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Razer,重量約58gのワイヤレスマウス「Viper V2 Pro」を5月20日に発売。ガラス面でも使える新型センサーと9000万回の打鍵に耐えるスイッチを採用
Viper V2 Proは,2019年に登場したワイヤレスマウス「Razer Viper Ultimate」(以下,Viper Ultimate)の後継となる製品だ。Viper Ultimateは,バッテリー内蔵で約74gという軽さが特徴だったが,Viper V2 Proは,それよりも約23%も軽量化したという。それでいて,バッテリー駆動時間は最大80時間と,Viper Ultimateの最大70時間よりも長時間動作できるようになっている。
一方で,Viper Ultimateは右側面にもサイドボタンを備えた左右対称形状が特徴であったが,Viper V2 Proはサイドボタンが左側面だけの右手用マウスとなった。左利きのゲーマーには,残念な話かもしれない。
新型光学式センサーのFocus Pro 30Kは,PixArt Imagingと共同開発したもので,トラッキング速度は750 IPS,最大加速度は70Gという高いスペックを有しており,マウスの動きをより高い精度で捉えることができるだろう。
それに加えて,マウスパッドを変えても一貫したリフトオフディスタンスで操作できる「スマートトラッキング」機能や,リフトオフディスタンスのカスタマイズ機能を備えており,さらに,ガラス面の上で使うことも可能だという。
もう1つの大きな改良点は,メインボタンに新しい光学式スイッチを採用した点にある。ボタンの押し込みを入力操作であると感知するまでの遅延時間が0.2msと非常に短いことと,最大9000万回の打鍵に耐える耐久性が特徴であり,毎日長時間ゲームをプレイするゲーマーでも長期間使い続けられそうだ。
税込で2万円超えという価格はハードルとなりそうだが,eスポーツタイトルを好むゲーマーから注目を集めそうな新マウスと言えよう。
●Viper V2 Proの主なスペック
- 基本仕様:光学センサー搭載,独自方式ワイヤレスおよびワイヤード接続型
- 搭載センサー:Focus Pro 30K Optical Sensor
- 主要ボタン数:6個(左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,左サイド×2,底面側DPI切り替え用×1,)
- トラッキング速度:750 IPS
- 最大加速度:70G
- フレームレート:未公開
- 画像処理能力:未公開
- トラッキング解像度:最大3万DPI
- レポートレート(ポーリングレート):1000Hz
- データ転送フォーマット:未公開
- リフトオフディスタンス:カスタマイズ可能
- オンボードフラッシュメモリ:搭載
- LEDイルミネーション:非搭載
- 公称本体サイズ:66.2(W)×126.5×37.8(H)mm
- 公称本体重量:約58g
- マウスソール:未公開
- ケーブル長:約1.8m
- 対応OS:Windows 10以降
- 直販価格:2万1780円(税込)
- 保証期間:2年間
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