニットはゲーム開始時,各種族に1人配置されている。このコマンダーは種族ごとに5人(βではそのうちの3人)用意されており,ゲーム開始前に1人を選択するわけだが,それぞれのコマンダーは,戦闘が得意だったりサポートに特化していたり,あるいは回復が得意だったりと特徴がある。どのコマンダーを選ぶかによって戦術が変化するのである。
 コマンダーは実にさまざまな能力を持っており,レベルが上がるにつれてさらにどんどん強くなっていく。もしコマンダーが死んだ場合には,蘇生(Revive)できるのだが,これには資源が必要となる。必要な資源は死亡してすぐの場合は大量に必要だが,時間の経過と共に必要量が減っていく仕組みだ。

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 ユニットが遮蔽物を利用できるようになっているのも,大きな変化だ。壁や立木を利用できるのはもちろんのこと,建物に籠って有利に戦闘することも可能だ。建物に籠った敵にはグレネードや火炎放射などが有効なのだが,その射程距離に辿り着くまでに全滅してしまうこともしばしばである。とくにマシンガンなどの重火器による攻撃を受けると「制圧」(「Suppressed」と表示され,動きが非常に緩慢になる。この状態になると撤退さえもままならない)されてしまうため,かなり危険である。

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文句をつけがたいほど面白い作品に


 こうした変化を見ると,前作DoWの面影はかなり薄くなっていることに気づく。前作から受け継いだのは,Warhammer 40Kというベースラインと,ストラテジックポイントを奪い合うRTSという基幹部分だけといっても過言ではない。どちらかといえば開発元であるRelic Entertainmentの別の代表作,「カンパニー オブ ヒーローズ」(CoH)に近いかもしれない。とはいえCoHに近接攻撃という概念はないが,本作では例えばジャンプが可能なユニットを使ってHeavy Bolterに飛び掛かり,重火器を封じ込めてそのまま殴り殺すといった戦術も可能だ。

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 内政はほとんどやることがないため,敵の構成に対して何が必要かだけ考えて生産していればいい,といった感じだ。あとは戦術とスカッドの管理に注力できるといった感じである。
 もっとも,最低限の資源管理などは必要で,ユニットを生産するには前作と同様に資源を使う。資源には「Requisition」リソースと,「Power」リソースがあり,それぞれ「Power Node」や「Requisition Point」を占領することで,収入を増やせる。

・Requisition Point
ユニットの生産やヒーローの蘇生,本拠地のレベルアップなどに必要なレキシジョンリソースを得られる。資金に相当するものと思っていいだろう

・Power Node
パワーリソースを得られるポイント。より高度なユニットを生産するには必要不可欠だ。パワージェネレータを付加することで,得られるパワーを増加できる

・Victory Point
Victory Point Controlモードで登場するストラテジックポイントで,確保することにより敵のVictory Pointを削ることができる


 マルチプレイで見たDoW2をざっと紹介してきたが,シングルプレイではWarhammer 40Kの重厚なスペースオペラを基調とするストーリーが展開されることだろうし,またそのキャンペーンをCo-opでもプレイできるとのこと。

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 正直な話,現在のβにはかなり酷いラグが見られ,プレイしたゲーム戦績も記録されたりされなかったりなど,ちょっとストレスの溜まる状態ではあった。新しいアイデアが満載で,ゲームそのものは文句をつけがたいほど面白いものに仕上がっているので,何とか製品版のリリースまでに調整してほしいところである。
 気になるDoW2のリリース日は,北米で2月19日となっている。現在のところ日本でのリリースは未定だが,ぜひともキャンペーンは日本語でプレイしたいところ。いずれにしても,製品版のリリースが待ちきれない人,DoW2に興味がある人ならβ期間中に試してみよう。

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