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Steam「2023年1月のトップリリース」を発表。1年の幕開けは,懐かしいタイトルが数多く顔をそろえる
毎月恒例のトップリリースだが,これは,リリース後最初の2週間の収益に基づいた,上位20タイトルと,上位5つのDLCを紹介するものだ。また,基本プレイ料金無料タイトルの場合は,リリース後に獲得したユニークプレイヤーの合計によりトップ5が選ばれる。
Steam「2023年1月のトップリリース」
今月はまた,トップ20のうち,「カートゥーン風」のタグがついたタイトルと,「オープンワールド」のタグがついたタイトル,そしてSteamで初めて作品をリリースする開発者の作品の上位が発表されている。基本プレイ料金無料タイトル以外,各カテゴリの並び順はランダムであり,必ずしも収益などが多い順ではないので注意してほしい。さて,2023年の幕開けはどんな感じだったのだろうか。
トップ20では,2008年にリリースされたゲームのリメイク版「Dead Space」や,2004年に登場した「Grand Theft Auto: San Andreas」のリマスター版「Grand Theft Auto: San Andreas – The Definitive Edition」など,懐かしい雰囲気の作品がリスト入りしている。オリジナルの雰囲気を大切にしつつ,一から完全に作り直したという「Dead Space」は高評価で,巨大な宇宙船USGイシムラの中で想像を絶する目に遭う孤独なアイザック・クラークの物語を楽しんでいるプレイヤーは少なくないようだ。
また,最近になって再び,自社タイトルをSteamでもリリースするようになったUbisoftだが,2019年の「ディビジョン2」と「ゴーストリコン ブレイクポイント」,そして2020年の「ウォッチドッグス レギオン」がトップ20に登場しているのは注目すべきかもしれない。Ubisoftのこの動き,今後も続く可能性は高そうなので,期待したい。
国産タイトルとしては,スクウェア・エニックスの完全新規IP「FORSPOKEN」と,アトラスの「ペルソナ3 ポータブル」,そして,Tango Gameworksが開発した「Hi-Fi RUSH」が顔を見せている。ロックスター気取りの主人公がビートに乗って爽快アクションを繰り出す「Hi-Fi RUSH」は,Tango Gameworksの作品としてはやや異色な感じだが,プレイヤーの評価は非常に高い。
というわけで,新作タイトルを探しているPCゲーマーは,Steamの当該ページをぜひチェックしてほしい。
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