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[G★2009]再出発を迎える「Hellgate:Resurrection」。大型アップデートの舞台として選ばれた“Tokyo”の詳細,そして日本でのサービス展開は?
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印刷2009/12/05 10:30

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[G★2009]再出発を迎える「Hellgate:Resurrection」。大型アップデートの舞台として選ばれた“Tokyo”の詳細,そして日本でのサービス展開は?

HELLGATE
 「Hellgate:London」は,かつてBlizzard Northの中核だったメンバーを中心に設立された開発会社Flagship Studiosの処女作であった。伝統的なハック&スラッシュをベースに,RPGとFPSが絶妙なバランスで盛り込まれた内容で,“元Blizzard”の肩書きに恥じない意欲的な試みがそこかしこに見受けられるタイトルだった。

 しかし,さまざまな理由によりHellgateのサービスは短期間で頓挫してしまう。また,それによって大打撃を被ったパブリッシャのHanbit Softも,T3 Entertainmentに買収される結果となった。Hellgateが頓挫した経緯については,当事者によるGDC2009での講演記事に,T3 Entertainmentによる買収については,G★2008でのインタビュー記事で触れているので,詳しくはそちらを見てほしい。

 T3 EntertainmentはHellgateのIPを獲得したのち,自社による開発作業を続けてきたが,去る11月中旬に「Hellgate:Resurrection」とタイトル名を変えて再出発することが正式に発表された。また同時に,大型アップデート第1弾として“Hellgate:Tokyo”を開発中であることを明らかにしていた。

HELLGATE

Hanbit Soft PR & Legal TeamのTeam Manager,BK, Yoon氏
 というわけで,G★2009では新旧Hellgateの違いをレポートできたらいいなぁと考えていたのだが,残念ながらHanbitブースでは,同作のプレイアブル出展はなし。だからといって,そのまま素直に日本へ帰る気はさらさらなく,B2BエリアのHanbitブースを訪れ,広報担当に韓国でのサービススケジュールなどについて話を聞いてきたので,そこで分かった情報をお伝えしていこう。

 まずは新生Hellgateのサービススケジュールに関してだが,現在は新規サーバーの設置に伴うβテストを行っており,これは原稿執筆日いっぱい(12月4日)まで続く見通し。正式なオープン日は12月8日で,この日を持って「Hellgate:Resurrection」は再スタートを迎えることになる。そして12月22日には従来のHellgateでいうところのAbyssアップデートが導入され,同時に課金アイテムが導入される。

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 Resurrectionにおける細かなシステム変更点はいろいろある。Abyssアップデートの導入をはじめ,レベルアップ以外でのステータスポイントの獲得システム,インフレ対策も含めたアイテム強化/消耗システムの導入,一部マップのリファイン,グラフィックスエンジンの最適化,チュートリアルの充実,GMコールをはじめとしたサポートシステムの実装,ナイトメアモードの撤廃などなど。
 それら以上に大きな違いは,ビジネスモデルが“基本プレイ無料+アイテム課金”に変わったことだ。課金アイテムの具体的な内容は教えてくれなかったが,方向性としては「従来のタイトルと比べて突飛な形にはならない」とのこと。

 社内の開発体制についても聞いてみた。現在の開発メンバーは,旧Flagship Studiosのメンバーもわずかに残ってはいるものの,ほぼ全員がHanbit(T3?)のスタッフだという。本稿に掲載しているコンセプトアートやプロモーションムービーも,すべてHanbit側で作成したものだ。かつてFlagshipが手がけたソースコードなどの分析は完全に終わっており,現在は既存コンテンツの修正や,新規コンテンツの開発の真っ只中という。

 開発会社が変わることでのギャップはないのかと尋ねたところ,むしろ以前よりもやりやすくなっているという。以前は運営(Hanbit)と開発(Flagship)との間で,距離や時差のラグがあったため,コミュニケーションしにくい面があったのだそうだ。Hanbitに一元化された今は,すべての作業がダイレクトに素早く伝わり,開発/運営環境としては大きく改善されているとのこと。

 これまでのβテストにおける反響については,想像以上によいとのことである。元々Hellgateは,ゲーム性そのものは高く評価されているタイトルで,弱点であったサービス周りがHanbit主体の運営により改善されたことで,全体的な評価が高くなったとのこと。Hellgateは,MOとMMOをミックスさせた内容だが,今後はコミュニティ部分を強化して,さらにMMOらしさを前面に押し出していきたいと語る。

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 続いては,大型アップデートとして発表された“Hellgate:Tokyo”について。開発作業は順調に進んでおり,2010年3月の実装を目標にしているとのこと。場所をわざわざ東京にした理由についてだが,今後Hellgateをグローバル展開していく際,知名度の理由から“Tokyo”が妥当だと判断したという。これからは東京を皮切りに,約3か月おきに追加エリアを新しいActとして導入する予定で,ほかにはソウルやニューヨークなども候補地に挙がっているとのこと。新Actは有料コンテンツになるかもとのことで,まぁこれは妥当といえるだろう。

 Tokyoで登場するエリアで現在決まっているのは,“東京,横浜,大阪,長崎”といった都市。エリア間の移動方法は東京メトロ……というわけにはいかず,ワープゲートのようなものを用いる。日本には有名な都市がたくさんあり,それらの風景をぜひともエリアに生かしたかったのだそうだ。
 「Hellgate:London」では地下鉄路線が主なステージとなっていたが,Tokyoでは屋外エリアも多く含まれ,ここは大きな違いとなりそうだ。とはいえ,青い空や太陽の光が降り注いだりはせず,どんよりと陰鬱な空気が垂れ込めている。Hellgateらしさを残しつつも,新鮮な気持ちでプレイできそうである。

 出現モンスターの強さをはじめとしたバランスは現在調整中だが,従来のActからの続きとして実装されるので,必然的にハイレベル向けのエリアとなりそうである。新エリアやモンスター以外の,たとえば新クラスやレベルキャップ開放,新コンテンツといったものに関しては,現段階ではまだ発表できないとのこと。

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 わざわざTokyoが選ばれたこともあり,Hellgate:Resurrectionの日本におけるサービス展開はどうなのか? やはり,誰もが気になるのはそこだろう。
 それに対する回答だが,現在確実に言えるのは「日本を除くアジア圏」を中心にサービス地域を広げていくことだという。HellgateのIPはT3 Entertainmentが所有しているものの,日本と欧米諸国におけるパブリッシング権に関しては,依然としてバンダイナムコゲームスが所有しているからだという。

 もちろんHanbitは,バンダイナムコゲームスと運営権に関する交渉を行っており,広報担当者も「今後良いニュースをお伝えできるかもしれないし,私個人としてもぜひとも日本でサービスしたい」と語るが,現時点ではまだ確定には至っていないようだ。

 Hellgateは,これまで紆余曲折はあったものの,このまま埋もれさせるにはあまりにも惜しいタイトルである。従来の弱点を補い,新しい門出を迎えてくれるのであれば,ファンにとってこれ以上の話はないだろう。あとは,日本でのサービスに関して「良いニュース」が発表されることを心待ちにしたい。

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