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「Hit Box Cross|Up」のKickStarterプロジェクトが開始。レバーを模したアナログスティック搭載の“レバーレス”コントローラ
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印刷2019/08/09 14:33

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「Hit Box Cross|Up」のKickStarterプロジェクトが開始。レバーを模したアナログスティック搭載の“レバーレス”コントローラ

 Hit Box Arcadeは本日(2019年8月9日),格闘ゲーム用アーケードコントローラ「Hit Box Cross|Up」KickStarterプロジェクトを開始した。目標金額は5万ドルとなっているが,8月9日14:00の時点で90%を達成している。

画像集 No.002のサムネイル画像 / 「Hit Box Cross|Up」のKickStarterプロジェクトが開始。レバーを模したアナログスティック搭載の“レバーレス”コントローラ
画像集 No.004のサムネイル画像 / 「Hit Box Cross|Up」のKickStarterプロジェクトが開始。レバーを模したアナログスティック搭載の“レバーレス”コントローラ

KickStarterプロジェクト「The Hit Box Cross|Up」


 「Hit Box Cross|Up」は,同社が手掛けるレバーレスコントローラ「Hit Box」の最新モデル。写真を見ると,普通のアーケードコントローラと変わらないレバーが配置されているが,これはPS4用コントローラ「DUALSHOCK 4」で言うところのアナログスティックをレバーに模したものとなっている。


 なぜ,従来のレバーを廃し,わざわざアナログスティックをレバーに変換したものが作成されたか。Hit Box Arcadeはその意図を明らかにしていないが,カプコンの格闘ゲーム「STREET FIGHTER V ARCADE EDITION」のワールドツアーである「CAPCOM Pro Tour 2019」において,使用可能コントローラのレギュレーションが改定されたことが,ひとつの原因だと考えられる。
 今回の改定で,「通常のレバーに加えて,方向ボタンの配置を禁止」する旨が記述されたのだが,「Hit Box Cross|Up」に配置されているものはレバーに模したアナログスティックであり,ルール上は使用可能なアーケードコントローラとなっているわけだ。

「Hit Box Cross|Up」のボタン配置。従来のレバー部分にはANALOGと記述されている
画像集 No.003のサムネイル画像 / 「Hit Box Cross|Up」のKickStarterプロジェクトが開始。レバーを模したアナログスティック搭載の“レバーレス”コントローラ

 ただし,改定後に4Gamerで行ったカプコンの綾野氏に対するインタビューでは,「アナログスティックを改造して無理やりレバーとして扱うといった,機械能力の変換は認められません」と回答されている。少なくとも同アケコンを使用して「CAPCOM Pro Tour 2019」に参加することは不可能であり,今後ほかタイトルにおいても,使用が制限される可能性があることを留意し,KickStarterプロジェクトへの参加を検討してほしい。

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 2019年6月21日,カプコンは「ストリートファイターV アーケードエディション」を競技タイトルとするワールドツアー「CAPCOM Pro Tour 2019」の公式規定を更新した。今回大幅に加筆されたのは,公式大会ルールの「CPTにおけるコントローラー利用の理念」部分。カプコンとしてどのような見解を示したのか,プロの賞金問題と合わせて綾野智章氏に話を聞いた。

[2019/07/27 00:00]

KickStarterプロジェクト「The Hit Box Cross|Up」

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