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  • 発表日:2007/11/19
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AMD,45nmプロセスCPU「Shanghai」のデモを実施。RS780Dマザーも登場
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印刷2008/03/06 20:42

ニュース

AMD,45nmプロセスCPU「Shanghai」のデモを実施。RS780Dマザーも登場

45nmプロセスを採用したShanghaiのウェハを持つ,AMDのLeslie Sobon(レスリー・ソボン)プラットフォームマーケティング担当ディレクター
 AMDは,CeBIT 2008の会場でプレスカンファレンスを開催し,同社のCPUロードマップに関するアップデートを行った。AMDでアドバンスド・マーケティング担当副社長を務めるPatric Moorhead(パトリック・ムーアヘッド)氏は,3月末から4月にかけて高クロック版のPhenomを追加し,続けて5月にも動作クロックを引き上げる計画を披露している。
 マザーボードベンダー関係者いわく「3月に投入されるのは,昨年の段階で発表だけされた『Phenom 9700/2.4GHz』のエラッタ修正版に相当する『Phenom 9750』。当初の予定よりも発売時期を前倒ししたため,TDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)は125W前後になる」。これが事実だとすると,順調なら5月には「Phenom 9850/2.6GHz」がお目見えすることになるだろう。

カンファレンスでは,ShanghaiベースのクアッドコアCPUを使った映画編集のデモが披露された
Phenom
 また同社はカンファレンスにおいて,45nmプロセスで製造された次世代Opteronコアとなる「Shanghai」(シャンハイ,開発コードネーム)の300mmウェハを公開するとともに,同CPUを用いた動作デモを行ってみせた。
 クアッドコアCPUとなるShanghaiは,製造技術の微細化に伴ってL3キャッシュ容量が6MBに増やされる。AMDはShanghaiコアのデスクトップPC向けモデルとして「Deneb」(デネブ,開発コードネーム)も開発中で,2008年後半にはこれら新コアを採用するCPUが市場投入される見通しだ。


AMD 780Gが持つ圧倒的な3D性能をアピールするAMD

CeBIT会場には上位モデル「RS780D」の姿も


AMD 780Gを正式発表する,チップセットディビジョン担当コーポレート副社長,Phil Eisler(フィル・アイズラー)氏
 またカンファレンスでは,グラフィックス機能統合型チップセット「AMD 780」シリーズが正式に発表された。同製品に関しては紹介記事およびテストレポートが詳しいが,ポイントは,搭載するグラフィックス機能がローエンドGPUにほぼ匹敵する3Dパフォーマンスを持ち,DirectX 10をサポートすること。会場では「Intel G35 Express」グラフィックス機能統合型チップセットとの3D性能差が繰り返し強調されたので,その一例をムービーでお届けしたい。


Phenom
 「Unreal Tournament 3」を用いて行われたこのデモでは,「Phenom 9500/2.2GHz」とAMD 780Gマザーボードの組み合わせ(画面右)と,「Core 2 Quad Q6600/2.40GHz」とIntel G35 Expressマザーボード(画面左)が比較され,1024×768ドット設定時に後者が9fpsしか出ておらず,画面が乱れる部分もあるのに対し,前者が30fpsを叩き出すという,圧倒的な違いが示された。これに加えてAMD 780Gなら,単体のローエンドGPUを搭載したグラフィックスカードとCrossFire動作が可能な「Hybrid Graphics」を利用できるのがメリット,というわけだ。

Phenom
AMD 780シリーズとIntel製チップセットのグラフィックス性能比較。バリュー市場向けのAMD 780Vでも,Intel G35 Expressを圧倒する
Phenom
1024×768ドット環境であれば,「Crysis」などでも“そこそこ”のフレームレートを確保できるのがAMD 780シリーズの強みだ

DFIが展示したRS780D搭載マザーボード「LANParty DK 790GX-M2R」。CrossFireXと3-way Hybrid Graphicsをサポートする
Phenom
 CeBIT 2008の会場では,この発表に合わせてマザーボードベンダー各社からAMD 780G搭載マザーボードが出展されている。またDFIは,2008年第2四半期中の市場投入が見込まれているAMD 780Gの上位モデル「RS780D」(開発コードネーム)を搭載した「LanParty DK 790GX-M2R」を展示中だ。
 RS780Dは,AMD 780Gのグラフィックスコアクロックをさらに高めるとともに,PCI Express 2.0 x8 ×2構成のCrossFireをサポートするモデルで,NVIDIAの「nForce 750a SLI」対抗となるモデルである。もちろんHybrid Graphicsもサポートされ,グラフィックスカード×2とチップセット内蔵グラフィックスの組み合わせによる,“3-way Hybrid Graphics”にも対応する。

 マザーボードベンダー関係者によれば,RS780Dでは,AMDのノートPC向けチップセットに搭載される予定で,グラフィックス描画負荷に応じてチップセット側のグラフィックス機能と単体GPUを切り替えられる「Power Xpress」をサポートする計画があるとのこと。これは実現するとNVIDIAの「Hybrid Power」対抗となるが,最終的にRS780DでPower Xpressがサポートされるかどうかはまだ決まっていないという。
 なお,チップセットの製品名は,少なくとも現時点では“AMD 780Gの上位モデルであることと,CrossFire対応であること”を示すべく,“AMD 790GX”となる見通しのようだ。

ASUSTeK ComputerのAMD 780G搭載マザーボード「M3A-H/HDMI」(左)と「M3A78-EMH HDMI」(右)。Hybrid Graphicsに対応するほか,HDMI端子を搭載し,1080pのフルHD表示をサポートする
Phenom Phenom

Phenom
GIGABYTE UNITEDのAMD 780G搭載microATXマザーボード「GA-MA78GM-S2H」。こちらもHDMI端子を搭載する,マルチメディア用途を意識したモデルだ
Phenom
ECSのAMD 780G搭載マザーボード「A780GM-A」。消費電力の低さを生かし,パッシブクーリングでもAMD OverDrive対応が果たせるように設計されているという

 遅まきながらといった印象は拭えないものの,クアッドコアCPUのエラッタ問題で揺れていたAMDに,ようやく元気が戻ってきた印象を受けた。あとは,AMD 780Gを活かせるPhenomのラインナップをどれだけ早期に整備できるかが,AMD復活のカギになるだろう。
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