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「Radeon Software Adrenalin 21.6.2」がリリース。「DOOM Eternal」のアップデートに対応
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印刷2021/07/02 20:23

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「Radeon Software Adrenalin 21.6.2」がリリース。「DOOM Eternal」のアップデートに対応

 北米時間2021年6月29日,AMDは,Radeon GPUおよびAPU向けのドライバソフト「Radeon Software Adrenalin 21.6.2」(以下,Adrenalin 21.6.2)をリリースした。

 2021年6月2回目のリリースとなる本バージョンは,WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版で,同日配信となった「DOOM Eternal」のレイトレーシング対応アップデートに対応するドライバだ。
 筆者が試したところ,Radeon RX 6000シリーズ以外のRadeon GPUでも,DOOM Eternal起動時にAdrenalin 21.6.2へのアップデートを行うよう強制されたので,Radeonシリーズで同作をプレイするユーザーにとっては必須のドライバということになる。

 そのほかにも若干の不具合修正や,DOOM Eternal関連と思われるVulkan拡張への対応が行われている。

 なお,Adrenalin 21.6番台はデスクトップ向け「Radeon R9 Fury」シリーズ以前のGPUや,「Radeon Vega Graphics」以前のGPUを統合したAPUのサポートが終了していることに注意してほしい(関連リンク)。

 AMDは,ゲーマーに対してOptional版ドライバの導入を推奨しているので,対象のGPUやAPUを使っているのであれば,Adrenalin 21.6.2を導入してみるといいだろう。

→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/

 英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。

### 以下,英文リリースノートまとめ ###

●Adrenalin 21.6.2の対応GPU
  • Radeon RX 6000シリーズ
  • Radeon RX 5000シリーズ
  • Radeon VII
  • Radeon RX Vegaシリーズ
  • Radeon RX 600・500・400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon RX 6000Mシリーズ
  • Radeon RX 5000Mシリーズ
  • Radeon 600シリーズ(OEM向け)

●Adrenalin 21.6.2の対応APU
  • Ryzen PRO 5000シリーズ
  • Ryzen 4000Gシリーズ,Ryzen PRO 4000シリーズ
  • Ryzen 3000シリーズ,Ryzen PRO 3000シリーズ
  • Ryzen 2000シリーズ,Ryzen PRO 2000シリーズ
  • Athlon PRO 200GEシリーズ
  • Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,Athlon Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,Athlon PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics

●Adrenalin 21.6.2が統合するコンポーネント(※比較対象はAdrenalin 21.6.1)
  • Display Driver Version:21.20.01.16-210628a-369070E-RadeonSoftware(←21.20.01.14-21017a1-368764E-RadeonSoftware)
  • Radeon Settings:2021.0628.1019.18588(←2021.0617.1956.35892)
  • 2D Driver:8.1.1.1634
  • Direct3D:9.14.10.01505
  • OpenGL:29.20.11000.14739
  • OpenCL:記載なし
  • Audio Driver:10.0.1.20
  • Vulkan Driver:2.0.188(←2.0.183)
  • Vulkan API:1.2.178(←1.2.174)

●Adrenalin 21.6.2おける最適化
  • 記載なし

●Adrenalin 21.6.1における新要素
  • 「DOOM Eternal」のアップデートに対応
  • 以下のVulkan拡張に対応
    VK_EXT_custom_border_color:VK_SAMPLER_ADDRESS_MODE_CLAMP_TO_BORDERで使用する境界色のカスタマイズを可能にする拡張
    VK_KHR_shader_subgroup_uniform_control_flow:中間言語仕様「SPIR-V」のSPV_KHR_subgroup_uniform_control_flowに対応する拡張
    VK_EXT_color_write_enable:パイプラインの状態に応じて出力カラーの選択的書き込みを有効にするか,無効にするかを制御する拡張。パイプラインの効率を向上させられる

●Adrenalin 21.6.2で解決した問題
  • Radeon RX 6000シリーズなど一部のRadeon製品で「MechWarrior 5: Mercenaries」をDirectX 11モードでプレイすると,視覚的なゴミ(アーティファクト)が表示されることのあった問題
  • Windows 7システムで「AMD Auto-Detect and Install Updates utility」を使ってアップデートを行うと,「Error 184」が表示されることのあった問題
  • Radeon RX 6000シリーズなど一部のRadeon製品で,「Adobe Substance 3D Painter」使用時にフリーズすることのあった問題

●Adrenalin 21.6.2における既知の問題
  • 一部のユーザーは「AMD User Experience Program」へ参加するとメモリ使用量が増加することがある。AMD User Experience Programからオプトアウトすれば,この問題を一時的に回避できる。オプトアウトする方法は関連リンクを参照のこと
  • Radeon VIIシリーズ製品では,「バイオハザード ヴィレッジ」の最初のミッションで断続的にハングアップしたり,VIDEO TDRエラーが発生することがある
  • 一部のゲームやシステム構成で「Enhanced Sync」を有効にすると,画面が黒くなることがある。Enhanced Syncを無効にすれば,この問題を一時的に回避できる
  • Radeon RX Vegaシリーズに解像度/リフレッシュレートが大きく異なる2台のディスプレイを接続すると,チラツキが発生することがある
  • Radeon RX 5000/6000シリーズにおいて「Oculus Link」のセットアップソフトウェア実行時に「Oculus service error」が発生し実行が妨げられることがある
  • Radeon Softwareの「Performance Metric」やログ機能が,異常に高いメモリクロックを断続的に報告することがある
  • Radeon Softwareインストール後に「Ryzen Master」が検出されない場合,再起動が必要になることがある
  • ノートPCでブルースクリーンや黒いスクリーンがでることがある。その場合,一時的にWindows 10の「Enhanced sign-in」(強化されたサインイン)を無効にすれば回避できる
  • Microsoft Store版とAMDサポート版の2つのRadeon Softwareがインストールされていると,ドライバーの不一致のエラーが出ることがある。その場合,Microsoft Store版のRadeon Softwareを使うことでエラーを回避できる
  • 最新のRadeon Softwareにアップグレードすると,ブルースクリーンまたは黒いスクリーンが表示されることがある。この問題は「Windowsセキュリティ」→「デバイスセキュリティ」にある「コア分離」を一時的に無効化することで回避できる
  • AMDは,一部のマザーボードで最新のRadeon Softwareにアップデート後に見られる「D3」エラーコード(※POSTのエラーコードのこと)を調査している
  • Athlonシリーズを搭載するノートPCの一部で性能が予想より低いことがある
  • AMD Linkを使ってインターネットを介して接続するとき,HEVCコーデックを使用すると断続的にフレームの破損が起こることがある。AVCコーデックを用いることで回避できる。
  • 関連タイトル:

    Radeon Software

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