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Day of the Devsは,インディーゲームや小規模開発タイトルを紹介してきた非営利団体によるショーケース企画だ。Summer Game Festやgamescomなどのゲームイベントでも選出タイトルの展示を行っており,今回のSGF会場にも専用の試遊エリアが設けられていた。そのなかの1本が,Paperfrogが開発・販売を手がけるアドベンチャーゲーム「Bub」だ。
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独創的なインディー / 小規模開発タイトル20本の新情報が公開に。ショーケースイベント「Day of the Devs」発表まとめ
「Day of the Devs: Summer Game Fest Edition 2026」で発表された情報をまとめてお届けしよう。個性派なゲームを求める人たちにはおなじみの,インディーゲーム及び小規模開発タイトルを紹介する同イベント。そのSGF2026版では,10のワールドプレミアを含む20タイトルの新情報が公開された。
Paperfrogは,ニューヨークを拠点に活動する小規模スタジオだ。「Bub」はCase Jernigan氏とTodd Anderson氏を中心に制作されている。
Steamストアページによると,本作は「まだそうできるうちに,自分の記憶をアートへ変えていく」ナラティブアドベンチャーだ。切り紙やインク,絵の具,コラージュといったアナログな素材感を押し出したビジュアル表現が特徴で,数千点の切り紙やペイントされたフレームによって,手作業の温度を感じられる世界が形作られている。
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今回の試遊は20分弱だったが,ゲームの雰囲気はしっかりつかめたと思う。冒頭では,雨に降られた主人公らしき人物が,自転車を抱えて階段を下りていく。操作は基本的に移動とインタラクトのみで,何かを調べたり,人と会話したりしながら場面を進めていくシンプルな作りだ。
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ただし,単に会話を読んで進むだけのゲームではない。他愛ないやり取りや,ふとした出来事がトリガーになり,かつての記憶と思われる場面へと移り変わっていく。現実の風景から記憶の断片へ,日常の会話から内面のイメージへ。そうした切り替わりが,アートワークの変化と一体になって表現されている。
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試遊デモには,音楽ゲームのようにタイミングよく入力する場面もあった。十字キーの上下左右に合わせてノーツを押していく作りで,操作自体はシンプルだ。
ただ,流れてくるアイコンが指差しの方向で表現されているのが面白く,ここにも本作らしいアート性が感じられる。移動とインタラクトを中心に進むアドベンチャーではあるが,こうした場面によって,ただ眺めるだけではないゲームとしての手触りも用意されている。
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今回の試遊では,物語の全体像までは見えなかった。ただ,切り紙や絵の具,コラージュを用いたようなアナログ風の画面作りと,日常の会話から記憶の断片へと滑り込んでいく構成には,かなり独特の引力がある。派手なゲームではないが,筆者にとって今回のDay of the Devsエリアのなかでも強く印象に残る1本だった。
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