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「Razer Blade(2014)」ファーストインプレッション。ついに日本へやってきたRazer印のノートPCは薄くて熱い!?
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印刷2014/07/30 07:00

テストレポート

「Razer Blade(2014)」ファーストインプレッション。ついに日本へやってきたRazer印のノートPCは薄くて熱い!?

Razer Blade(2014)
メーカー:Razer
問い合わせ先:問い合わせページ(英語)
価格:29万7000円(税込)
Razer
 いまや,PCゲーマーなら知らない人のほうが珍しいほどのブランドとなったRazer。4Gamer読者の間でもユーザーは多いのではないかと思われるが,そんなRazerが,ゲーマー向けPC市場への参入を発表したのは2011年8月のことだ(関連記事)。「Razer Blade」と名付けられたノートPCは,薄型の筐体と,Razerらしい意匠の数々で,当時から注目を集めていた。

 2014年7月18日の記事でお伝えしたとおり,そんなRazer Bladeの最新モデル「Razer Blade(2014)」が,ついに日本市場へ上陸した。17.8mm厚の筐体に,解像度3200×1800ドットの14インチワイド液晶パネル,1344基のCUDA Coreを搭載する「GeForce GTX 870M」(以下,GTX 870M)と4コア8スレッド仕様のCPU「Core i7-4702HQ」,そしてNキーロールオーバーのキーボードを搭載する製品が,国内で購入できるようになったのだ。

 今回4Gamerではそのサンプルを入手できたので,取り急ぎ触ってみた結果をファーストインプレッションとしてお届けしたい。

関連記事:ゲーマー向けノートPC「Razer Blade」,ついに日本上陸。GTX 870M搭載で17.8mmの薄型筐体とNキーロールオーバーが特徴



間違いなく薄いと断言できるRazer Blade(2014)


Razer
 というわけで実機だが,「本当にノートPC向けのハイクラスGPUを積んでこの薄さなの?」と疑ってしまうくらい本体が薄い。冷却は大丈夫なのかと心配になるレベルだ。裏返してみると,若干の厚みがある2本のゴム脚と,スリットの先に2基のファンが見えるので,CPUとGPUの熱は,下からファンで吸い上げた空気で冷却しているのだろう。排気孔は? と思ったが,ヒンジ部の“内側”がそれになっていた。

本体底面(左)と,ヒンジ部を覗き込んだところ(右)。底面から給気してヒンジ部から排気する設計になっており,熱はここから排出されていた
Razer Razer

 キーボード部の上にある電源を入れると,天板部のRazerロゴとキーボードが緑に光り,ほどなく64bit版Windows 8のログイン画面が表示される。M.2接続のSSDを搭載することもあり,起動は非常に高速だ。
 ログインを終えると,パンチングメタルの上に白いRazerロゴが載ったイメージの壁紙が貼られたデスクトップで起動してくる。Windowsのスタートスクリーンではなく,ロゴ入り壁紙といったあたり,かなり徹底してRazer色を出してきた印象を受ける。

起動直後のRazer Blade(2014)
Razer

 Razer自慢のキーボードだが,感触はちょっとペコペコしており,打鍵感それ自体は,よくあるアイソレート型キーボード採用型ノートPCのそれといったところ。ただ,Nキーロールオーバー対応なので,FPSやMOBAなどで「打鍵したはずのキーが入力されていない」という問題が生じないのはやはり大きなメリットだと感じられた。また,[Windows][Fn]キーを除くすべてのキーへの割り当てを変更でき,[Windows]キーも無効化できるというのは,“誤爆”しそうなキーを入れ替えたり無効化したりできるという意味で価値があるだろう。

 個人的にメリットを感じたのは3200×1800ドットという解像度だ。筆者はゲームプレイの模様を録画し,あとで動画編集するといったことをよくやるのだが,一般的なゲーマー向けディスプレイの1920×1080ドットという解像度では狭く感じていた。それに対して,3200×1800ドットだと,かなりの余裕があるのである。

IGZOパネルはIPS方式で駆動することもあり,斜めから見ても色の変化が少ない
Razer Razer


ゲームプレイには外部クーラー必須!?


 ……と,ひととおり眺めたところで,今回はお手軽に大規模な戦車戦を楽しめる「World of Tanks」をプレイしてみることにしよう。

World of Tanksのテストにおけるグラフィックス設定
Razer
 今回は,グラフィックス設定プリセット「グラフィック品質」を「高」としつつ,試しにゲーム側の解像度を3200×1800ドットにしてみる。出撃したのは「修道院」と呼ばれるマップで,開けたエリアと混みあったエリアがいい塩梅に配置されているのが特徴だが,当該マップにおけるフレームレートは10〜25fps間をうろうろ。プレイできなくはないが,正直厳しいといったところだ。

 1344基のCUDA Coreを集積したGTX 870Mでも,この解像度はやはり無理がある。3200×1800ドットは,前述のとおり,ビデオの編集時などに使うべきだろうと述べたところで,今度はガレージに戻って解像度を1920×1080ドットへ落とし,日本風ながら何か間違った感じのマップ「隠れ里」へ出撃。すると今度は,最初のオブジェクト読み出し時こそ5〜7fpsに留まるものの,それが終わると35〜55fpsの間でフレームレートは安定し,ストレスを感じることなくプレイできた。というか,十分に快適である。

購入したNotePal ErgoStand R9-NBS-4UAKJ。入手したサンプルはこれで冷却することとしている
Razer
 ただ,プレイ中のRazer Bladeは熱い。ひたすら熱い。
 正確を期すと,ゲームをプレイしていない状態でも,普通にデスクトップ操作しているだけで結構な熱を持ち,タッチパッド周辺に手首を置くと,そこから熱を感じる。
 さすがにこれはマズかろうと,140mm角相当のファンを搭載するCooler Master製のノートPCクーラー兼台座「NotePal ErgoStand R9-NBS-4UAKJ」を急遽用意した次第なのだが,それでも,World of Tanksを実行してしばらく経つと,タッチパッド周辺だけでなくキートップも熱を帯び,指先から高温を感じられるようになった。ノートPC単体での冷却は,明らかに間に合っていない。


タイタンフォール実行中に熱暴走,そして沈黙……

別の個体で再テストする必要がありそうだ


 ここまで読んで「プレイしている様子のビデオや,熱の模様を示したデータがなぜないのか」と疑問に思った読者は鋭い。
 実はこのあと,筆者は「タイタンフォール」もプレイしようとしたのだが,戦闘を開始してしばらく経つと,画面表示がぐちゃぐちゃになり,サウンド出力にけたたましいノイズが乗ると同時にシステムの応答が完全に停止するという,見るからに熱暴走という症状が発生。それでもめげずにいったん電源を落として再起動してのテストを試みたところ,最後はBIOSのPOST画面すら表示されなくなり,電源ボタンを押してもファンが一瞬回ってすぐ止まり,また回転してすぐ止まる……という状態に陥ってしまったのだ。有り体にいうとご臨終である。

Razer
 残念ながら,原稿執筆時点では交換用の個体もないということなので,先ほど指摘した強烈な発熱が,個体レベルの不良なのかどうか確認する術は今のところない。
 正直なところ,低温やけどの危険があるレベルだったので,個体不良だと信じたいところだ。

 というわけで,現時点では「入手した個体では,『高』プリセット,解像度1920×1080ドットで,World of Tanksを快適にプレイできる。Nキーロールオーバー仕様のキーボードは快適。ただし,とにかく熱い」というほかなかったりする。なんとも消化不良で申し訳ないが,代わりの個体を入手し次第,熱周りなどを再テストできればと考えているので,Razer Bladeが気になっていた人はもう少し待ってもらえればと思う。

RazerのRazer Blade(2014)製品情報ページ

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