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  • 発表日:2008/11/18
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ASUSのH57マザー「P7H57D-V EVO」実機写真レポート。手堅い作りのミドルハイクラスモデル
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印刷2010/01/04 14:00

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ASUSのH57マザー「P7H57D-V EVO」実機写真レポート。手堅い作りのミドルハイクラスモデル

 別途レビュー記事でお伝えしているとおり,グラフィックス機能(とメモリコントローラ)を統合したIntelの新世代CPU「Clarkdale」「Arrandale」は,間もなく市場に登場予定だ。グラフィックス機能が持つ3D性能はさておき,「Intel Turbo Boost Technology」よって,高い動作クロックの2コア4スレッドCPUとして,注目している4Gamer読者は少なくないと思う。

Clarkdale CPU機能レビュー
Clarkdale グラフィックス機能レビュー
Arrandaleレビュー

P7H57D-V EVOの製品ボックス
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 今回4Gamerでは,デスクトップPC向けプロセッサであるClarkdale――Core i5-600番台およびCore i3-500番台――に対応した,ASUSTeK Computer(以下,ASUS)製の「Intel H57 Express」(以下,H57)チップセット搭載マザーボード「P7H57D-V EVO」に,短時間ながら触れる機会を得られた。
 正直に述べると,筆者の手元にあったのはわずか数時間だったので,撮影するくらいしかできてはいないのだが,ひとまず,そんな写真とともに,予想実売価格2万4500円前後で近日登場と見込まれる同製品の概要をお伝えしてみたい。


マザーボード全体とPCIeレーン数のカラクリ


 さて,結論めいたことから先に述べると,P7H57D-V EVOは,「Intel P55 Express」(以下,P55)チップセット搭載のマザーボード「P7P55D EVO」の“H57搭載版”的な位置づけの製品だ。スペック面での大きな特徴は,USB 3.0とSerial ATA 6Gbpsをサポートする点で,全体的に,ミドルハイクラスの構成となっている。

P7H57D-V EVO。拡張スロット構成はPCI Express x16 ×2,PCI Express x1 ×3,PCI×2。なお,大きくは謳われていないが,電源層に2オンス(約57g)の銅を採用することで熱伝導率を上げるという冷却機構「Stack Cool 3」を採用するのも特徴の一つ
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ボードのリビジョンは,シルク印刷によると1.03だった
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 最近のASUS製マザーボードらしく,黒,白,青を基調とした外観のP7H57D-V EVO。拡張スロットは,青,水色,白,クリームがかった白と4色に分かれているが,まず,青と白,2本のPCI Express(以下,PCIe)x16スロットは,PCIe 2.0 16/0レーン,もしくは同8/8レーンで動作する。
 このレーン構成から想像がついた読者も多いと思うが,マザーボード自体は,NVIDIA SLIおよびATI CrossFire X両対応だ。ただし,「H57/55と組み合わせたとき,ClarkdaleはPCIe 2.0 x16構成しかサポートしない」(ASUS)ため,8レーン×2接続で2枚のグラフィックスカードによるマルチGPU構成を利用できるのは,LynnfieldコアのCore i7/i5を搭載するときに限られる。

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マザーボード背面。チップセットを覆うファンレスクーラーはネジ留めされているだけなので,(メーカー保証外になることを覚悟すれば,物理的には)簡単に取り替えられる
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ファンレスクーラーを取り外すと,H57 PCHが姿を見せる。入手した個体では,製品版と思しき,「BD82H57 SLGZL J938A550」という刻印を確認できた

 PCIe x1スロットは,白い2本がPCIe 2.0 2.5GT/s(片方向250MB/s),青い1本が同5GT/s(片方向500MB/s)対応だ。
8レーン,8ポートのPCI Express 2.0(5GT/s)スイッチであるPEX8608。PCIe x4でPCHと接続されるという
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 ここで疑問を感じた人がいるかもしれない。「PCH」(Platform Controler Hub)と呼ばれるIntel 5シリーズのチップセットがサポートするPCI Express 2.0インタフェースは,プロトコルこそ2.0相当ながら,帯域幅は1.1相当に留まるからだ(関連記事)。
 では,どのように青い1本が1レーンで5GT/sという帯域幅を実現しているのかというと,そのカラクリは,搭載するPLX Technology製ブリッジチップ「PEX 8608」(型番:PEX8608-BA50BC G,以下 EX8608)にある。
 先ほど述べたとおり,P7H57D-V EVOではUSB 3.0とSerial ATA 6Gbpsがサポートされる。ASUSは,両コントローラが5GT/sの帯域幅で接続される点を,競合に対する優位点として強調しており,それを実現するのがPEX8608なのだが,実はこのPEX8608が,拡張カード用スロットも一つまかなっている,というわけだ。

Marvell製のSerial ATA 6Gbpsコントローラ「88SE9123-NAA2」により,Serial ATA 6Gbps対応ポートを二つ実現。PCH側には同3Gbps対応の6ポートを搭載するので,内部接続は計8ポートということになる。USB 3.0については後述
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電源&DIMM周り


 電源部は8+3フェーズ仕様。「+3」は「内蔵メモリコントローラ用」としか語られていないが,CPUソケット周りを見る限り,メモリコントローラ用が2フェーズ,グラフィックス機能用が1フェーズという配分になっている気配である。

LGA1156版Core i7/i5/i3に対応したCPUソケットと,その周囲に展開される電源部。8+3フェーズとされている
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 電源周りの特徴としては,フェーズごとの温度をリアルタイムで監視し,フェーズ単位の負荷制御を行うことで電源回路全体の温度を均一に保つとされる「T.Probe」,そして,CPUの負荷状況を監視し,必要な供給電力に合わせて,2段階の選択肢から最適な動作フェーズ数を選択するという「EPU」を搭載することが挙げられる。
 T.ProbeとEPUを搭載するのは,P7P55D EVOと共通。P7P55D EVOは12フェーズPWM仕様だったので,2コア4スレッドのClarkdaleを主なターゲットとなっているP7H57D-V EVOだと,フェーズ数は若干減った計算になるが,機能的には「P7P55D EVOのH57版」と呼んで差し支えないものになっているといっていいだろう。

P7H57D-V EVOが搭載するT.Probe(左)とEPU(中央)。実際には,2基のMOSFETドライバを内蔵したRichtek Technology製のPWM Controller「RT8857」も搭載し,協調動作している。あくまでも状況証拠ベースの想像だが,T.ProbeとEPUがCPU用の8フェーズ,RT8857が残る3フェーズを担当するように見える
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 なお,ASUSは8+3フェーズ仕様の電源回路とT.Probeを総称して,「12 Hybrid Phase」と呼称しているが,なにがどうハイブリッドで12フェーズなのかははよく分からない。
 ASUSマーケティングチーム的には,“8+3=12”になる何かがあるのかもしれないが,こういった言葉遊びは,技術力に定評のあるASUSがやっても,マイナスにしかならないように思う。素直に,ほかの会社に任せておくべきではなかろうか。

DIMMスロットはご覧のとおり,写真右のみにラッチレバーが用意されている。24ピンATX電源コネクタの右に見えるボタンがMemOK!
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 ……話を戻そう。
 DIMMスロットは,最近のASUS製マザーボードでよく見られる,拡張カードスロットに近いほうのラッチレバーが省略された「Q-DIMM」を採用。PC3-1066/1333/1600のほか,オーバークロック設定によりDDR3-2133もサポートされるという。
 DIMMスロットの近く,24ピンATX電源コネクタの隣に見えるボタンは「MemOK!」を有効にするもの。メモリモジュールとマザーボードの相性問題によってPCが起動しないとき,モジュール側のSPD情報を無視して,起動できる(と判断される)設定へ自動的に変更するスイッチである。


グラフィックス&オンボードデバイスなど


I/Oインタフェース部。デジタルサウンドはHDMIもしくは光角形端子から出力可能。2chスピーカーシステムによるバーチャルサラウンド技術「DTS Surround Sensation Ultra PC」への対応もトピックとはいえる
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 H57チップセット搭載ということで気になるグラフィックス出力インタフェースだが,P7H57D-V EVOはD-Sub 15ピン,DVI-D,HDMIをサポート。POST時はDVI-D出力のみという制限はあるものの,Windowsの起動後は,DVI-DとHDMIによるデュアルデジタルディスプレイ出力もサポートされる。
 CPUが対応したこともあって,「Dolby TrueHD」や「DTS-HD Master Audio」といった,可逆圧縮されたビットストリームの出力が可能かどうか気になる人もいると思うが,残念ながらマニュアルに言及はなく,現時点では不明。Realtek Semiconductor(以下,Realtek)製のHD Audio CODEC「ALC889」を搭載しており,BIOSからS/PDIF出力インタフェースとしてHDMIも選べるようになっているが,このあたりは続報待ちということになるだろう。

一部シルク印刷が消えていて判別しづらいが,デジタルディスプレイ出力用のトランスミッタを,DVI-DおよびHDMIインタフェースの近くに二つ搭載している(左)。チップのメーカーはASMedia TechnologyとPericom Semiconductorだったが,これらでデュアルデジタルディスプレイ出力をサポートするのだろう。右の写真は,左からALC889と,VIA Technologies製のIEEE 1394aコントローラ「VT6308P」
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 冒頭でも紹介したように,P7H57D-V EVOはUSB 3.0をサポートするが,その接続端子は,I/Oインタフェース部に用意された,青いUSBポート。ご覧のとおり,2系統サポートされる。コントローラはNEC製の「D720200F1」だ。

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写真右に見えるのがD720200F1。左は,Realtek製の1000BASE-T LANコントローラ「RTL8112L」である
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H57 PCHの近くに,Marvell製コントローラ「88SE6111」を搭載。これでIDE×1(PATA×2)とeSATA×1をサポートする


おまけ:下位モデルの価格情報


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P7H57D-V EVOの下位モデルとして投入される,microATXフォームファクタ採用の「Intel H55 Express」搭載マザーボード「P7H55D-M EVO」。予想実売価格は1万6500円前後となっている
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こちらは,P7H55D-M EVOのさらに下という位置づけの「P7H55-M PRO」。予想実売価格は1万3000円前後だ
  • 関連タイトル:

    Intel 5

  • 関連タイトル:

    Core i5&i3(LGA1156,デュアルコア)

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