オススメ機能
Twitter
お気に入り
記事履歴
ランキング
4Gamer.net
パッケージ
信長の野望・創造 with パワーアップキット公式サイトへ
  • コーエーテクモゲームス
  • 発売日:2014/12/11
  • 価格:信長の野望・創造 with パワーアップキット通常版
    パッケージ版:10800円+税
    ダウンロード版:9239円+税
    信長の野望・創造 パワーアップキット通常版
    パッケージ版:5800円+税
    ダウンロード版:5143円+税
    TREASURE BOX(with パワーアップキット):15800円+税
    TREASURE BOX(パワーアップキット単体):10800円+税
  • Amazonで買う
  • Yahoo!で買う
読者の評価
83
投稿数:6
レビューを投稿する
準備中
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第311回「ゲイムと歴史」
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2014/12/25 11:00

連載

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第311回「ゲイムと歴史」


著者近影
 今回で2014年最後の更新となるわけだけれども,読者の皆さん,今年も本当にお世話になったわね。……あまり思ってないけど。2014年もいろいろありましたよ。……思い出せないけど。2015年もね,飛躍の年にしたいもんね。……スタンスは変わらないけど。ウン,ダメだ! 今年最後だからといって,特別語るべきことは思い浮かばないわ。いつもどおりイキましょうね!
 というわけで,今年最後のテーマは“歴史認識問題”について。……あ,ちょっと前も言ったと思うんだけど,私,この連載では面倒臭いことはなるべく避けて通りたい気持ちがあるからね。だから,国境を越えそうな話は決してしないわよ。ま,簡単に言うと政治と宗教,これらにはできる限り触れないわ。
 別に政治に興味が無いわけじゃないの。先日の選挙でも投票には行ったし,世の中についてそれなりに思うところはある。でも,ここでは書かない。なぜなら,これはゲイムの連載だから。
 というわけで,ここで私が語りたい“歴史認識問題”とは,ゲイムにおける話なの。だから,もし政治的な意味を見出すつもりで読もうとしているのであれば,何一つ得るものはないから気をつけてね。まあ,いつものことなんだけどね。

「信長の野望・創造 with パワーアップキット」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第311回「ゲイムと歴史」
 そんなこんなで“歴史認識問題”なんだけれども,ざっくり言ってしまうと「信長の野望・創造 with パワーアップキット」PC / PlayStation 4 / PlayStation 3)のPlayStation 4版と,「戦国無双 Chronicle 3」PlayStation Vita / ニンテンドー3DS)のPlayStation Vita版を同時にプレイしてるって話なの。ホラ私,今は療養中だからね。じっくりと腰を据えてプレイしたいようなゲイムを,楽しむ時間があるってわけ。
 で,両タイトルともコーエーテクモゲームスから発売されたゲイム。そして両タイトルとも戦国時代を舞台にしたゲイム。イヤ,薄々は感付いていたのよ。でもね,同時にプレイすることはあまりないから,これまで気付かないフリをしていたのね。
 アプローチが違うことくらいはもちろん気付いていたわよ。そもそもジャンルが違うし。逆に言うと,舞台は同じでジャンルが違うだけ。……そう思っていたわ。でもね,違うのよ。両ゲイムが持っている歴史認識が。今日はその話。というのも,コーエーテクモゲームスが発売している2タイトルが,同じ戦国時代を扱いながら,異なる世界観を打ち出してるのよ。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第311回「ゲイムと歴史」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第311回「ゲイムと歴史」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第311回「ゲイムと歴史」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第311回「ゲイムと歴史」


「戦国無双 Chronicle 3」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第311回「ゲイムと歴史」
 例えば,今川義元というキャラクターが,同じ人物とは思えないほど別の描き方になっているの。戦国無双 Chronicle 3では,どちらかというとお人好しでちょっと抜けた平和主義者として描かれているんだけど,信長の野望・創造 with パワーアップキットでは切れ者の強大な力を持つ大名として登場する。
 将軍殺し主君殺しとして名を馳せる松永久秀もね,戦国無双 Chronicle 3ではダークヒーローっぽいキャラ付けをされていて,信長の野望・創造 with パワーアップキットでは権力を手に入れるために策を巡らせる悪人として語られている。
 そして,こうした違いこそが,エンターテイメントの面白さだと私は思うのよね。歴史という第三者が比較的いじりづらいテーマだろうがなんだろうが,面白がらせ方の違いによっては捻じ曲げられることだってあるんだな,と。
 超簡単に分類すると,「戦国無双シリーズ」って,どれくらい自然かつ大胆に嘘をつくことができるかが面白味になっているのね。もちろん,キャラクターは歴史上の実在した人物がほとんど。でも,リアリティを必ずしも最優先していないのよ。それよりは,どうすればキャラクターが立つのか,どれだけ爽快に敵をなぎ倒せるか。言うなれば,そういう現実感のなさこそが戦国無双シリーズのだいご味なのよね。
 一方で「信長の野望」シリーズは,なるべく実際の歴史に残っていることをリアルに表現する面白さを追求しているわよね。しかも,必ずしもノンフィクションである必要はない。あくまで「ゲイムの世界だからこそできる歴史のやり直し」を表現するためのリアリティなわけ。
 要は,どこを演出するのかってことだと思うのよね。ゲイムである以上はプレイヤーを楽しませなきゃいけない。これがまったくのフィクションであれば,作り手が思うように都合良く設定すればいい。
 でも,歴史というものをゲイムのテーマにした場合は,実際にあったことを下敷きに作らなきゃいけない。で,どこを残してどこをいじるのかっていう部分を,コーエーテクモゲームスは,ゲイムごとに変えてきているのよね。だから,同じ人物を描くにしても描き方は統一されていない。そういう違いが生まれているってわけ。
 そしてこれが何より重要なんだけど,どっちも面白い。本来,歴史なんて過去にあった話だから変えようがないのよ。でも,逆に言うと現在の我々がどう定めるかで歴史なんていくらでも変わる。例えば,私なんかは鎌倉幕府が始まったのは1192年だと教育されてきたけど,最近では1185年という説が有力になっているのよね。そんなもんなのよ。今後もこういったケースがないとは限らない。
 それにね。例えば武将の能力も,人によって評価は変わるでしょう。でも! ゲイムの場合は,歴史的に正確であることよりも,プレイヤーが楽しめることが何より大切なんだと思うの。なので,今回取り上げた二つのゲイムは,異なる形で歴史上の人物や出来事を描いているけれど,どっちも楽しいからこれでOK! っていう,最終的に非常に当たり前のケツ論にたどり着いたってお話でした。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第311回「ゲイムと歴史」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第311回「ゲイムと歴史」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第311回「ゲイムと歴史」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第311回「ゲイムと歴史」

 これも私がことあるごとに言ってるけど,エンターテイメントとして面白く料理するには,どこかでデフォルメしなきゃいけないわ。ゲイムとして面白いことこそが,ゲイムの正義だからね。かといって,何でもかんでもデフォルメすればいいってもんでもなく,プレイヤーが消化できる形じゃないと,違和感が気になってゲイムに集中できなくなってしまう。そのさじ加減がうまいのよ,コーエーテクモゲームスの作品は。その結果が,今回の“歴史認識問題”につながってるんでしょう。
 今さらですが,オススメですよ両方。アクション好きは戦国無双 Chronicle 3,シミュレーション好きは信長の野望・創造 with パワーアップキット。あるいは興味を持ってしまったのであれば,あえて両方。どちらもきっちり楽しめるとは思うわよ。年末年始にぜひ。

 というわけで,終わりましたよ2014年! “歴史認識問題”なんてパっと見刺激的なテーマで語りながら,最終的には何の毒もない収束。こうやってこの連載を続けてるんだからしょうがない。
 ま,こんなペースで2015年もゲイムのいいところを見つけていければいいなと思いつつ,今年の連載を締めくくりたいと思うわ。2015年もよろしくね! ……これはちゃんと思ってるってば! また来年!

今週のハマりゲイム
(文字通りゲイムスロットにハマっているゲイム)
PlayStation 4:「信長の野望・創造 with パワーアップキット
PlayStation 3:「実況パワフルプロ野球2014
PlayStation Vita:「戦国無双 Chronicle 3
PSP:「サモンナイト5
Wii U:「ゼルダ無双
Wii:「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン
ニンテンドー3DS:「ダービースタリオンGOLD
Xbox 360:「剣の街の異邦人 〜白の王宮〜

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
現在,プロレスの試合をケツ場中のディーノ選手。例年,年末年始は試合で忙しく過ごしていたはずなのに,どうにもやることがないため,「プロレスラーじゃない自分には何もないことに気付いてしまったわ」と語っていました。ひとまず,一般的な年末年始を満喫すべく,「ゆく年くる年」を見ながら年越しそばを食べ,初詣に出かけ,こま回しやたこ揚げ,羽根つき,福笑いなどで遊んだりするんだそうです。全部一人で。
  • 関連タイトル:

    信長の野望・創造 with パワーアップキット

  • 関連タイトル:

    信長の野望・創造 with パワーアップキット

  • 関連タイトル:

    信長の野望・創造 with パワーアップキット

  • 関連タイトル:

    戦国無双 Chronicle 3

  • 関連タイトル:

    戦国無双 Chronicle 3

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
トピックス
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:07月23日〜07月24日