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Razer,同社初のゲーマー向けノートPC「Blade」を発表。「Switchblade」の技術を応用した液晶付きタッチパッド&キーを搭載
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新製品の概要
製品名:Razer Blade
メーカー想定売価:2799.99ドル
Razer Bladeは,17.3インチ,解像度1920×1080ドットの液晶パネルを採用する筐体に「GeForce GT 555M」と「Core i7-2640M/2.80GHz」を搭載し,厚みを20mm強にまで薄型化してきた製品だ。
本機の持つ最大の特徴は,RazerのノートPCコンセプトとして2011 International CESで発表され話題を集めた「Razer Switchblade」をベースとする「Switchblade UI」ということになるだろう。メインキーボードの向かって右側に,タッチパッドとして利用できるタッチセンサー付き液晶パネルと,液晶パネルを内蔵した10個のキーが並んでおり,公開された製品イメージからすると,これらはゲームに合わせて表示内容を変更できるようだ。
ちなみにRazer USAは,Razer Bladeをして「世界初となる真のゲーマー向けノートPC」(The World's First True Gaming Laptop)と力強く謳っているが,その根拠は,Switchblade UIを含む総合性能と,薄さ,そして3.16kgという重量が生む可搬性の高さにあるとのこと。17インチクラスのノートPCとして見た場合,少なくとも3D性能は「真のゲーマー向けノートPC」と言えるものではないので,Switchblade UIの完成度と薄さ&軽さによほど自信があるということなのかもしれない。
国内販売が行われるかどうかは今のところ定かでないが,Switchblade UIが日本市場で人気のオンラインゲームなどに対応してくるなら,国内でも一定のニーズはあるだろう。ただ,このスペックで約2800ドル(約21万5000円)という価格設定は,どうしてもネックになりそうである。
Razer Bladeの主なスペック
- CPU:Core i7-2640M/2.80GHz(L2キャッシュ容量256KB×4,L3キャッシュ容量4MB,Intel Turbo Boost Technology有効時の最大動作クロック3.50GHz)
- マザーボード:Mobile Intel 6シリーズチップセット搭載
- メインメモリ:PC3-10600 DDR3 8GB
- GPU:GeForce GT 555M(グラフィックスメモリ容量2GB)
- ストレージ:HDD(容量320GB,回転数7200rpm,Serial ATA 3Gbps)
- 光学ドライブ:なし
- 有線LAN:1000BASE-T
- 無線LAN:IEEE 802.11b/g/n準拠
- サウンド機能:オンボード+内蔵スピーカー
- ディスプレイ:17.3インチ液晶,1920×1080ドット解像度
- 入力機器:10キー付き日本語キーボード,タッチパッド
- そのほかの主な搭載機能:Bluetooth 3.0,HD Webカメラ
- 本体サイズ/重量:427(W)×277(D)×22.4(H)mm/3.16kg
- OS:未公開
- 付属品:とくになし
- 関連タイトル:
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